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「…セ…シワ…シ…ワセ…シワワセ…」――それが聞こえたら、死は間近。赤い服を着た幽霊が忍び寄り…… 斉木祐也は結婚間近の婚約者・香澄と式場見学に訪れ、そこでプランナーでかつての同級生・松田と再会する。松田から最高の式を約束され、幸せの絶頂を感じていた祐也。そんな中、離れた地元で同級生が事故死したことを知る。一方、謎の指輪を拾った松田―― 会社に置いて帰ったはずの指輪がなぜか鞄の中に入っていて…プレゼントと勘違いした松田の妻・ミサがその指輪を嵌めてしまう。「最近変な気配を感じるの…」恐怖に怯えるミサは松田、祐也の目の前で!!? ヒタヒタと迫りくる幽霊が「シワワセ」と呟く時、誰かが命を落とす…!?
絶対にキスをしてはならないそれが「アマゾネス・キス」の掟 「なんだこれは…」「こんな話になっていくなんて…」「嫉妬、悪意、野心、献身……読み進めるほど謎の勇気がわいてくる」。関連ツイートが15.1万いいねを記録。女性誌「anan」や占い誌「My Calendar」でも取り上げられた、いかがわしくも誇り高き人間ドラマ。アケミを巡る会員同士の撲殺未遂事件をもみ消し、違法すれすれの事業を進める純子は、はづきの占い結果を受けてある決意を固める。Sクラスに昇格し「次期アマゾネス」の称号を得るトレーナーは誰なのか!? 純子、エルザ、門抱、三人の過去から明らかになる「アマゾネス・キス」の思想の原点とは!? 虚と実、欲望と運命を貪欲に呑み込みながら物語は核心に向けて一気に駆け上がる…… ジムの後継者争いの始まりと「掟」の原点を描く戦慄の第2巻。戦慄の256ページ!!
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幻の傑作児童漫画の電子復刻 第4弾!本作は1968年から1977年まで『小学一年生』(小学館)に連載された幻の傑作漫画『ぺちゃこちゃん』の復刻電子まんが。「はなのたかこ」という名前なのに、はなぺちゃだから“ぺちゃこちゃん”と呼ばれるのが本作の主人公。小学1年生の明るくて活発で、ちょっと太めの女の子。ぺちゃこちゃんとかわいい妹の「まみたん」とはなの家の人たち、そしてボーイフレンドの「いっちゃん」やちょっとおませな「ゆうこちゃん」たちの楽しい毎日を描いた、ほっこり癒やされるほのぼの作品。著者は少女漫画の草分け的存在の今村洋子。子供の日常生活をほのぼのとして快活なタッチで描く作品は、1965年第6回講談社児童まんが賞受賞するなど絶大な人気を博した。
きらい! きらいきらい! なにもかもきらい! なにもかも雨と一緒に消えてしまえばよい! そう思いながら雨の中を歩く1人の少女・美沙都。お父さんとお母さんの仲が良くないから、帰ったって独りぼっちだと思っていた矢先、信号のところで、うずくまっている少年を発見する。思わず声をかけた美沙都であったが、少年は捨て猫を見ていたのだった。とりあえず家につれて帰る美沙都。少年の名前はたけるといった。少年の将来の夢は獣医だという。そして他の人の夢なら叶えてあげられるんだけど、僕の夢だけはどうしようもないんだと、寂しそうに語るたける。その理由とは? 《P》シリーズでおなじみ、北原文野先生がお贈りする、ふんわり不思議で、心温まる短編集。