『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描いた人気漫画家・尾瀬あきらによる意欲作もいよいよ第8集です!!寄席で憧れた落語家・惜春亭銅楽師匠のもとに入門した惜春亭銅ら壱(せきしゅんてい・どらいち)。しくじり(失敗)を起こし、叱られ、反省し、成長しつつある前座修業ではあるが……第8集では名作と呼び声の高い「芝浜」が丹念に描かれているほか、代表的な前座噺の「一目上がり」や、大根多演目「厩火事」が漫画で登場。落語ファンはもちろん、落語を聞いた事がない人にも落語の内容が分かると評判です。落語監修をつとめるのは今や人気落語家のひとり柳家三三師匠。巻末おまけまんがもあり、雑誌で読んでいる方にも、新しい発見のある一冊です。
就活をドロップアウトして、レンタル屋さんでバイトを始めた主人公の伊賀くん(23)は、実習期間も終わって少しずつ仕事にも慣れてきたものの、ひとめ惚れした1コ上の先輩・白川さんとの関係はまったく好転する気配がない。白川さんは、とにかくマイペースな映画マニア。ルックスは悪くないのに、他人とつるまない性格のせいで職場ウケも最悪。彼女がいつもつるんでいる同僚・小島さんと2人セットで「圏外」と呼ばれており、恋愛対象からは完全に除外されている…。それでもメゲないのがいいところの伊賀くん。白川さんと浅草の映画祭に出かけてみたり、必死で映画の知識を深めたりしてみるものれんに腕押しの毎日は続く…。職場の先輩達との雑談のネタにもできないビミョーな恋心を抱えて今日もバイトに向かう伊賀くん、、、はたしてこの恋、進展することって…あるのか??