野愛
11ヶ月前
心地よいモヤっとに向き合う
絶対子ども向けではないけれど、童話っぽさ寓話っぽさがある作品。 小さくてかわいらしい死神が人間のような感情を抱いて…というのはまあある話だけど、ここまでスカッとスパッと終わるのは珍しい気がする。 人間味があるようでない666が次々と死神を倒していくのは爽快さすから感じるけれど、これではい終わり〜だからこそモヤっとする。悪い意味のモヤっとではなくて、ここではじめて問題提起をされたようなモヤっとさ。 読者側がなんらかの結論を見つけないといけないんだろうな、とぐるぐる考えてしまう。 全部説明してくれる親切な漫画ばっかりじゃなくてもいいもんね。
666番目の死神
ジゃンプ
3
わかる