mampuku
1年以上前
量産スカッとジャパンかと思ったら良質な寓話ホラーだった
ネットの誹謗中傷、犯人はまさかの〇〇だった…!?開示請求で人生崩壊!ざまぁ!的なよくあるやつかと思って読んでたら思いのほか中身があって面白い漫画でした。法律の勉強にもなる。 見えない悪意と戦うことのしんどさを描いた1巻、何気ないRTが破滅を招いた2巻、今なお変わり続けるネット社会に翻弄される3巻。どれも誹謗中傷に加担してしまう人は老若男女問わずいろんなところにいる、ということを非常にわかりやすくビジュアライズしてくれている漫画でした。これを読んであるある、と「他人事」になるのではなく「自分も気をつけなければ」と思えるかどうかでこれからの社会を乗りこなせるかどうかが決まるのかもしれません。
しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~
左藤真通
富士屋カツヒト
清水陽平
7
わかる