名無し
1年以上前
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004494.000001719.html 『出禁のモグラ』3巻発売記念フェア「巨大化け猫イケブクロさん×池袋フェア」を通じて、1~3巻を一気買いしました。 『鬼灯の冷徹』を好んでいた私としては、「『出禁のモグラ』は肌に合わないのかもしれない…」という不安を抱いていましたが、たちまち本作の面白さに惹かれ、ハマりました! 主人公のモグラ氏を取り巻く主役達(および近親者)のキャラ性が結構濃いです。 真木栗顕に憑いて以来、普通のレッサーパンダから「ぶすくれレッサー」の風貌になったマギー君が可愛いです。 (^v^) 私的に言えば、『鬼灯の冷徹』×『銀魂』×『オッドタクシー』を合わさせて2つの割ったような内容のストーリーです(それが一因して、私がイメージするモグラ氏のCVは杉田智和、真木のCVは花江夏樹に固定されている状態です)。 『鬼灯の冷徹』とは対照的に、『オッドタクシー』と共通するシリアスさが強調しており、「ミヤちゃん編」は姉妹の美醜問題、「咲良子編」では当人の自己肯定感が皆無なために引き起こされる家庭問題(暴言支配夫、娘疎外親≒娘利用親)が克明に描かれています。 三巻に収録されている新たなエピソード「人魚様編」は、ミステリーホラーやサイコスリラーが盛り込まれた長編エピソードであり、孤島にある「村社会」の風刺描写も取り込まれています。 残念ながら途中までしか収録されていないので4巻待ちになります(単行本派にとっては歯痒く感じてしまいます)が、先を見届けたいので4巻は必ず購入します。 『出禁のモグラ』の結末が「綺麗に終わったラスト」になるよう本作の連載を応援しますので、宜しくお願い致します。