美しいもの
鳥井泳
寂れた避暑地の美術館。 学芸員として働く灯台守は迫る閉館を前に、やりたい事を見失いながら日々を過ごしてた。 そんなある日、遠方から一人の少年が訪れ、一枚の画をじっと見つめていて。 美術館には似つかわしくないその少年が語る、画に秘められた想いとはー。 新鋭が贈る、記憶と邂逅の鮮烈読み切り。
読切