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甘々と稲妻
料理とともに「言葉では説明できない関係性」を描く物語
甘々と稲妻 雨隠ギド
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2013年に連載開始した本作、初登場時は5歳だったつむぎ、高校1年生だった小鳥が連載6年を掛けて少しずつ成長していき、つむぎが幼稚園を卒業した段階でもう感無量だったのに、最終巻で小鳥の卒業→つむぎが中学生まで一気に成長し、番外編に至るとつむぎが大学生に。長く追いかけてきた作品だけに、時間の流れを感じて感慨深くなってしまいます。 一般的にはグルメマンガに分類される作品だと思うのだけど、私は登場人物の「関係性」を描き続けた作品だと思っています。例えば11巻のホワイトデーのお話。(作中でもちよが言うように)犬塚先生に対する小鳥の感情は恋愛感情と呼ぶことができるかもしれない、でも小鳥はそれを恋愛ではなく、かといって父性とも少し違う、『もっと複雑な』感情として捉えています。男女間にある好意なのだから恋愛感情に近似してしまうと、いうのは簡単ですが、あえてこの「一言では説明できない感情」を言葉では言い表さずににマンガという表現の中でで描いている、そこに私は一番の魅力を感じていました。 これ以外にも、小鳥としのぶやちよ、しのぶと八木ちゃん、犬塚先生と兄、つむぎと祖母等々、思い返せばキリがありませんが、この様々な「言葉では説明できない感関係性」を表現してきた作品がこの『甘々と稲妻』という作品だと思うのです。 2016年にはアニメ化もされた人気作ではありますが、完結を機にもっと多くの方々に読んでもらいたいと思う、私にとってとても大切な作品となりました。 全12巻読了。
よすがシナリオパレェド
設定の妙とそれに見合う熱量を兼ね備えた作品
よすがシナリオパレェド 三田誠 川崎宙
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物語を読むことが出来ない体質の主人公がシナリオライター集団の運営する喫茶店と出会うという物語。 設定を提示しつつ1巻で最初におっさんライターに活躍の場を設け、これから個々のライターに焦点を当てていくものだと思ってたら、2巻で伏線を回収しつつ主人公を物語の中心に一気に引き込む素晴らしい展開。この巻での盛り上がりも十分作ったうえで次巻に更なる盛り上がりを期待させる引き方、まさに美しい"序""破"となる1~2巻。ここからどのような"急"の展開になるのか楽しみで仕方ない。 文芸がテーマのマンガだと最近では「乙女文藝ハッカソン」や「ほしとんで」などが思い当たるが、今作では登場するのが職業作家であり、そういう意味では根底にあるテーマは「響~小説家になる方法~」に近いのかもしれない。ただ、2巻まで読んだ所感としては、創作の楽しみや才能というテーマも含みつつ創作に対する熱量をより全面に出しているような感じがする。原作の三田誠さんもあとがきで触れていらっしゃるけど、印象としてより近いのは(文芸ではないけど)「ブルーピリオド」だったりする。 2巻まで読了。
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稲井カオルフォローをしました
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杉谷庄吾【人間プラモ】フォローをしました

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