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「よろしくね、僕の〈許可証(カード)〉」 19世紀末――絶対的な階級社会と化した大英帝国・ロンドン。警察官オスカー・ガルシアは困っていた。毒物混入事件の捜査に乗り出すも貴族絡みと分かると上層部は及び腰。手がかりを求めて向かった先は…紅茶専門店『camellia&rose』。オスカーの愚直さを気に入った義眼の店主セオ・アトリーは、捜査への協力を申し出るが… 「僕、大罪人なんだよね――あの店は僕の牢獄」 店に囚われるセオの外出許可証・通称〈カード〉に任命されたオスカー。やがて彼はセオの瞳の奥に揺らめく復讐の炎を知ることになり――? 義眼の紳士×堅物警官が、貴族社会の血塗られた裏側を往く――数奇なる運命の物語。
[ドラマ化も果たした大人気ぴゅあっぴゅあオフィス・ラブコメ、最新刊!!!!] 老舗お菓子メーカー、 ミツバチ製菓のエース・高嶺華(タカミネハナ)。 誰もが振り向く美貌に、誰もが一目置く企画力。 そんなハナさんの正体は――!! 恋愛レベル小学5年生! ポンコツ後輩社員・弱木強(ヨワキツヨシ)に恋する純情乙女なのであった! 憧れのハナさんに追いつくべく、 青森工場へ異動してきた弱木だったが…!?工場内に鳴り響く舌打ち、鬼のような形相の工場班長。弱木には、もう二度と、会えない…!!? “遠距離恋愛”編、最高潮!!!! 離れて気付いた大切なキモチとは…!? 離れていても、募り積もる“大好き”!!!!!働く大人たちの青春が詰まった、感動の第10巻!!!
6人目の王妃は誰だ――!? 1542年、2月―― ロンドン塔のタワー・グリーン。大人たちの都合で祭り上げられ、わずか17歳にして“5番目の王妃”となった少女が、ただ恋人を愛したばかりに裁かれ、数多の血を吸い込んだ断頭台に上ろうとしていた。「私がお前のために祈ろう」 庶子であり、無力な7歳のエリザベスの言葉は、彼女の魂を救うのか。それから半年後。22歳になったウィリアム・セシルは、父王であるヘンリー8世の存命中に、エリザベスの王位継承権復活を目指す。「あの王はいつも女で動く」 目的遂行のため、助言を得たセシルが目指したのは、“6番目の王妃”の擁立だった――!! 第二章“王妃交代劇編”クライマックス!!