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亜純が出社した途端、係長が「夏コミのチケット手に入る!?」と聞いてきた。会社の大手取引先のロックレア氏が去年の冬コミで味をしめ、今回は友人も連れて行きたいと言ってきたらしい。係長が矢田課長にロックレア氏の来日を報告するが、課長はなんだか魂が抜けたようになっている。同人誌の入稿が厳しいのかしら。人員削減でサービス残業も増えちゃったし…。ロックレア氏を空港に迎えに行くとエラリーというおたくを連れていた。タクとメール友達だと言う。早速タクと連れ立ち、おたく聖地巡りに出掛ける。ロックレア氏はまんが喫茶に行きたいと言うので、亜純が連れて行くと課長がこっそり同人誌を描いていた!? 何やら事情があるらしい…!?
銀座のクラブ「S」で働く事となった小夜は、最初こそ上手くターゲットの霧生に近付けたものの、その後連絡が取れなくなってしまい、焦っていた。それに、霧生の懐に入り込む為には、もっと銀座の夜の女として地位を確立しなければならない。まずは霧生以外にも指名客を増やさなければ――…。しかし銀座には永久指名制度というルールがあり、全くの素人である小夜が新規客を得るには相当な努力が必要だった。しかも、「S」のNo.1セイラに目を付けられた小夜は、卑怯なやり口で罠にかけられてしまう! 愛憎渦巻くネオン街を舞台に繰り広げられる注目の復讐劇第2巻は、第六夜~十夜までを収録。巻末に筆者のあとがき・初期のキャラ表有り!
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【谷口ジローコレクションについて】世界的に高い評価を受けるグローバルなマンガアーチスト・谷口ジロー。今回は小学館との共同出版で全10冊を刊行。「谷口ジローコレクション」と銘打ち、紙書籍版ではB5判の特製本となります。2021年10月より毎月刊行。小学館は(1)父の暦(2)遥かな町へ(3)冬の動物園(4)欅の木(5)青の戦士を刊行。双葉社は『「坊っちゃん」の時代』シリーズ5冊を刊行します。【本書の内容】ハレー彗星が長い不吉な尾を曳いて地球に接近したのは、明治四十三年だった。彗星の淡い光芒とともに歴史の舞台を横切った秋水、須賀子、寒村、そして血気に満ちた不運な青年たち――。明治から現代を照射する関川・谷口コンビの力作第四部。