ひとつ屋根の下で暮らすもぐ、ぷうちゃん、ぺろぽん。一日が終わる夜のじかん、もぐたちはどんな過ごし方をするのでしょう。漫画家こやまこいこの人気連載! ~この世界のどこかに住む妖精と元ぬいぐるみのヘンテコでやさしい物語~ 花椿webで連載中の本作が分冊版になりました。がんばった日は無理をせず休憩。少しさましたお茶を飲んで、時には映画をみたりして、もしあなたが悩んでる日は、ただそっとそばにいるよ。タイムスリップをしたり、世界を救ったりはしないけど、もぐたちの様子を覗いていると、クスっと笑えて、時にとても温かい気持ちになります。おやすみの前に愛らしい3人にもう一度会いたい。だって、3人に会うと安心するから。SNSでも反響続出! 「疲れているときに読みたい」 「めちゃくちゃかわいくてふわふわで優しい」 「毎回かわいくて癒される」 「心がよしよしされた感じ」 一コマ一コマ、隅々につまった愛情をご体感ください。★登場人物 もぐ:よく思い悩む妖精 ぷうちゃん:しっかり者の元うさぎのぬいぐるみ ぺろぽん:いつも一生懸命の元ハムスターのぬいぐるみ ★目次 第43夜「なんとなく気になる場所」 第44夜「ぷうちゃんとぺろぽんの夜」 第45夜「ひとりでも大丈夫?」 第46夜「たき火」 第47夜「思いながらつくる」 第48夜「つぴちゃんのおでん」 第49夜「お引越し前夜1」 第50夜「お引越し前夜2」 第51夜「お客さん編~届いています~」 第52夜「もぐの夜」 最終夜「はじまり?の夜」 オールカラー 電子書籍特典:好きな夜の過ごし方
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「愛」を知らない医師と、傷ついた「天使」。ふたりの絆の物語。幼い頃に両親を亡くし、養父から理不尽な暴力を受けて育った三上。心を固く閉ざし、誰かを信じることをやめ、誰かを愛することをやめ、自分の力だけを信じて生きることを強く決意した。医者になり先生と呼ばれるようになった今でも、他人に心を許したりはしない。ある夜の仕事帰りに、草陰に隠れた白い足が三上の目に止まった。人が倒れている。それは、天使のように美しい少年だった。傷だらけで、意識は朦朧、そして明らかに痩せている少年…。痛みに喘ぐ少年は三上を見ると微笑み、不思議な言葉を放った。「まほうつかい、みつけた」…魔法使い?一体なんのことだ…?