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タイニー・ロウはラオス解放軍第四師団第十二中隊所属の少女兵士。日本人の父親とラオス人の母親の間に生まれたタイニーは、まだ17歳ながら凄腕としてその名を知られる狙撃手(スナイパー)だ。ある日、タイニーたちの駐屯するムアンロア基地が政府軍のヘリコプター部隊に奇襲攻撃を受ける。基地は壊滅し、たった一人の肉親だった兄も無残な屍に…。解放軍を裏切り敵に情報を漏らしたのは、高岡、猪股、藤堂の、三人の日本人傭兵。戦場ではタイニーの命を救ってくれたこともある三人だが、ラオスとの麻薬ルートを開拓したい日本のヤクザからの莫大な報酬に目がくらみ仲間を売ったのだ。解放軍司令部の命令により、タイニーは帰国した三人を追って、亡き父の母国でもある日本へと向かうことに――。新宿を舞台に、凄腕スナイパーの少女と、ヤクザ、中国マフィア、そして傭兵たちが入り混じっての壮絶な戦いが幕を開ける!
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Webで人気の「少女アラカルト」書籍化第2弾! 「10年前の君と、10年後の君のお話。」を始め、4ページ単位のショートストーリーををまとめた連作短編コミックです!SNSへの漫画の投稿が話題となり、瞬く間に人気シリーズとなった「少女アラカルト」。その数々のエピソードを収録した、にいち初の作品集『彼女の季節 ―少女アラカルト―』は発売前重版を皮切りに版を重ねている。本書はその「少女アラカルトシリーズ」第2弾。数々のメディアでも取り上げられ話題になった「ひまわりと石畳」や、驚異のふぁぼ数を叩き出した「10年前の君と、10年後の君のお話。」など、Twitterやpixivに投稿されたショートストーリーに加え、描き下ろし作品となるプロローグとエピローグ「夏色の君へ」も収録。巻末には前作で好評だったイラストギャラリーも収めています。