●あらすじ●のび太とドラえもん、それにジャイアン、スネ夫、そして、しずちゃんの五人は、流れゆく惑星群をじっくりながめることができ、高級ホテル並みの設備をととのえた終着駅不明のミステリートレイン、銀河超特急に大満足していた。しかし、とつぜん、凶悪な宇宙盗賊団におそわれ、列車はあえなく近くの惑星に不時着。たちこめる霧の中、盗賊団の二次攻撃に身構えるのび太たち。ところが、数発の花火が打ち上がると、霧がうすれ、目の前に、なんと宇宙最高の夢の遊園地、ドリーマーズランドが現れて、のび太たちを歓迎していた!! 盗賊団の襲撃は、じつは遊園地のアトラクションのひとつだったのだ!! そうとわかって大喜びするのび太たち一行。だが、そのとき、近くの惑星にいる謎の生命体が、のび太たちのいる惑星にスパイを送りこんできた!! この生命体は敵か、それとも味方か!? 極上のミステリーとサスペンスを楽しむなら大長編シリーズ第16弾!!
“日常をはみだそう、新しい世界が待っている”「すごいバランスで生きてんのよ、ほんときせきだと思わない?」“触ると一週間で死ぬ”不思議な生き物を追う孤独な高校生・虫野は、謎の少女・意イトと出会い…(ムルチ)、心を閉ざした少女・サリィが海岸で拾った不思議なガラクタ“ロボ”の秘密とは? (七色岬)。IKKI新人賞「イキマン」受賞後、惜しまれつつ34歳で急逝。生涯を通じて「闇の中の一点の光」を求め続けた著者―― その魂に触れる、珠玉の青春ファンタジー・全6編。 ――健は、2008年の年末、生まれ育った町・福岡県大牟田市で亡くなりました。「イキマン」受賞から半年足らず、突然の事でした。残念ながら受賞後第一作は完成に至りませんでしたが、編集部で過去の作品をご評価いただき、このような形で、健の世界により多くの人が触れる機会をいただけた事を嬉しく思います。彼にとって、漫画は、たったひとつの夢でした。 ……漫画を読まれた方が、楽しい気持ちになったり、ちょっといい事やおもしろい事がありそうな気分になったら、彼にとって一番の喜びだろうと思います―― (三隅氏の奥様のあとがきより)