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中華を拒絶した「台湾人の台湾」を忘れまい。2000年、長い一党支配が終わり、初めて民主的選挙で政権交代した台湾。徹底取材によって、この「国産み神話」誕生の瞬間を記した本書は日本、台湾でベストセラーになったが、潜在していたタブーも炙りだしてしまい、中国統一派によるバッシングや入境禁止処分などの騒動を巻き起こした。だが、2008年、台湾は再び国民党政権に逆戻りしてしまった。目先の経済的利益を優先した彼らが直面しているのは国家のアイデンティティ崩壊と急速な「中華化」だ。国家とは何か。ナショナリズムとは何か。台湾を見守り続ける著者の衝撃作を、加筆した文庫版を電子化。フィックス型EPUB170.1MB(校正データ時の数値)。【ご注意】※レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
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毎日が事件の連続!女のドキュメントコミック。隔月漫画誌「嫁と姑デラックス」(2014年2月号)の電子再編集版!■特集『続・不幸の連鎖』どこまでも追いかけてくる不幸の連鎖…。愛と暴力…金…自ら招く不幸も然り、身内の呪縛からも逃れられない!美堂ひさ『母と娘』桜サク『水の底にいるような』横嶋やよい『私が生んだモンスター』小堀亮子『それが私の生き方』小牧成『愛想違い』一色都代『タクシーママ』清水さゆり『戻らない夢』桜井まり子『禁猟区』サイキ敬子『いちばん大切なもの』たかくわ史子『PとTの狭間で』※本雑誌に掲載されているものは、すべて読み切り作品です※本雑誌は「嫁と姑デラックス」(2014年2月号)を電子配信用に再編集したもので、表紙や誌面内容に関しまして一部変更がございます。
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大人気の本格ホラーコミック、霊能者緒方克巳シリーズ最新刊!究極の読心術を操ることで話題の超能力者・磨美香は、否定派の坂浦教授とテレビ対決を繰り広げる。しかし、まったく心をひらかない坂浦を前に読心を失敗し自殺未遂にまで追い込まれてしまう。彼女が本物の力を持っていると見抜いて、救出に乗り出した克巳は、教授の心の謎を解くために彼に憑依している霊を引き出すが…。信仰心の闇に隠された、過去のおぞましい真実をあばく「こころの鍵」。そして、影を背負った文学青年と家族の絆が描かれる表題作「小さな密告者」。克巳たちと同じ大学に通う新進気鋭の作家・羽沼リュウは、キャンパス内でも注目を浴びる中、次の作品の構想を練っていた。その題材は、完全なる“殺人計画”で!?公園のブランコで一人、彼の帰りを待ち続ける妹の沙音香が打ち明けた、兄への思いとは…。このほか、すれ違う夫婦の切ない愛情を描いた短編「最後の珈琲」を含む、計3本を収録した大学生編、気迫あふれる心霊サスペンス、ついに第10巻の発売です!