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毎月１、２度、抄子の部屋には抄子の親友だと名乗る女が訪ねて来る。百合は小学生の頃からの腐れ縁で、いつもクラスの人気者だった。抄子も当時は百合と友達なのが自慢だったが、出会う男を百合に横取りされて、抄子は百合を避けるようになった。そんな彼女を見透かしてか、百合は抄子の行く先々についてくるのだ。だから抄子は百合に復讐するため、一度は奪われた恋人で今は百合の夫である雄一郎を、百合から奪い返してやろうとするのだが…？

多映子は幼なじみの文雄と婚約したばかり。近頃彼女は、挙式寸前に逃げ出す夢を見る。これでもう６度目、相手の顔は解らない。正式な結納も済み、あとは式を待つばかりなのに、晴れ晴れとした気分とは何かが違う。そんな時、多映子は文雄たちと遊んだ幼き日の浜辺を思い出す。「小さい波から数えて九番目の波が一番大きいのよ」…。マリッジブルーに揺れる女心を描いた表題他、女達の出会いと別れの恋愛短編集。

一度きりのつき合いだって言ったじゃない。同じ男となんてまっぴらだわ。週末は六本木へ出て、毎回ちがう男と出会って、毎回ちがうホテルへ入って、毎回ちがう夜を楽しむ。それが私、過激で遊び人の編集者・増田ちさのシュミ、生き方！なのに強引なアイツが、何度も私の夜に割り込んで来て…!?　『じゃじゃ馬ならし』。綾部匠子が描く、大人のラブコメ・オムニバス。

杉浦亜矢は“筑波サーキットの阿修羅”の異名を取るＡ級ライセンスドライバー！　新田自動車の営業部所属。だけども社長Ｊｒの求愛を鉄拳＆罵倒で丁重にお断りし、亜矢は曲者揃いの企画十課に飛ばされた。そこで出会った長谷川慎。会社のイメージマヌカンで、いつも寝てるか寝ぼけるかしてて、初めて聞いた寝言は「おいで雅彦、愛してる」!?　こんな連中に染まってたまるかと、営業部への返り咲きに燃える亜矢。だけどもゲイ（？）の慎に、何故か知らんが求愛されて…!?

突然死んでしまった恋人の子供をたった一人で生んで育てたミステリー作家のママが子供を有名小学校に入学させるためにパパを作ってしまおうと大胆な作戦をするが…

婚約破棄、拒食症、自殺未遂――。全てを失った時、立ち直るきっかけをくれたのは“合コン”のお誘い。その後、合コン回数1000回以上、出会った男性3000人!!　数々の失敗と迷いの末に幸せをつかんだ著者だからこそ書けた“合コン黄金メソッド”と“運命の人の見極め方”をストーリー漫画の名手・深森あきがコミック化しました。目からウロコの恋愛マニュアル満載の一冊です。