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お人好しの両親が借金を背負い、田舎からひとり、叔父を頼って東京に出て来た栞。片桐士朗、19歳上、39歳で大学の生物学准教授…しかし初めて会ったその叔父は、信じられないほど若くてイケメン!!一緒に暮らす内、どんどん「シロさん」に惹かれていってしまう栞だが…!?…というのは実は勘違い!!栞が叔父だと思い込んでいるこの男、海外出張中の士朗の家に居候している教え子・片桐航太という全くの別人なのだった。最初の行き違いが元で、本当のことを言うチャンスを失ってしまった航太は、「シロさん」のフリをしたまま叔父として栞に接する。あくまで「叔父と姪」という関係のまま、温泉旅行に行ったり!?どんどん距離が縮まってゆくふたり。そしてついにお互い「告白」を決意した時、「本物」の士朗が帰ってきてしまい…!?秘密を抱えたまま、よこしまな想い募らせるた恋の行方は!?
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パリ社交界のスキャンダルを描いたラクロの古典的名作『危険な関係』を、この作品をこよなく愛する、さいとうちほが独自の解釈で完全コミカライズ!「愛して、征服して、捨て去ること」それは稀代のプレイボーイ、トリスタン・ド・ヴァルモン子爵にとって、自由を唯一の友とする放蕩者(リベルタン)としての最高のプライド。そんな彼の甘い罠の標的となったのは、清純な美少女セシル、敬虔なトゥールベル法院長夫人、そして盟友でもあるメルトイユ公爵夫人という、年齢もタイプも異なる3人の女性たちだった。しかしこの危険なゲームは、次第に彼自身にもその刃を向け始め…?はたしてゲームの勝者は?そして真の勝利とは…?男と女。愛と自由。欲望と純愛。現代にも通じる普遍的なテーマが、新たな息吹とともに鮮やかに甦る!