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小学6年生になったマオは、どうやら反抗期を迎えた様子。仕事と偽って外出し、補導されてしまい…!?母と子の芸能界漂流記、最終章!!マオとりんりん主役の番外編『子役達の分際で！』、オタク家族の冒険を描いた珠玉読み切り『オタ風家族』も収録。

拓也の子を妊娠し家出した葵に再会する宗次郎。ふたりは、お互いを受け入れるか…。『彩りのころ』は、昭和51年から52年にかけて週刊セブンティーンに連載され爆発的な人気を得ました。昭和61年に『このこ誰の子？』（フジテレビ系）としてドラマ化もされています。津雲むつみの作家生活30年の中で代表作と呼べる作品のひとつです。

札幌の出版社に勤める私の目の前に突然現れた、助平で野卑で騒がしいヒゲ面男……。深入りすまいと思いながらも、いつしか私はそんな奴に惹かれていく――。春が近付くと、パウダー・スノーも雪だるまができる雪になる――

大学生・島津明姿（しまづ・あしな）は、自分には覚えがない行動を友人に指摘されて困惑する。その後、二人の女性から自由になりたいと訴えられる夢を見た明姿は、おじさまと慕う精神科医・翔平（しょうへい）のもとへカウンセリングに行く。そして翔平の指示で目を閉じた明姿は、セクシーで大胆な華蓮（かれん）と知的で冷静な知美（しるび）という２つの人格を出現させて……!?

その昔、暴走族のレディスのリーダーだった花子（はなこ）は、20歳を越えた今でもそのレッテルから引退できず、変わりばえのしない日々を送っていた。そんなある日、路上で故障していたロールスロイスを鮮やかに修理した花子は、その車に乗っていた財閥の御曹司・聡一朗（そういちろう）に一目惚れされ、交際を申し込まれるのだが……!?

女の子に人気の「ルミちゃん人形」をめぐる少女殺人事件の謎を追う教育実習生・安西毬子（あんざい・まりこ）の活躍を描いた学園サスペンスミステリー。五年生の時に転校した小学校へ教育実習でやってきた安西毬子は、自分が小学生の頃に教育実習生だった吉川守（よしかわ・まもる）と再会する。そして吉川が担任のクラスで実習をスタートした毬子だったが……!?

25年前、同じクラスの平田（ひらた）とキスをした過去が夢に出てきた40歳の主婦・坂上詩織（さかがみ・しおり）。その翌日、中学校の皆から恐れられていた平田が、詩織にいきなりキスした後にバイクで事故死した事を回想する詩織は、その時に流れていたテレビ番組の影響で「生まれ変わり」を意識する。そして家に遊びに来た娘・麻美（あさみ）の友人・小田切（おだぎり）から、自分は平田の生まれ変わりだと言われた詩織は……!?

ダイエットに励むため山路（やまじ）の屋敷で暮らす事にした大福満充子（だいふく・まみこ）は、突然現れた山路の一人娘・ユリエの隠し子だという怜二（れいじ）と対面する。その時、彼が本当に山路の孫なら自分は遺産を辞退しようと考える満充子は、遺産を狙う支店長の企みだと語る弁護士・御影（みかげ）に感情的に諭される。その後、モデルのリカに出会った満充子は、ダイエット停滞期の乗り切り方を教えてもらうのだが……!?殺人事件の真犯人はいったい誰なのか？意外な犯人に驚愕する完結巻。