読切マンガの感想・レビュー4449件<<158159160161162>>40年越しに果たされる、亡くなった親友との約束私と猫と二十歳の君と あさひよひ名無し読んでいてなんとなく「もしや…?」と思って調べたらやはりBLも描かれている作家さんでした。この設定でBL描いたらめちゃくちゃ良さそうだなと思いながら読みました。堅物とネアカの組み合わせ好きなので…今まで描かれた作品も読んでみたいですね。 40年に一度しか咲かない花、ニューサイランのことか、それをモデルにしているようです。その花が咲くかどうかの勝負をしていた矢先に亡くなってしまった親友が、その勝負の決着をつけるために亡くなった当時の20歳の姿で主人公の元へ戻ってくるのですが、戻ってきたのは勝負のためだけじゃないということが最後にわかります。美しかったピカレスク 秋川星名無し※ネタバレを含むクチコミです。読むタイミングによっては号泣してたと思う #読切応援おしゃべりな人魚 鯖ななこnyae自己肯定感がとても低くなっている時にこれを読んでいたら、オイオイ泣いてしまったと思う。主人公には「ちゃんとすること」を強要してくる親がいたけど、それでもそばでずっとちゃんと見てくれている人がいてよかった。 歩は最初は薄情な最低野郎だなと思ったけど、振り返るとお風呂掃除のくだりとか、考えてみればあれは最低野郎の行動じゃなかったなと気づくなど。 鯖ななこさんの漫画は面白いな。黒髪の美しいメイド、エミリーの日常エミリーは魔女シリーズ 大上貴子名無しこれ前にも掲載されたものなんでしょうか、エミリーは魔女というシリーズタイトルですが、魔女らしい描写があまりなかったので… ただこの作品はかなり好きです。 エミリーが、森薫先生のエマを思い出させる黒髪の美女メイドで、生意気だけど可愛い坊っちゃんのお世話をしてるようです。無表情なところが逆にドキッとするほどの魅力があります。 1話が短いので2話載って丁度いいくらいですね(個人的にはもっと載ってても嬉しいですが)。 いつか単行本で読める日が来るといいなと思っています。 もっさもさのヒゲが好き!な女の子おもしろい髭 安彦晴名無し本当は大好きなのに照れちゃって、つい「きもい」って言っちゃうところとか可愛いな、と微笑ましさを感じながらも心のどこかでドキドキそわそわするというか、この子はこの歳で「フェチ」があるんだなあとなんとも言えない気持ちになりますねえ。。はい。。。 もっと話題になるべき読切!! #読切応援R.P.F.D. 杉浦价祐メメジャンプSQにこんなすごい読み切りが載っていたとは、今まで完全に見逃してた!これもっと話題になっててもおかしくないと思います。 地球に彗星が墜落し、「蛹(さなぎ)」という巨大な虫の大量発生により人間は捕食され、人口が半分になってしまった。しかし同時期に人間の体に発現した「拡張器官」というものが蛹に対抗できることが判明し、2095年現在、蛹駆除は仕事としてスタンダードなものになっている近未来が舞台。 主人公は蛹駆除の仕事をしているケイとナナミの女の子二人組。どちらも気が強くてぶつかってばかり、上司にも怒られてばかり。 そんなふたりがとある解体予定のビル内にいるとされる蛹の駆除を依頼されるが、そこにいた蛹はいつも駆除しているものとは違い…というのがメインのストーリー。頭で考えずに反射で動くガサツな2人が頭を使って頑張る姿が応援したくなります。アクションシーンの作画も完璧ですし、ドタバタ劇のコメディとしても最高に面白い。 拡張器官とか、設定が凝っているので続きをぜひ描いて欲しい! ただ、デカイ虫とか虫の大群とかが全く駄目な人には薦めづらい。笑今しか描けない沁みる読切お賽銭 野村宗弘名無し俳優業で上手くいってバイト生活から抜け出せますように、と初詣に行こうとしたけれど、遠くの国から働きに来てお正月も家族に会えない人のことを考えて「世界平和」を願うことにするというのがジーンときますね。で、結局コロナの影響で役者仕事がなくなり、相変わらずバイト生活のまま、というオチ。今しか描けない「どうしようもなさ」が伝わってきます。 前回の読切「マツザカ」がよく分からなかっただけに、余計に良さが沁みた気がします笑 笑いのセンスが新しい読切!ボーンコレクション(読切) 雲母坂盾たか※ネタバレを含むクチコミです。読んだことない世界観! #読切応援青空学校入学願書 はりまパン祭りとにかく描き込みが凄くて、とにかく読んで楽しい気持ちになる読切。 未知の生物だらけになってしまった地上から逃げ、人類が地下シェルターで生活をはじめて千年。修学旅行で地上へ来ていた真面目な女学生・スズキさんは、同級生の手により崖から突き落とされてしまう。しかし崖の下で魔物から助けてくれた男子学生二人組に出会うことで、閉ざされた地底にいたらわからなかった、世界の広さを知る、というお話です。 面白いのが、男子2人(ホンダとカワサキ)が地上にいる理由が、千年前の日本で描かれた「ヤンキー漫画」の続きを探すためで、彼らはその漫画を「古代の書物」として扱っていること。でも、漫画を読んで心が躍ったり震えたりする様子は、今と全く変わらない。千年後の子供達と、やっぱり漫画は最高だよな!という気持ちを共有できたようで嬉しくなりました。 すごいデビュー作だなと思います。次が楽しみ。大好きな兄への想いにゆらゆら揺れるブラコン・ブランコ 阿東里枝名無し血のつながった兄・ゆうまへの恋心に、許されないと思いつつも他の女が近づこうものなら脅迫もいとわない妹のゆうな。しかしあるきっかけにより、たとえ兄妹でも許されない恋など無いんだという思いに至り、ゆうまへ気持ちを伝えようとするが… 最後はちょっとびっくりだけど切ない結末でした。 冨樫原作のオリジナルカードゲーム漫画悪天ウォーズ 冨樫義博 水野ハチ名無しいまや日本の漫画家でもトップクラスに有名な冨樫義博のかつて描いた『幻のネーム』を原作に、新進気鋭の作家、水野ハチが漫画にした作品。前後編の構成で、2017年のウルトラジャンププレミアムの9月号と11月号に掲載された。 ざっと概要を説明すると、タイトルの『悪天ウォーズ』はそのままカードゲームの名前で、天使軍と悪魔軍に別れて、王を倒せば勝ちという、将棋をベースとしたオリジナルゲームだ。面白いのはここに実際の『天使と悪魔の代理戦争』という物語の筋を足しているところ。主人公は天使軍を使って、仲間とともに悪魔への対抗をはじめるという流れになっている。 ゲームそのものの奥深さや少年漫画的な面白さが垣間見える本作だが、元がおそらく連載用のものであったため、やや詰めこまれすぎている印象は受けた。また、後編の意味深な幕切れも消化不良といった感を拭い取れない。なかなか面白いが、ちょっと物足りないかもしれない。そんな印象を受けた作品だったダサかっこいいが…HEAVY METAL YANKEES 川田名無し地球が荒廃して生き物が住めなくなり、人間は全身を機械化して生まれてくるようになった世界が舞台。学校に転校してきた主人公が、特殊なギミックで不良どもを喧嘩で倒すという内容なのだが…設定はバリバリのSFだけど、中身はダサかっこいい不良マンガのノリに近かった。ダサかっこいい良さはあるのだけど、どうしても火ノ丸相撲のような熱さを期待してしまうので、主人公の武器が小物っぽく思えてしまった。細かい技の勝負より、正面からぶん殴れるような武器だともっと好きになれた。アノミアーズアノミアーズ 亀島潤斗リリーとても良かった、 内容もさることながら、絵のクオリティーが半端ない❗ また、作品出してください🙋 このBLどこに売ってますか…? #読切応援レオンの誕生日 あおきいっぺい。nyaeレオンとらいがのふたり、可愛すぎるよ…🦁 いやゲッサンに載ってるし、兄弟かもしれないし、全然BLじゃないかもしれないけど、とりあえずお礼だけ言わせてください。幸せをありがとう。 たったひとつ願いが叶うならば、続きが読みたいです。 というかこの著者の方、少年サンデーで描いてるんですね!最強の航空部隊を創設した男 #読切応援五十六の密命 須本壮一名無し第二次大戦末期、戦死した山本五十六が述した密旨。 そこには本土防衛のための最強の航空部隊を編成する構想が遺されていました。この「密命」を受けた海軍大佐源田実が部隊創設を決意するまでがこの読切で描かれています。 源田が率いることになる海軍第343航空部隊は『ドリフターズ』にも出てきた「デストロイヤー」菅野直が所属したというのを知りました。 読切ではシルエットだけの登場でしたが他にもクセの強そうなパイロットが揃っている予感。 「最強戦力の結集」と言うと、一寸聞こえはいいですが実際には窮状を表しているのだと思います。とはいえ、最後の防衛線として組織された異分子のチームが海軍という巨大組織の中で存在感を発揮していくのは見応えがありそう。 本格連載が早く読みたくなるプロローグでした!やっぱ咲坂伊緒天才だわ乙女のいたり 咲坂伊緒天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。 最高です #読切応援熱弾空間 松木一嘉名無しこの現場、アシスタントのクセ強すぎるでしょう!いろいろ無茶苦茶なんだけど、それぞれが訴えてることはけっこう刺さる人いるかも知れないですね。本当は自由に好きなものを描きたいけど、諸々の理由でそれができない立場の人とか。 というか、名前ちょっと違うけどブクロキックスの著者の方なんですね!?遅刻魔チコちゃんチコクマちゃん 佐世保太郎名無しいいなあ〜。チコちゃんのキャラデザがものすごく好みです。 名前の通り厳しそうな先生がチコちゃんに見事に振り回されてるのが微笑ましい。またチコちゃんに会いたい。スペリオール新人賞大賞受賞作 #読切応援スカートじゃ走りにくい 結木万紀子名無し親から虐待を受けている子供を描いた漫画は多くて、正直なところ目をそらしたくなる題材ではあるけど、それぞれの作家がそれをどう描くかというのはやっぱり気になる。 画力の点では拙い部分があるけど(主に背景)、主人公の岬が苦しみを共有することで親しくなる釘宮さんにはとても魅力を感じました。卒業式に出ずに東京へ行った釘宮さんのその後にはびっくりしたけど、彼女が(たぶん)自分で選んだ道だし、ある意味いままで自分を見下していた親や同級生、教師を見返すことに成功している。 その強さがあるかどうかで2人の道は別れた気がするけど、岬には味方が居たけど釘宮さんには居なかったという見方もできる。 最後の岬の涙の意味を考えたけど色々ありすぎるなと思いました。 女生徒と女教師の秘密の逢瀬裸のマオ もぐこん名無し骨が浮き出るほど痩せている少女・マオと、彼女をデッサンモデルに誘った美術部顧問(女性)の短い逢瀬のはなし。 SNSでとてもたくさん反響があった様子で、気になりくらげバンチで読んでみました。 https://kuragebunch.com/episode/10834108156723939020 家庭の事情により不健康な生活を送っているマオの世話を焼く先生は、ただの教師と生徒として以上の感情を持ち、マオの前でそれを隠すこともなく接していた。 けれど、そんな絶対に知られてはいけない秘密の時間は、ある時あっけなく終わってしまう。 この先生は倫理に反する、むしろ犯罪ともいえる行為をしているけれど、それによりマオの心や身体が傷ついたということではなく(少なくとも作品の中では)、いち読者としては終わり方に切なさを感じました。 マオの華奢過ぎるからだと無知で未熟で無防備な様子はこちらをハラハラさせる部分もあって、ある意味先生がそばにいることで安心感が生まれていた。 でも切ないながらも、あれで良かったんだと思えるラストでした。 真面目なこというとマオの身体を見てまわりの大人が然るべき対処をするべきだったw これこそ読み手の感想が分かれる作品だと思うので、他の人の感想も知りたい。緑川ゆき作品に出てくる不思議な雰囲気の子が好き啼かない鳥の帰る樹は 緑川ゆき名無しいい読み切りでした! 期待通りと言うか変に奇をてらってなくて、緑川作品変わらずと言った感じで。 ところで緑川ゆき作品に出てくる不思議な雰囲気を持った少年、または少女が好きです。人間でも人間じゃなくても。 むしろ、そういうキャラが出てこないと不安になります。 また別の短編とかも読んでみたい気がします。主人公と釘宮さんの対比スカートじゃ走りにくい 結木万紀子名無し※ネタバレを含むクチコミです。 好きな人のためならアンドロイドにだってなる!うそつきアンドロイド(読切) 阿東里枝名無し美人だけど無表情で「ロボットみたい」と呼ばれる渡嘉敷さんは、ロボット好きな男子に告白されて晴れて両思い♥のはずが、ロボット好きな彼に合わせて自分はアンドロイドだと偽ってしまい…この恋どうなっちゃうの〜?!な始まり方。 すっかりアンドロイドだと思いこんでいる彼(アホ)の期待を裏切らないように、いつかは生身の体を捨て、本物のアンドロイドになることも辞さない覚悟の渡嘉敷さん。 大丈夫か?ギリギリ…アウトだ!!みんなの味方マスクオー 小野寺浩二名無しアマビエおぢさんに続き、ひどい読切が再び。 色んな意味でアマビエおぢさんよりも悪質…?和牛券とかすでに懐かしいな。<<158159160161162>>
読んでいてなんとなく「もしや…?」と思って調べたらやはりBLも描かれている作家さんでした。この設定でBL描いたらめちゃくちゃ良さそうだなと思いながら読みました。堅物とネアカの組み合わせ好きなので…今まで描かれた作品も読んでみたいですね。 40年に一度しか咲かない花、ニューサイランのことか、それをモデルにしているようです。その花が咲くかどうかの勝負をしていた矢先に亡くなってしまった親友が、その勝負の決着をつけるために亡くなった当時の20歳の姿で主人公の元へ戻ってくるのですが、戻ってきたのは勝負のためだけじゃないということが最後にわかります。