偏愛の果てに #1巻応援
宣伝と価格が割に合わない豪華な保存ノ書だった
「銀牙聖犬伝説」「銀牙伝説ウィード名勝負列伝」から十数年、ファン待望の超豪華な説明書になるのでは!?と希望を抱きウキウキで買ったけどあまりの未完成さに不満を爆発させた人が、 どこが不満なのか どこが間違っていてどこが不明確なのか 疑問や不満点を書いたり そもそも保存ノ書銀牙四代に対してどんな希望があったのか、ここをこうしてほしかったという点や ここは好きだよという箇所や 疑問を解消するために調べるなど、 書いていきます。 購入し読んだ皆様の感想等書き込み大歓迎です。
どちらかというと『テセウスの船』というより『動的平衡』じゃない?
時間遡行をして人生をやり直したとしたら、それは本当に同一の自分といえるのか?という問いを有名なパラドックス「テセウスの船」になぞらえたタイトルだ。 ストーリーに関しては論理的整合性や感情的整合性においてやや粗い部分も感じられたもののサスペンスとして緊張感もあり、ラストは新海誠監督『君の名は。』のような美しい締め方だったし概ね面白かった。 ただ、タイトル『テセウスの船』がイマイチストーリーにハマっていない感じがした。 どちらかといえば「動的平衡」のほうが比喩としてしっくりくるのではないだろうか。 「動的平衡」とはシェーンハイマーの提唱した概念であり、日本では福岡伸一氏による著書『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』で有名になった言葉である。“生命”とは、取り込まれ代謝されていく物質、生まれ変わり続ける細胞どうしの相互作用によって現れる“現象”である、という考え方だ。 主人公の田村心は生まれる前の過去に遡り、そこで巻き起こる惨劇を阻止することで、その惨劇により自身に降りかかった不幸な運命を変えようと奮闘する。作品では、過去を改変して自らの人生を曲げようとする一連の試みをテセウスの船にたとえているが、やはりピンとこない。作中、田村心は殺人事件を未然に防ぐため凶器となった薬物を隠したり被害者に避難を呼びかけたりするが、その影響で心の知る未来とは異なる人物が命を落としたり、結果的に大量殺人を防げなかったばかりか予想だにしなかった事態を招くことになる。 この予測不可能性こそがまさに動的平衡そのものって感じなのだ。生命体は、船の部品のように壊れた部分を取り替えれば前と変わらず機能する、ということにはならない。ある重要なホルモンの分泌に作用する細胞を、遺伝子操作によってあらかじめ削除してしまったとしても、ほかの細胞がそのポジションを埋めることがある。これは心が殺人事件の阻止に何度も失敗したことに似ている。思わぬ不運や予想しない死者が出てしまったのも、脚のツボを押すと胃腸の働きが改善するなどの神経細胞の複雑さに似ている。 船は組み立てて積み上げれば完成するが、生命は時間という大きな流れの中で分子同士が複雑に相互作用しあうことで初めて現象する。『テセウスの船』での田村心の試みは人生あるいは歴史という動的平衡に翻弄されながらも抗う物語だったのかもしれない。
つりけんが復活
つりけん連載しないなと思ってたらまさかのギャル化して復活してた。 中身もつりけんのようにのんびり釣りしてごはん食べてお酒飲むほのぼのストーリーです。 毎週、本屋に行く理由ができましたありがとう。
「ラジオ」とか、そういう話じゃないw
<ログライン> ラジオパーソナリティとなった破天荒な女性が忖度なくやらかす話。 <ここがオススメ!> ラジオパーソナリティとなった主人公・鼓田ミナレの啖呵の切り方が素敵。 しかし、ラジオ局の話のはずなのに、なぜか監禁されたり脱出したりしてる。 主人公他、キャラクターの個性と生存能力が高過ぎる。 それでも、急に核心をグサっとついてきたりする。 唐突に哲学になったりする。 沙村先生の弁舌と世界観が堪能できて、最高過ぎる。 ただし、殺し合ったり、斬り合ったりなどはない。 ラジオ局の物語、のはずなので。 各話タイトルだけでもニヤッとしてしまう楽しさのある漫画。 「ラジオ業界の漫画」と思わずに、とりあえず先入観を捨てて読んでみてください。 手に取ったが最後、一気読みしたくなるはずです。 <この作品が好きなら……> ・リクエストをよろしく https://manba.co.jp/boards/65318 ・トリリオンゲーム https://manba.co.jp/boards/127106 ・春風のスネグラチカ https://manba.co.jp/boards/13287
主人公補正強すぎて途中からホラー要素無くなります
※ネタバレを含むクチコミです。
意味が分からない
※ネタバレを含むクチコミです。
続き読みたい
https://x.com/koki_room/status/1803369753110782024 ものすごいバズりようだったので読んでみた。 これは読切?作者さんが続きをアップするって言ってるからXで連載してくれるのかな?早く続き読みたいです。
敬語って必要ですか? #読切応援
なんとなく読み始めたが予想より面白かった。敬語が苦手な俺にはいい内容だった これにも描いてある通り「敬語と敬意は別」なんだよね
もしも、未来の子どもから電話がかかってきたら
※ネタバレを含むクチコミです。
見事なツンデレ
新入社員の伊藤くんは最初から先輩の山本さんにそっけなかったけど、気になるからこそワザと気にしないようにしてたんだろうな。 というテンプレのようなツンデレ😅 山本さんは伊藤くんの嘘に騙されたフリしたけど、本当は彼も記憶があって同意の上。 お互い最初から惹かれていたのをなんとなく放置していただけだった。 伊藤くん可愛いなー。 邪魔入らないし満足!
身分を隠した小説家とそのファン
面白かった! でも藤野さんが文倉くんに自分の作品についてファンを装って話してたのはドキドキしたし、これバレたら(単に感想聞きたかっただけなのかと)傷つくというか恥ずか死ぬからやめてあげてって思った。 そしてまさにそんなカミングアウトのとこで1巻終了。
『凛子ちゃんとひもすがら』の七瀬八さんが、2024年3月にwebアクションで公開した読切短編です。 田舎でアイドルを目指す翼と、彼女に幼馴染のころから特別な強い感情を持つ美雨のふたりを描いた物語です。 かわいいかわいい翼と一緒にいられることが何よりの幸せである美雨ですが、あることをきっかけにそれが崩れていきふたりの関係性にも変化の時が訪れていきます。 何より、『凛子ちゃんとひもすがら』のクチコミでも書きましたが七瀬八さんの絵が素敵で、まずヴィジュアルで引き込まれます。 そして、凛子ちゃんと同じく美雨も黒髪ロングストレート。艶やかな流れる髪の描き方には同じ嗜好の匂いを感じます。好きです。 他所での読切「星屑の子どもたち」でも感じましたが、七瀬八さんは構成力が高くセンシティブな部分を過不足なくお話に込めるのが上手なため、短編も非常に上質です。 出だしから、不穏で危うい結末を予期させる彼女たちがどういった運命を辿るのか。ぜひ読んで、感じてみて欲しい短編です。 女の子同士の関係性の物語が好きな人には特にお薦めです。