『宇宙のライカ』久野田ショウ アフタヌーン 2017年 6月号 四季大賞受賞作
タイトル通り泣きながら侍が人を斬る漫画
不条理なイベントが発生して泣きながら人を斬る主人公と、涙の匂いを嗅ぐことで人を斬るキャラのインパクトが強すぎる。 俺はまだ続きを待ってるよ...
衝撃の3巻(大変です)
食の好みの違いで発生した事件。こうなる前にどうにかできなかったのかと、今回もまた犯人を憎めない…。結末は…。
比較的よくあるような青春ラブストーリーと思いきや
「響〜小説家になる方法〜」作者による作品。 ド直球すぎるタイトル。そしてぱっと見、ある意味王道ともいえる内容だけど、全体の構成がよくできていてなかなか読み応えがある。 新しい高校生活に大きな期待を抱く元気な少女・千穂がイケメン男子・和哉とその幼馴染の余命幾ばくもない少女・遥と出会って仲良くなってあれこれあるラブストーリー。と、これだけ書くといたって普通。 普通の青春ラブストーリーならもっと3人の交流が描かれそうなものだけれど、ちょっと普通ではなく、タイトルにもあるようにあまりにも唐突に遥は亡くなってしまう。 その後、場面は十数年後に急転換。いくつか謎を残しつつも暖かさの漂う余韻で終わる。 普通であればここでおしまいだと思うが次の章で亡くなる1か月前の遥の病室に再度場面が急転換。このとき何があったのか?という前章で現れた謎が解かれつつ、遥の強い決意が描かれる。 3人のそれぞれの想いと読者の思いが絡まって、きっと人それぞれ思うところが湧いてくるんだろうなーと思える作品だった。 結構ドスンとくる内容。でも1巻完結でとても綺麗にまとまっているし読んでみてほしい。
基本的に暗い短編集だが、読むと落ち着く
生きてるから素晴らしい、死ぬから悲しい、みたいな単純な話ではないんだよなと思える(いや勿論素晴らしいし悲しいんだけど)。富士山は象徴的に描かれていて、実物よりもかなり傾斜がきつい。この違和感によって、自分の中の富士山のイメージが浮き彫りになる。 二話の最後に出てきた「殺意にも似た元気」てのが気に入った。
クッキングパパのプロトタイプが入ってる短編集
クッキングパパのプロトタイプのクッキング・ボスと主人公の顔が作者のクッキング・パパが入ってる。 判別の仕方以下の通り ・クッキングボスは中学生の荒岩美智が主人公 顔はクッキングパパの荒岩一味に似てる ・クッキング・パパは主人公の顔が作者の自画像みたいなの ・クッキングパパは現在連載中 クッキングパパのプロトタイプよりも「かかしとすずめ」や「しんじロンリーウェイ」の方が好きかも。
人情がある地方新聞社の漫画
女性の敏腕若手記者が地方新聞社に出向するところから始まる。 一話完結のこういう人間味のある話はすごい好きだし、地方紙の現状などがわかって面白い。 「オフィス北極星」の頃の印象が強いせいか、中山昌亮は見るたびの絵が上手くなっていってる気がする。
潜水調査船「しんかい6500」の漫画
「しんかい6500」のための漫画のような感じで、「しんかい6500」の色々な情報が書かれていていたり、漫画の内容自体も面白い。 実際の「しんかい6500」のパイロットへのインタビューもよかった。
ドキドキする!
高台家も面白いけど、アシガールの方がドキドキする。 先が気になるし。 ただ感想を話し合うスレです。
3巻発売記念座談会がディープ
米代恭と主婦やOLとの座談会形式の記事だけど、よくこんなに濃い人たちを集められたなって気分 >どうして我々は好きな人の物を集めてしまうんでしょうね? 私も大好きな人からもらったリポビタンDの空き瓶を花瓶にして、花を活けてしまった過去があります...... http://comic-soon.shogakukan.co.jp/blog/interview/agekuno-hate-girls-crosstalk-1/
『漫画屋稼業』谷口ジロー追悼漫画
今発売中のコミックビーム5月号に掲載されている『漫画屋稼業』がすごい 『事件屋稼業』の1話目をオマージュから始まるんだけど本当にすごい。 扉絵からすごい。
丼漫画
外航客船のシェフをやりたかった主人公が埋立作業船の司厨員になる話。 毎回作業員の体調不良を丼レシピで解決する。 獣医ドリトルといい ちくやまきよし/夏緑のコンビの漫画は面白い
四季大賞の受賞作がアフタヌーンに掲載されていた。鶴田謙二が絶賛しているのもうなづける面白さだった。アンドロイドが主人公のSFで淡々としつつも感情がすごく伝わってきて面白かった。