水滸伝

よくあるパターンかもしれないけど好き

水滸伝
マンガトリツカレ男
マンガトリツカレ男
1年以上前

中国の有名な小説の水滸伝を漫画化した。 内容はわかりやすくて、お互い立場が違う剣豪/英雄/軍師/道士たちが、色々あって梁山泊に108人集まって世の中の為に戦う。 漫画版は小説に比べてスピード感があって読みやすい。ただだいぶ削っている部分や、最後の方がすごい簡単に終わってしまうのが残念 今更だけど、金瓶梅が水滸伝のスピンオフだったのに気づいたり、花栄の小李広ってキングダムの主人公李信の子孫の李広から取ってたりに気づいた。

ねぇ、ママ

母にまつわる短編集

ねぇ、ママ
地獄の田中
地獄の田中
1年以上前

母にまつわる短編集。主人公になるのは、母だけではなく息子や娘のものも半分くらいある。『かごめかごめ』のアフターストーリーに当たると思われる作品も3つ収録されている(『ザザetヤニク』『カラスの鳴く夜にヤニクは』『アンテルメ』) 個人的に特に好きだったのは就職して独り立ちする息子をもつ母親の話の『きらきらと雨』修道院に捨てられたヤニクと母の話の『カラスの鳴く夜にヤニクは』引きこもりの息子とその母の話の『stand up』の3つ。どれも悲しかったり感動している表情がとても強烈で、表情でキャラクターの感情がめきめき伝わってきてよかった。 母の話となると、(僕は)いわゆるお涙頂戴的なのを想像してしまうが、そういうのはあまりなく普通の母親と息子娘を描きながら、その時々に感じているだろう感情を逃さず描いているから、キャラクターたちに感情移入してとても感動するような作りになっていていい短編集だった。

ききみみ図鑑

「音」をテーマとした短編連作

ききみみ図鑑
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

表紙から軽音楽モノだと思いがち(というかそう勘違いしてた)だが、音を描く世界は、音楽にとどまらず幅広い。 どのストーリーも珠玉でハズレなし。 さりげなく地味だけど存在感のある音や、おどろおどろしい音の表現が良い。 各話の並び順も良かった。前後の話がお互いに引き立て合っていて、その辺りも上手かったなーと読み終えてから感じる。 8話目『凪の音』は中でも傑作!

干物妹!うまるちゃん

かわいい!

干物妹!うまるちゃん
まーくん
1年以上前

ひたすらかわいいです。外では完璧な女子高生、家の中で兄の前ではダメダメな妹になっちゃうのがひたすらかわいいです。わがまま言ってる時が一番かわいいです。可愛すぎてラインのスタンプまで買っちゃいました。 うまるちゃんの友達も魅力的で、私は大食いで巨乳の海老名ちゃんがお気にです。 こんな妹いたら、ずっと家にいるなーーーー

死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々

ちょっと変わった子達の日常 ギャグもシリアスもあるショートストーリー

死にたくなるしょうもない日々が死にたくなるくらいしょうもなくて死ぬほど死にたくない日々
くるみ割り人魚
1年以上前

「死にたくなる〜」というタイトルからちーちゃんの後半のような鬱な展開が多いのかなと思ったらギャグタッチの作品が多くて驚いた。どれも、いわゆる普通の子とズレている子が出てきて、ギャップがおかしかったり悲しかったり切なかったりする。 特筆すべきは2巻の「8304」「7759」(どちらもタイトル)かな。 「8304」は本当にとても良かった。同じ小学校に通っていたけど、1人は公立中学へもう1人は私立の中学へ進学した仲良しだった男の子2人の話。変わっていってしまう友達に嫉妬したり、自分にはないものを恨んだりしながらも友達でいたいという思いがとても痛切に伝わってきたし、絵の表現もとても良かった。「8304」の水や雨の表現の仕方(スーパーボールが浮いているような感じ)は新連載の「月曜日の友達」にも引き継がれているように思う。

妖怪番長

圧倒的速度で話が進んでいく、妖怪を倒す番長の漫画

妖怪番長
ハルマゲ丼
1年以上前

さすが柴田ヨクサルとでもいうのか、話の速度が異常に早い。敵味方分かれている漫画って敵キャラも魅力的にするために、そっちの話を膨らませることが多いけど、妖怪番長はそういうのがない。 バトルが多いというか、敵を倒して移動してまた敵を倒すくらいのテンポ感で話がサクサク進む。ただ、展開は唐突なんだけど、不快感は全くなくて激しいバトルシーンがめまぐるしくて楽しい。イブニングでは完結したからあと1巻か2巻くらいで終わると思う。

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