ゆるふわ女子は"捕食系"…?
DKプロデューサーと同人アイドルへの道 #1巻応援
おすすめされたので読んでみたけど、いいな…! 元アイドルだっただけあってすみれちゃんがすんごい慣れてる。そしてスタイル抜群でエロい。エロいんだけど、イヤ~ないやらしさとかいかがわしさを感じない。雄星くんが真剣にすみれちゃんを売れさせたいと思ってるからかな。というか多分エロい目で見てなくて、子どもの頃からアイドルのすみれちゃんに憧れてたんだろうな…これがエモか…尊いな…。 というか本当に雄星くんのプロデュースがガチ。同人に詳しいし、衣装の用意や撮影、印刷までやってのける(カットされてるけど工程大変だよ…)。そしてただ写真を撮るのではなく、物語を考えそれをうまく写真に落とし込む(これはすみれちゃんの表現力もすごい)。 雄星くんはすみれちゃんのためならなんだってできるんだろうな~と感じられてとても良いです。そして展開が結構ポンポン進んで面白いです。良き漫画を知れてハッピーだ…。
隠し球ガンさん #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ドラフトキングの話をして思い出して久しぶりに読み返したがやはり面白いな。初期の一話完結のパターンの方が好きかな。 ・特に好きなところは? かなり古臭いところもあるが義理人情あり、立場を考慮する話ありでいいね ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ドラフトキングを読んで面白いと思ったらこれもいいかもしれません
「あやしい癒しの八雲さん」感想
いいよね!和装男子。しかも黒髪糸目で見目麗しく、ピアス穴何個もあって、遊んでそうなのに中身ピュアとか…そんなん好きに決まっとるわ! あ…個人的には途中から登場する、ダウナー系なのにいい子な男子も、なかなか捨てがたいんだが…(笑)
何度も読み返す為の短編集
諸星大二郎の作品展は一度買って消費することの出来ない何度も読み返し味わいたくなる様なホラーでもファンタジーでない奇妙な作品群なのだ。特に凝った設定や特殊な演出などは何もしていないのに、諸星大二郎が漫画家of漫画家と言われるのはその線とコマが全てを物語っているからだ。その諸星大二郎にしか出せない奇妙な線とコマ割りがシンプルで不気味な物語に読者を没入させてくれる。これら物語のアイデアとビジュアルは他では絶対に目にすることのない存在感を放った唯一無二の短編集である。
目を背けてはいけない暴力性
漫画はキャラだと言う言説が存在するが、この漫画はテロリストが主人公という、漫画史において前代未聞の物語は、よくこの漫画を連載させてくれたことに我々読者は漫画の懐の深さに感謝しなければならない。この漫画を暴力的だからということで嫌うのは簡単すぎる結論の出し方である。しかしこの漫画にはその暴力性や物語の筋を一瞬忘れさせられる様な瞬間のコマが存在する。線画が突出して、上手いという訳ではないが物語の世界観とマッチしてハッとさせられる瞬間が本当にいくつもあるのだ。それは決して過激な暴力シーンではなく、別の瞬間にある。この漫画が突きつけてくる命やそれと切り離せない魂や神という信仰の問題、徹底して馬鹿として描かれる大衆。重い腰をあげながらもその期待にはしっかりと答えてくれる単なる面白いでは終わらせない傑作すぎる漫画である
女甲冑騎士のいる街
めちゃくちゃ出オチだと思ったけど読めば読むほど女甲冑騎士さんが好きになってくる。ついでに千駄ヶ谷も好きになってくる。 役所もスーパーも会社も銭湯も懐が深いし治安がいいしいい街だな…。 主人公はごく普通のオタクサラリーマン。同居人の先輩が家を出たと思ったら、入れ替わりで女甲冑騎士さんがやってきた。 最初こそ戸惑うものの、女甲冑騎士さんの気高さまっすぐさに感動するように。 街の人たちも女甲冑騎士さんと触れ合えば迷いがなくなるし、他にも甲冑着た人いるし、なんかいい街だしいい日々だなあ。我が街にも会社にも女甲冑騎士さん来ないかなあ。 ほのぼのコミカルだけどまっすぐ生きていこ!って気持ちになれるいい作品です。
学園恋愛のバラエティパック #1巻応援
『愛の存在証明』の星影さんが2020年〜2024年にかけて描いた短編を集めた1冊です。 「大嫌いなキミに」は、母親が弟を妊娠している間に父親が不倫し、中二のときの彼氏には3股され男性不信になってしまっているヒロインの物語。 「好きです、先輩」は、とにかくバスケ部の先輩が好きで毎日挨拶のように好意を伝え続ける女の子のお話。 「猫宮くんに絆される」は、恋愛に興味のないヒロインが猫のような後輩をやたら構ってしまう話。 収録されている5編は形は違えど学園恋愛ものとなっており、少女マンガ読者のハイスタンダーズを叶えてくれる作品集です。王道のツボを押さえつつ、それぞれのヒロインの造形や関係性の構成の仕方に持ち味がたっぷり出ています。 星影さんは一番古い「刹那のインフェルノ」のときから絵の魅力がありどのヒロインもみんなかわいくて好きですが、この数年で更に磨きがかかっているのを感じ取れます。 その「刹那のインフェルノ」のお話の切り口は特に作家性が表れているところで、『愛の存在証明』にも繋がる部分を感じます。星影さんは濃厚な百合を描いても素晴らしいものが描けそうだなと。 個人的にこの作品集の中でも特に好きなのは最後の「一瞬間の青」です。弓道を題材にしており、ヒロインが同い年の男の子の射に一目惚れするも、同じ高校に入学したときにはなぜか弓道を辞めて女遊びに精を出していて……というところから幕が開けます。短編ではありながらも、心に沁みる内容で「人生」を感じました。クライマックスの見開きの使い方、そこからの真っ直ぐに届けるモノローグが素敵です。 最後の描き下ろしおまけマンガは、とても良いご褒美でした。 王道の少女マンガ成分や恋愛を浴びたい方には特にお薦めです。『愛の存在証明』も併せて読むと、星影さんの引き出しの豊かさをより感じられて良いと思います。
20年は長い。
いなくなったにも関わらず、20年の間、人々の心に残り続けたヒーロー。 どれだけ支持されていたのか。 月日を越え、そんなヒーローを復活させた健人くん。 ただ、戦う能力を持たないヒロインとして! 見た目は少女、中身はヒーロー、その名はブレイブリー2!! 目覚めたブレイブリー本人もびっくり展開。 目覚めさせた健人くんの大人な嗜好にもびっくり。 大人子どもな健人くんを、特に何かができるわけでもない状態のブレイブリーが必死でフォローする。 一緒に過ごした記憶を持つブレイブリーと今度こそずっと一緒にいたい健人くんと、見た目は女の子でもヒーローとして再び戦いたいブレイブリー。 守られるだけじゃないブレイブリーは男前。 ギャグなんだけど、どこかシリアス。 20年の月日が変えた人たちが織りなす漫画。
相変わらず最高であった
連載で読んでいたため単行本版を未読だったのです。 単行本版も買わなきゃ、と気づいたのはついさっきで、すぐ買ってみたら加筆がめっちゃあったのでは?もしくは私の記憶がスッポリ抜けたのでは?というぐらい新鮮で、かつ安心するぐらい相変わらずの最高ぶりであったのです。 三姉妹みんな超良いんですが、中でもとらちゃんが大好きでした。 要所要所でいい女なところが隠せてない(隠す気も出す気も特にないのがいいところだが)のがまた良くて、普段がクイーン・オブ・ガサツなのもまた良いのですよねー いやぁ、完結まで読んだんだっけな?と思い返しながら3巻完結を読み返すの最高です。町田メロメ先生の絵と色遣いと台詞回しと、本当に素敵。
心打たれる4ページ
同じ経験はないのに、こういうことってあるな…と不思議と共鳴してしまいました。良い読切でした。
2013年、多くの人の"想像"が拡がった頃
連載開始からもう11年も経ったんだなーと驚いたりショックだったりもするけれど、思い返すと10年代前半は漫画もアニメも「なろう」の波に押し流されないように必死だった時期でもあったと思う。 なんでか、なろう系に限らずだけどオタク文化は未だギリギリ悪いものとして扱われがちだった時代な気がする。ラノベも一部インフルエンサーにTwitterで酷評され続けていたり。多様性を受け入れられていない社会だったんだきっと。 今思えば慣れたよね、受け入れられないのカッコ悪いみたいな空気ができて。でもって今はまた本流に戻そうとしていたりする風潮も一部ようだけど、それはずっと一部なのだろう。 脱線しまくったけど、2013年に連載が始まったこのJDが迷宮に迷い込んでなんとかしていくマンガ「百万畳ラビリンス」はそこそこ異彩を放つ存在だった。 ファンタジー要素ナシで(異世界じゃない)、流行ってた俺つえーでもなくて。 かつ絵が上手い。 登場人物が可愛い(人外も含む)。 ゲーム大好きデバッガー(自分の世代だとその頃デバッガーバイトでやってたやつが珍しくなかった)な女子大生が主人公。 なにより、話がショートショートっぽくてとてもいい具合にキュッとまとまっていて、かつ壮大だったので当時一度読んだだけだったけどお気に入りだった。 #2巻で完結したマンガ としてマンバでまとめられているところで超久しぶりに出会えてすごく嬉しかったので改めて電子購入。
※ネタバレを含むクチコミです。