罪と罰のスピカ

おちょくられてえ~…(初見)(冒頭の感想)

罪と罰のスピカ
Nano
Nano
3ヶ月前

最初すぴかちゃんのことを「強い子だ!!」と思ったんですが手握ってきた途端「うわあざとい子だ!!」って評価が一変しました。すぴかちゃんに遊ばれたい…。とか思ってたらもっととんでもないことし出した…すぴかちゃんやべえ~…。 1話からもうめちゃひかれてしまった。色んな意味で…。続き気になる!!

文豪のおやつ

連載してほしい #読切応援

文豪のおやつ
Nano
Nano
3ヶ月前

これ読切なの~もっと読みたい~~!ってなるくらいよかった!戦後の日本。新人編集者と、有名だけど偏屈な文豪のお話。 画が綺麗で可愛くて、燕くんの表情が豊か。新米でまだ担当もつかせてもらえない、けれど本に対する情熱や愛は確かで一生懸命な子。対する鶯谷先生はそんな燕くんをからかう(原稿できてないから突っ返す…)。すぐにわかるふたりの性格や、それぞれの本に対するひたむきさに心が熱くなりました。「この作家さんのこういうところが好き~」っていうの、わかるなあ。本好きな人は共感できるはず。 その後のおやつのシーンがとってもいい!「人が真剣になる瞬間の瞳」このコマ素晴らしい、大好き…。もっとふたりのやりとりが見たい!!

天才は死す

勝手に終わらせるとか #読切応援

天才は死す
Nano
Nano
3ヶ月前

絵も話もぶっ刺さって大好き作品ですこれ~……よすぎた……。ユキコもさやかもひとつひとつの言葉や所作がよくて、すっごく物語に入り込めたし泣きました…。ラストにかけての伏線回収というのかな、あのページもめちゃくちゃいい。 小学生らしいユキコの表情と台詞、対してさやかの大人っぽい大学生らしい立ち振る舞い。さやかが年上でユキコを導くような立場なのがまた良くて。小学生時代のユキコにとって目標となる立場にある大人のさやか、という構図がすごくいい。好き。ユキコの中でさやかの存在はすっごく大きかったんだと伝わってきました。だからこそ泣けました…ユキコ頑張れ。

押原さんの推し活飯

推しが食べたグルメを食べて推し活

押原さんの推し活飯
名無し
3ヶ月前

推しにお金を出すことがいちばんの推し活だけど、こうやって撮影地とか推しが行った店とかに行くのも立派な推し活。漫画の内容もとても良かったけど、出てきたみなとみらいのグリーンカレー麺が気になってしょうがない。やけにリアリティがあったから実在するのかと思って調べたけど、何も出てこない…!!!!

リバーズ・エッジ

釘、楔、轍のような

リバーズ・エッジ
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象
2ヶ月前

根っこから強い人間なんていない。 何事にも動じない人、飄々としてる人、人生達観してる奴、 どんな人間もみんな腹には何かを抱えている。 読んでると苦しくて、気持ち悪くて、 でも読まないといけない気がして本を閉じられない。 目を背けてはいけないと思う。 戦争のニュースを見ている感じ。 岡崎京子の好きなところは、全部を逃げずに描き切るところ。 人間の汚いとこ、綺麗なとこ、全部まとめてこねていじってそれでもやっぱりキレイでしょ、と彼女は言う。 そこでああこの人は強い人だと思ってしまうけど、 いや強いだけの人にはこんな漫画書けないよな、とも思う。 読み終えたあと、自分の体に釘が刺さって一生抜けないような、そんな漫画をこの人は描く。 弱い私たちに、ありったけ残酷を突きつけた上で、 それでも生きようぜと、 生きた方がハッピーじゃんと声を張って叫ぶ。 これは私に必要な漫画だ。 誰にとってもきっと意味ある漫画だ。 全ての若者に岡崎京子を。

宝石の国

心洗う毒

宝石の国
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象
3ヶ月前

美しい絵、宝石というモチーフ、洗練された台詞運び。 そんな魅力の表層に隠れ、物語の根底にあるのはもっと重くどろどろした思想と哲学、そして人間の業の深さ。 禍々しいヘドロに浸かっているはずなのに 心は洗われ澄んでいる、奇妙な気持ちになります。 ともかく一つの漫画の完成度として素晴らしい。 大好きです。 あと個人的にですが、この漫画の雰囲気は新品の真っ白い紙で読んでこそ真価を発揮すると思います。 20年後とかに古本で読もうと思ってもブックオフには既に黄ばみきって透明感を失った悲しい本しか残らないでしょう、 なので今のうちに買って読みましょう。新鮮なうちに。

天才は死す

めっちゃよかった読切!!

天才は死す
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
3ヶ月前

たまらなくよかったです!涙腺にくる!小学校の勉強くらいはやれば簡単にできた主人公の少女・ユキコ。彼女が通っていた塾では授業後に希望者に向けた「数学クラブ」が開かれており、そこでは大学生のバイト・さやかが先生として教えていた。問題を解き終えると新たな問題を出題される戦いのような二人の関係は続いていくが…。自分のことを天才だと思っていた少女と、その道の先にいて導く存在でありながらライバル的存在の先生。いずれは追いつき追い越そうと思っていたのに…、と突然の喪失感とラストの彼女の強い目に痺れました。 以前読んだ同作者さんの読切も非常に良かったのでぜひ! https://magcomi.com/episode/11341664176567672162

散歩もの

さんぽすきんちゅ

散歩もの
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象
約1ヶ月前

とても静かな漫画。 孤独のグルメ以上に淡々と、何も起きず、時間はただ過ぎるばかり。 そこにあるのはとても上質な退屈。 散歩で得られる気持ちがある。 それは癒しと言うと簡単になってしまう、安堵のような感情。 新しいまわり道を見つけた嬉しさ。 誰かの落とし物を見つけた寂しさ。 散歩でしか補充できない心のゆとり。 が、この本にあります。 雨の日、暑い日、雪の日、散歩がしたくてもできない日。 この本を読めば、散歩をしたのと同じ気持ちになります。 散歩を愛するひとへの漫画です。

ネムルバカ

石黒正数の『熱』

ネムルバカ
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象
2ヶ月前

起承転結がはっきりしていて破綻がない、理性的な超実力派。 それが自分の石黒正数に対するイメージです。 ですがこの本は、そんな氏の作品の中でひときわ「衝動」的なものを感じました。 物語のベースは、 夢あり女子大生 & 夢なし女子大生のふたり暮らしの自堕落な日々... みたいな感じです。 でも決してただのほのぼの漫画ではない。 組み上げられたストーリーと気の利いたギャグ、 その完成度はそんじょそこらの作品とは満足感が違います。 そして人生です。 ここが熱い。 漫画家漫画にハズレなしとどこかのネット記事に書いてありましたが、 その法則で行くなら本書もまた「クリエイター漫画」です。 あ、そう、ミュージシャンの話です、この漫画。 漫画家とミュージシャン、どちらも創作的な職業です。 石黒氏がその半生で得たこと、 感じたことがそのまま置き換えられて、 描き連ねられているのだと直感でわかります。 そりゃついペンにも力がこもりましょう。 人生が乗ってるからこその説得力、リアルゆえに込められた強い想い、 それがこの漫画にはあります、多分。読みましょう。面白いです。

愛だとか復讐だとか

新感覚入れ替わりサスペンス!

愛だとか復讐だとか
名無し
3ヶ月前

面白いですねー! 主人公の男子高校生・小柴楓は、ある朝目覚めると見覚えのない女子高生になっていて夢かと思うが、一日おきに自分の身体と彼女の身体が身体が入れ替わっていくことで現実で異常なことが起きていると気付く。彼女とコンタクトを取ってみると…。 という始まりで、ふんふん、入れ替わりモノの新しいラブコメかな?とか思っていたら1話読み終わった頃にはひっくり返った! そうかー!そういう話ですか!と。 しかしこれ本当にどうなっていくんだろう!? もう引き返せないというか、その状態になった主人公はタイトル通り「復讐」をするのかな、とか、それはミスリードでもしかして復讐は別のことにかかってるのかな?とかいろいろ考えてしまう! 入れ替わっていた間の自分の観測範囲外が重要で手掛かり探していく形になるのかな。 というか主人公の状態を周囲は信じてくれるのか、誰に言えずに隠すのか、めちゃくちゃ気になる! 女の子の絵がとっても可愛いし、ぞっとさせるような怖い顔や目も描ける方なのでサスペンス展開をどう描いていくのか楽しみ。

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