たびじゃん フリー雀荘全県制覇!

旅×麻雀

たびじゃん フリー雀荘全県制覇!
名無し
1年以上前

※2話まで読んだ時点での感想です 麻雀のシーンは本人の感情が沸々と伝わってきて麻雀してる人は麻雀行きたくなりますね。 旅の方に関しては、薄いと感じるのが正直な感想です。 1話で1県抑えるとなると、どうしても仕方ないのかもしれません。 逆に、これから先作者が上手になってきたら、早めにTOPを取って一緒にご飯行くシーンが増えるのでしょうか。 テラガミ、もっと上手くなれ・・・!笑笑

ウチのパグは猫である。

動物への愛が沢山感じられる。

ウチのパグは猫である。
Pom
Pom
1年以上前

パグって可愛い。 あの首のタプタプ感がたまらないのよ。 必ず読みたくなる動物系の癒しもの。 良い漫画を見つけました。 ラストにパグ・猫達の写真も載っていて、最高に癒される1冊。 お茶目って名前も可愛すぎて、著者の観察眼も素晴らしいものでお茶目達への溢れる愛が伝わります。 そして、心に安らぎをもらった1冊でした。

セブンティドリームズ

子育てと、終活と。 #完結応援

セブンティドリームズ
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

今この世界に生きている私たちは、誰しもがとんでもない確率と幸運の上に生きているーー そんな当たり前すぎることを、逆に当たり前すぎるからこそ忘れてしまいがちです。 生まれてきたこと、生きていること。 そのかけがえのなさ。 そして、それを成り立たせてくれている人々。 それは何も直接関わる家族や知人だけではなく、身の回りにある物品やこれまで飲み食いした物ひとつひとつの向こう側にいるそれに携わった人々も。 70歳で初の出産をする『セブンティウイザン』では赤ちゃんであったみらいちゃんは、数々の困難もありながらすくすくと成長し『セブンティドリームズ』開始時点では3歳になり幼稚園に通うようになりました。 子供を育てることの難しさ、大変さ。 その合間に訪れる、言葉にできないほどの嬉しさや幸福。 みらいちゃんを始めとする子供の目線からの思考や言動が非常にリアルで、自分が子供のころの思い出が蘇ってきます。感情をまだうまく処理できない友達との付き合い方の難しさや、何気ない一言が嬉しかったり傷ついたりする様などなど……。 タイム涼介さんが実際にご自身の子育てで経験したこともふんだんに含まれているであろう粒度の高いひとつひとつのエピソードから、知り合いの子供の成長を見ているような、あるいは自分ではしたことのない子育てをしているような気分にさえさせてくれます。モロー反射やラン活といった言葉は、この作品で学びました。 しかし、希望に満ち溢れたみらいに対して朝一たちは否が応でも残された時間の短さを常に意識させられる日々。子育てと終活、あらゆる人にとって他人事ではないふたつの軸が同時並行で語られていくからこそ、私はあらゆる人がこの作品を読む価値があると感じます。 ときに辛い現実も襲いかかります。2人目不妊や、終盤ではコロナ禍という未曾有の事態に陥った世界で生きる子供たちなど、困難なテーマも描かれます。今この作品を描くのであれば、そこから逃げてはいけないだろうという覚悟も感じました。 人は、人に何を伝えて、何を残していくのか。 何を幸せとし、何を喜びとするのか。 前作『セブンティウイザン』から全体を通して、人間が生きる上で大切なことがたくさん描かれている作品です。 先月、完結巻が発売となりましたが最後の5~7巻は紙媒体では発売されず電子限定となってしまっています。見つけにくくなってしまっているのが非常にもったいなく、多くの人に読まれるべき素晴らしい作品です。いつか『セブンティウイザン』同様に実写化などしてより広く知られて欲しいと切に思います。 子供の目線でも読んで感じるところは多いと思いますし、ぜひ親子で読んで語り合ってみても欲しい作品です。

筋肉童話 〜読むプロテイン〜

表紙から出オチとみせかけて、筋肉バンザイ

筋肉童話 〜読むプロテイン〜
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

何度読んでも笑ってしまうシーンってありますよね。 この漫画だと「非暴力エルボー」です。 何を言ってるのかわからねーと思うが‥と説明したくなりますが、そこは読んでいただくとして。 すごい響きですよね、「非暴力エルボー」。 非暴力なのに、エルボーです。 なお、タイトルに「読むプロテイン」とあるとおり、読んでいると体を鍛えたくなりますし、なるどころか、読むだけで鍛えている気持ちになれる漫画です。 筋肉は期待に応えてくれ、トラブルを解決してくれるすばらしい存在であることを思い出させてくれます。 読めば読むほど、 筋肉筋肉 やっぱ 筋肉だな という、締めの一文を思わず一緒に読み上げてしまいそうになる、筋肉漫画です。

泣きたい夜の甘味処

熊と鮭の甘味処

泣きたい夜の甘味処
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

泣きたい夜は誰かに優しくされたい。 甘いものと一緒に、優しい言葉をかけられたら、コロリと落ちてしまうことでしょう。 本作なら、クマ(・(ェ)・)か、鮭 <+ )))>< にイチコロ。 いろんな人の「しんどいときってあるよね、いったん休もうね」が綴られるだけでなく、別話では、他の人視点でその状況が語られるのもまた興味深いです。 ちなみに。 クマと鮭のお店で提供される甘いもののレシピが最後に載っているのですが、こういうかわいいキャラクターによるお手軽お菓子レシピ系でしばしば使われる「ホットケーキミックス」が、メインでなくサブなのがとても良いです! なんなら小麦粉とベーキングパウダーを自分で用意したほうが早いのが、本当に良いです! 消しきれないホットケーキミックスの主張が用意させた他の材料の味をかきけしたり、そこまでするならホットケーキミックスじゃなくて小麦粉で良いよね?!という手順だったり。 個人的に、ホットケーキミックスレシピにあまり良い思い出がないので、その点にいたく感激しました。

鏡花あやかし秘帖 完全版

明治はまだ、いろいろ出てきそうな感じがする

鏡花あやかし秘帖 完全版
ゆゆゆ
ゆゆゆ
1年以上前

内容はタイトルの通り、あやかしものです。 少し、一話完結もので、ボリュームがあります。 若い怪奇雑誌編集者である主人公の香月は、仕事柄か人柄か、何故か怪奇や怪異と呼ばれるものに巻き込まれやすいようです。 怪異がもつ、怪異のうらにある哀しみや思いが描かれており、あちらにはあちらの事情があるのねと思ってしまいます。 崇拝する先生・泉鏡花が関与することで、怪異は消えてなくなります。 耽美と怪奇と幻想と。 そのあたりの言葉で説明される作家・泉鏡花の作風を現したかのようなキャラクターになっています。 本作にあるように、もしかしたら視えていたのかもしれないですね。 そして時代も明治であれば、そういうものもいたのかもしれません。 作中で、キャラクターたちが耽美と退廃の違いを語っていたのは、おもしろいなと思いました。

しあわせ食堂の異世界ご飯

日本食は異世界でも大人気

しあわせ食堂の異世界ご飯
野愛
野愛
1年以上前

料理上手な日本人の女の子という前世の記憶を持った王女様・アリア。 冷酷無比な皇帝の妃候補としてジェーロ帝国に行くことになったはいいものの、いろいろあって街の食堂で働くことに…というお話。 王女様と侍女2人きりで異国に行かせちゃうの!?とか日本食って異国でもすぐ人気になるもの!?とか思うところはあるけれど、しあわせ食堂の料理は美味しそうだしあったかい気持ちになります。 料理をしているときのアリアは普通の女の子だけど、トラブルが起こったときでも動じないところは王女様らしいなあと思います。 異世界モノだけど、お料理や恋愛がメインなのでほのぼの穏やかな気持ちで読めるところが楽しいです。 おにぎりやカレーで喜んでもらえる異世界なら行ってもいいなあ…。

体にまつわるエトセトラ

シリーズ化したらおもしろそう

体にまつわるエトセトラ
名無し
18日前

女性特有の生理現象とか体の不調についてざっくりと描かれているのかと思いきや、「月経カップ」という製品について予想外に知ることが出来た話でした。月経カップの快適さに気づき、ついでに彼氏の生理に対しての理解まで得られる主人公。深刻にならずライトな感覚で読めるので、1話完結のシリーズになったら良いのになと思いました。

ひらやすみ

山形の人は大体こんな感じです

ひらやすみ
かしこ
かしこ
1年以上前

私も山形から上京して早10年なので、ヒロ兄となっちゃんに共感しながら読んでいます。特にヒロ兄のぼんやりしてるところが非常に山形県人らしいです。山形にも色んな性格の人がいますが、みんなどこかぼんやりしています。これを私は勝手に盆地で育つからだと解釈していますが、こないだ読んだ県民性の本にも「山形の人は警戒心がないので泥棒も安心して暮らせます」と書いてあったので間違いないと思います。 ヒデキが会社で上司にパワハラされてるのは他人事とは思えず辛かったです。ヒロ兄にも俳優になりたかった過去の話がありましたが、大体どの物語でも上京と挫折はセットですよね。でも「ひらやすみ」は東京が挫折しても住み続けられる街であることに悲壮感がないからいいなと思います。実際に私自身も思い描いていた東京生活は出来ていないけど、元気に楽しく暮らしているし、夢がない訳ではないですからね! なっちゃんの漫画家マンガとしても面白くて、夢が叶うといいなと応援しています。ちなみに山形から東京の美大に入るのは大変なので、なっちゃんはすごく努力家だと思います。

初老の娘と老母と老猫 再同居物語

行く道にあるもの #1巻応援

初老の娘と老母と老猫 再同居物語
兎来栄寿
兎来栄寿
1年以上前

初老を星雲に喩える詩的な1ページ目から始まる本作は、50代半ばになり実家に帰って母とふたりで同居するようになった生活(with猫)を描くエッセイマンガ。 母娘ともに頑固で、よりにもよって結婚式のときに決定的な決裂があり、両者の親同士の面会の機会も作らなかったという筆者。そんなことがありながらも、歳を重ねたことによってお互いにパワーがなくなり、母の体調が悪くなってきたことも切っ掛けとなって一緒に暮らすようになったという流れに人生を想います。 まず、筆者個人の体験として更年期の多様な辛さ(大事な打ち合わせ中にすら眠ってしまう異常な眠気、若いときには普通にできたことが全然できなくなってしまったりするやるせなさ、些細なことであり得ないほどイライラしてしまう様など)が克明に描かれます。今日某SNSで「絶好調を100とするなら40…いや35ってとこか」というモラウを挙げて「40歳超えてから毎日これ」という呟きがバズっていましたが、筆者いわく「ピチピチなんだよ40なんて あとになってわかるよ」とのこと。 こればかりはなってみないと解らないことですが、30代ですら20代のころと比べると大分老化を感じている現在、それでも後から考えれば今なんてまだ全然若くて健康な内に入っていくのだろうなということは想像に難くありません。なればこそ、この体が元気に動く内に、為せることや為したいことは為しておきたいなと思います。 また、自分たちの体だけでなく家もところどころ老朽化してガタがやってくる様子が描かれます。大規模なリフォームをするほどのお金もなく、また愛着もあり、ガムテープで補修して騙し騙し暮らしていく姿には切なさと親しみを覚えます。 お互いに大人しくなったとはいえ、また血の繋がった家族であるとはいえ、たとえばトイレットペーパーはシングル派かダブル派かなどの違う部分がありときに諍いも起きます。しかし、それでもかつて子供のころにあったような母親との幸せな時間を少しずつ取り戻していく諸々のシーンは静かに胸を打ちます。 親との関係性も含め、これからの日本では独居世帯に加えてこうした老老世帯もますます増えていくのでしょう。そうしたときの道標となりうる、先達のありがたい教えが込められた作品です。

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