「ヒト化」という設定の面白さ #1巻応援
空気のようなもの
巻数も百を超え、シリーズ映画も終わり、マンネリの極致に達した感もある。浜ちゃんの人の良さで乗り切る展開には、もう飽き飽きしてしまう。 人物の線にもバラつきが見え、画力の衰えも感じ取れる。 なのに。 オリジナルの中に、この画柄が無いと寂しくなってしまう。 マンネリの先にある空気感を掴み取った稀有な作品と言えるのかもしれない。
あのガイアが…バカな…バカだった…
グラップラー刃牙から登場している古参キャラ「ガイア」と、囚人編でそのガイアに敗北を喫した超人「シコルスキー」の謎の四畳半生活… スピンオフの中でもテーマが気楽で、ガイアが日本の一般家庭で生活しているところは違和感なく(山奥でいいじゃないかというのは置いといて)そこにシコルスキーのキャラ崩壊しつつのウザ絡み空振りがとてもなんか"かわいい"感じに。 刃牙ファンは読んで損なし?
大樹の奏斗愛がスゴイ
奏斗と再会する前の大樹は正直言って気持ち悪い。それくらいやってたこと最低なんだけど、 奏斗のことが好き過ぎてガラリと変わったのちょっと感動。
ロボットとBL
テーマは斬新だけど読んでて白けちゃうこと多々。
ケイ苦手ー!
いくらウブとは言ってもヒロを待たせてるし逃げるし失礼。 イラストは可愛かった。
コミックス刊行記念の番外編
※ネタバレを含むクチコミです。
『もうがんばれない日のための 限界ごはん』
どのくらい限界かと思ったら、一人暮らしの病み上がりベースがスタートでした。 あぁ、それはつらい。限界だ。 なので、序盤は汁物と粥のオンパレードです。 労りましょう、からだ。 そのせいか、生姜チューブがよくでてきます。 労りましょう、からだ。 それから、多人数ご家庭向けレシピでなく、少人数というか、お一人様向けが多いです。 ファミリー向けレンジレシピ本はいろいろあるからでしょうか。 レシピエッセイ本なので分量はかかれているものの、慣れたら目分量バババのレンジでチン!して作れそうです。 すべてが面倒くさいときはとてもありがたいです。 載っているレシピでは、生姜梅干し粥が美味しそうだなと思いました。 暑いときも、二日酔いのときも、疲労重なるときも、梅干しパワーを信じています。
うちはうち、よそはよそ
壁の向こうでどのような生活をしているか、誰もわからない。 当たり前のことなんだけど、そうだよなあと気付かされた。 さらに、ちゃんと生活はできているけど足りていない状態は、なかなか外部には分かりづらい。 主人公は衣食住足りていたけど、愛情が足りていなかった。 かけ違いになってしまったボタンは戻されることなく、途中からやり直した形になるんだろう。 この漫画がフィクション混じりのノンフィクションなのか、ノンフィクション混じりのフィクションなのか、どちらかはわからない。 ただ、老い先短いという年齢にはまだ遠そうな祖母が救われていない気がして、やるせない。
家庭というのはいろいろあるけれど
普通ってなんだろう。 自分の家しか知らなければ、それが普通だと思うもの。 テレビで出てくる家は、テレビだから。 と思いはするけど、ここまでではない。 時代が時代というレベルではない。 冒頭から混乱するレベルで「いや、おかしいでしょ?!」が渦巻いてしまった。 でも、そういう家で育つと、そういうものかなと思ってしまうらしい。 筆者視点のみなので、両親どころか、実兄や実姉についてわからないことが多いけど、年が離れていた姉兄はさらに思うことがあったのかもしれない。 冒頭からネグレクト家庭の話かと思えば、そんなシンプルな話ではなかった。 深堀りしたらまだ何冊もエッセイ漫画ができそうなくらい、複雑なご家庭。 読み終えてしみじみ思うのは、子どもの話や行いをバカにしないというのは、たしかに大事だなあということ。 気をつけよう。
妊娠悩み悩み…
雰囲気がすごく柔らかで好みな漫画なんですが書いてることは10代の妊娠でなかなか苦しい悩みが描かれてます。 10代で妊娠はかなり悩むだろうなー悪いことじゃないのに世間の普通とはかけ離れてしまうのでうーん。 しかし女の子と男の子の雰囲気が良い…。 ふわっとした雰囲気好きです。
身体の為の食事の大切さ。
生きることは食べること。 この言葉は病気した時に本当に痛感する。 美味しくご飯が食べれることって、当たり前のことじゃない。 病院で当たり前に出てくる食事でも、患者さんに合わせた食事があって、それを管理をする栄養士さんの仕事があってこそ食べられるわけで。 漫画を読まなかったら、病院食について知ることができなかった。読んで良かった。 当たり前の毎日の有り難みを感じる為にも、また読みたい。 健康で美味しいご飯が自分で食べれることは幸せなこと。
面白かったけど足りない。
で、どうなるの?誰とBLなの?って全部オープンに完結した。残念。
ちょっとアッサリし過ぎてた感。
末永くんがそこまで市川くんのこと好きだったのはよく分からないけど、おかげで水尾との関係は切れた。 水尾嫌い過ぎて後味悪かった。
旅館でひと夏の住み込みバイト
桔平は浮気され、本条さんの長年の片思いの相手は結婚、そんなタイミングで出会った。 桔平が本条さんにそんな突然一途になる何かあったっけ? いや、確かにすんごい色気あるけど。
他作品が良かったから期待してたけどイマイチ。
大介がパリコレに拘り過ぎてて子供の人権無視してるステージママみたいで不快だった。 昴は文句なしに美しかった😻
蒼介が自分勝手
なんか蓮がアホというか無神経過ぎて途中イライラした。 こんなことまで蒼介としておきながら、蒼介の前で合コンとか元カノとか無神経過ぎ。
バスガイドと運転手
宮田くんがちょっと距離感近くて、男女の恋愛しかしたことない彰吾さんにはそれを理解するまでもう少し気を遣って欲しいなと思った。 「ゆり子の呪い」にも囚われてるし😅
少し砕けた教師と冷めた生徒
先生からの熱があまり見えなかった。 沢本くんも大人ぶって見せてるけど、自分の行動を客観視に見えないところは子供。 学校ではダメでしょう。
ある意味、ボーイ・ミーツ・ガール?
魔王が勇者に倒され10年。 早起き復活して本調子じゃない魔王と、いろいろ面倒くさくなってしまったニート勇者が再び出会った! 日常系コメディでもおもしろそうな設定なのに、バトル&ファンタジーしています。 平和をもたらした勇者一行はどうあるべきなのか。 魔王退治後の世界の復興というものは、そこまでが含まれるのでしょうか。 気になったところは、魔王は蛾のナントカとあったけど、性別はつまるところ、どっちなのでしょう? 魔のものになれば死んでも蘇る設定とはあったけど、性別までは書かれていませんでした。可能性はあります。 読み進めれば、疑問は解決するんでしょうか。 ただいま、続きが気になる3巻読了です。 そもそも、魔王側は雇用の待遇も良いし、みんな魔のものになってしまえばいいんじゃないかと、人間同士の争いを見ていて、思ってしまいました。
なんだかんだでお似合い
何度か試し読みして気になっていたけど、読み切ったらあんまりだったかなー。 人気者の佐久間と女々しいくてポヤポヤした多喜。 だけど一度懐に入ると可愛がられるタイプの多喜に佐久間は気が気でない。 誤解から「結婚」になったけど結婚が正しかったw
片思いしている幼馴染の胃袋を掴んだ
日常系、好き。でも総一はいつ悠次のこと好きになったの?友達、幼馴染として好きだったのは分かるけど決め手がよく分からなかった。
2巻まで読んだけど、主人公2人ともに共感しづらかった。
隼人が日高のこと溺愛してるのはわかったけど、叔父さんとの一件でほぼレ◯プになったことと、あの先輩と付き合ったのも不要だったと思う。 日高はさせることさせておいて「好きかも」まで言っておきながら「友達」カテゴリーに逃げてたし。
登場人物みんな嫌い
みんな面倒くさいよ。なんだこれ。
『高尾の天狗とミドリの平日』の氷堂リョージさん最新作。 作り込まれた独特の設定が魅力のファンタジー物語です。 この『虫の皇女マユの旅』の世界ではヒトが地上を支配者となっているものの、「ヒト化の秘術」というものをとある偉大な魔法使いが生み出し、哺乳類・鳥類・海洋生物・虫など、さまざまな生物の代表者がヒト化をしてヒトの社会に介入してきます。なお、ヒトは魔法を使えないのですが、ヒト化した生物は皆元々の特性に応じて何かしらの魔法を使えますそれ故に、ヒト化した生物に対して好い感情を持っていないヒトも多いという設定も重要なポイントです。 本作の主人公は、「ヒト化できるのは認可された生体のみ」という掟を破って幼い身で非合法のヒト化を受けた蚕蛾のマユ。虫国の皇位継承者であるマユは従者である蛍蛾のホタルと共に、ヒト化が解ける1年という期限の間に偉大な虫帝となるべく見聞を広めようと冒険に出ます。ただし、ホタルはマユになるべく危険な目に遭って欲しくないので極力安全に1年をやり過ごさせようとします。その辺りの、各々の考え方や目的の食い違いも面白さを生んでいます。 マユが冒険に出た先ではアシダカグモやヤマトゴキブリ(中身はゴキブリと言っても、外見はただの眼鏡イケメンなので閲覧注意ではないです)などなど、さまざまな生物と出逢いながら、慣れないヒト化した体に(排泄・トイレの使い方が解らないなど)悪戦苦闘しつつも見聞を深めていきます。 マユは世間知らずではあるものの、 「ヒト化した者たちがヒトによく思われないことがあるのは 互いをよく識らないからという面もあろう」 など、時に本質を突いて種族の垣根を越えた道を示します。その様には、皇族としてのカリスマ性が垣間見えます。 「ヒトの支配はせいぜい数千年、一方で虫の支配は4億年」という、現実でもたまに言われる事柄を上手く設定に取り込みながら、物語の歯車が回されていきます。 毎回、どんな生物がどんな魔法を使えるのかという小さな楽しみがあり、それぞれのキャラクターたちの思惑が複雑に絡み合うのも面白く、そして物語全体という大きな楽しみもあるので密度濃く楽しさに溢れている作品です。 虫が話の中心ではありますが、基本的にヒト化した姿で登場するのでヴィジュアル的には虫が苦手な方でもそこそこ大丈夫かと思います。面白いファンタジー系の作品が読みたい方にお薦めします。