re;東京で楽しむ北陸ごはん百合! #1巻応援
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
約3時間前
石川出身のアパレルデザイナー・加賀ひまり(28)は、このご時世の例に漏れず目下リモートワーク中。そんな彼女の楽しみは、お取り寄せグルメを探して賞味する事。 お取り寄せするのは、主に故郷石川、そして北陸の味。主食もお酒もおつまみも、多様な北陸グルメは美味しそうだったり味の予想がつかなかったり。 そんなお取り寄せグルメは、時に他の女性と共に食される。フェミニンで明るいひまりは、会社の後輩女子や隣人の女性、さらには宅配のお姉さんまで虜にする、なかなかの人たらし。ふわっと柔らかいひまりの笑顔と優しさに、こちらもドキッとしてしまう。ひまりと女性達の関係を追いたい、百合漫画として最高の魅力に溢れた作品なのです。 ……ところで。 主人公の名前と「北陸」と聞いて、すぐにピンとくる方もおられるでしょう。 そう、この加賀ひまりさん、同じちさこ先生の『北陸とらいあんぐる』の主人公でもあります。 『北陸とらいあんぐる』では高校生だった彼女。ちょっと雰囲気違いますよね?大人になるとこうなるんだ……というのは興味深い。そして本作でお酒を楽しむ彼女を見ると、時の流れを感じるのと北陸グルメの紹介の幅が広がるのと、両方の面白みがある。そして『北陸』の登場人物も……。 興味のある方は『北陸とらいあんぐる』も是非!
おとりよせしまっし!
人ならざる者の〈心〉と百合 #1巻応援
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
2日前
中編2つ+それぞれの後日譚が収められた作品集。いずれも人間からは少しずれた存在がもつ「心」の、少し普通ではなくてかなり大きな有り様が描かれていて、心を揺さぶられる。 ●魔王と女王 時を止めた遺跡の街を守る「女王」を街の外に連れ出したい「魔女」の物語。 複雑に前後する語りと細かな設定に幻惑されるが、街の謎を解き女王を解放しようとする魔女の、軽い様で真っ直ぐな想いに打たれる。そして無表情な〈つくりものの〉女王に、却って〈心〉の動きを想像してしまう。 ●魂の関所にて 死者の魂を管理する所で、仕事をしながら自分の死因を思い出せずにいる新人の女性と、彼女を気にかける先輩の女性。 新人の過去話……身分違いの女性との複雑な関係性は切ない。そこに寄り添う先輩は後輩に強い想いがあるのは確かなのだが、その理由が見えて来ない。和風な死後の世界の美しさを目で楽しみながらも、優しさと不安感がひしひしと胸に来る。
魂の関所にて
百合漫画家さんの、同棲エッセイ! #1巻応援
nyae
nyae
3日前
普段から百合漫画を中心に描いてらっしゃる犬井あゆさんは、実生活でも"彼女"と同棲しているとのこと…!え、尊…!即買いして読みました。 これただのカップル同棲エッセイとして読むと完全に惚気マンガでしかないんですけど、このふたりは百合好き・アイドル好きな趣味が合うのに対して性格が正反対だったり、すごく絶妙なバランスで成り立ってるふたりだなと思うのと同時に、出会うべくして出会ったような気もして、あたたかい気持ちで読めました。エピソードのあいまに読者からの質問にふたりで答えるコーナーもあるので、同性パートナーとの今後に迷いや不安があったり、似たような境遇のひとにとってはとても参考になると思います。 ネガティブなことはほとんど描かれてないので、とにかく幸せがあふれたエッセイ漫画でした。
今日もひとつ屋根の下
コミュ障OLが助けた"ハツカネズミ"の恩返し #1巻応援
sogor25
sogor25
3日前
この作品は人とうまく話すことができないと悩むのOL・小宮祥子が、ひょんなことから人の言葉を話すことができる"ハツカネズミ"の根津さんを助けたことで、根津さんからの恩返しとしてコミュ障を治す手助けをしてもらうようになるという物語です。 恩返しといっても、根津さんの手助けは人と話すときのちょっとしたアドバイスのような感じで、その内容もけっこう体当たり式だったりします。でもそんな中で祥子は少しづつコミュニケーションを頑張るようになり、次第に周囲の人々とも打ち解けていきます 祥子と根津さんのやり取りも楽しくて、気付いたらほっこりさせられている、そんな、ハートフルなコメディが展開されていく作品です。 1巻まで読了
根津さんの恩返し
咲もFF14もほぼ知らずに『咲とファイナルファンタジーXIV』を読んだ
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名無し
4日前
身の回りで加速度的にFF14にハマるヒカセンが増えていて、自分も誘われ続けていたのですが、今日までやらずに「FF14はいいぞ」という情報だけが積み重なっていっていました。そんな状態で本作のことを知って「えっ!?なんで咲がFF14を!?」となり、興味を抑えられず手に取ってみました。(ちなみに咲のこともほぼ知らない) 読むまでは全く知らなかったんですが、ゲーム内に麻雀が実装されていて遊べるんですね。「麻雀が実装されているファイナルファンタジー、なに?」と思ったんですが、これがコラボの理由なのは一応納得できました。(けどあんまり麻雀はしてない) そしてFF14も咲も知らずに楽しむことは出来るのか。 結論としては出来ます。 みんな楽しそうでほっこりしちゃう。 両作に親しんでいるひとだったら味わいが何倍にもなるだろうネタなんだろうな、というのが沢山詰まっていて、ちょっとFF14やりたくなったし咲も読みたくなったな…。とりあえず友だちのヒカセンにコレ読んだよって話をしたいと思います。 #1巻応援
咲とファイナルファンタジーXIV
謎と狂気が入り乱れるタイムリープサスペンス #1巻応援
sogor25
sogor25
2日前
この作品は恋人である小鳥遊双葉を失った主人公の高校生・幸春道が、過去にタイムリープすることができる謎の鍵を手に入れたことで双葉を助けるために過去への跳躍を繰り返していくタイムリープサスペンスです。 物語のキーとなる春道が双葉を失う原因となった事件ですが、ただの事件ではなく、2人の担任の教師・岡が生徒30人を殺害するという大量殺人事件。 タイプリープ前の最初の事件では、春道自身も半身不随となる大きな傷を負います。 その事件を回避し、そして最愛の彼女である双葉の命を救うため、心身ともに傷つきながら春道が同じ時を繰り返していき、そして1巻終盤にはある衝撃的な事実が判明する、謎と狂気が入り乱れるタイムリープサスペンスです。 1巻まで読了
カイロスの猟犬
謎が謎を呼ぶノワールサスペンス #1巻応援
sogor25
sogor25
5日前
冴木仁という刑事が空き巣の通報を受けて丘の上の豪邸を訪れる場面から物語は始まります。 屋敷の持ち主と連絡が取れなかったもののただの窃盗事件として捜査が始まったのですが、その屋敷の地下室から13人もの子供の遺体が発見される、という導入の作品です。 その後、屋敷の持ち主の知り合いという人間が現れて徐々に事件の全容が見え始めるのですが、捜査の途中である事実が判明し、ただの担当刑事だったはずの冴木の運命をも狂わせる大きな謎が彼の前に立ちはだかることになります。 そんな、物語が進めば進むほど謎が謎を呼ぶ壮大なノワールサスペンスです。 1巻まで読了
降り積もれ孤独な死よ
中年男性とパパ活少女、それぞれの絶望 #1巻応援
兎来栄寿
兎来栄寿
6日前
今とても熱いレーベルのひとつであるコミックアウルから、新進気鋭の才能により放たれた鋭利なる一撃。 「これが令和の『罪と罰』だ!!!」と帯に銘打たれていますが、読んでいる時の常在的な息苦しさはまさにドストエフスキー作品を読んでいる時のそれです。 「中年になっても性欲はみじめに残る  俺は生きているだけで害悪だろうか」 と吐露する40歳中年男性がこの物語の主人公です。幼い頃は「お父さんみたいな人と結婚したい」と自分を慕ってくれた娘が思春期になると自分を汚物のように嫌悪してくるようになり、奔放に浪費する妻を尻目に辛い労働に勤しむ日々。 ぱっと見は普通の中年男性なのですが、娘のブラジャーを見て劣情を催したり、醜く毛が突き出た自分の手指を見て「俺 指も汚な…」と自己嫌悪を深めるシーンなどディティールの積み重ねによる絶望感が利いてきます。 父としても夫としても自分の存在意義に悩む主人公は、ある日15歳の訳ありパパ活少女と遭遇します。彼女もまた、とある事件とそれに起因する鬱屈した日常を送る人間でした。若い身体に価値がある内に小銭を稼いで海の見える遠い町で花屋を営み穏やかに生きて死にたい、と願う少女。二人の歪みが重なり合うことで生じる奇矯な関係性から、物語は駆動していきます。 とにかく本作はさまざまなシーンでの表現力と迫力が見どころです。全力の嫌悪感や全力の絶望感、背徳感と欲求との鬩ぎ合いが、叩き付けるような描写によって暴力的に繰り出され続けていきます。ひたすら辛いのに、ある種の疾走感すら覚えるほどです。 表紙のかわいい女の子からは想像しにくいかもしれませんが、読感としてはビーム系の作品に近いです。かわいい女の子を描けるからこそのギャップが非常に活きていると言えるでしょう。 闇の深い物語を好きな方には強く推します。
私が15歳ではなくなっても。【単行本版】
ハートフルヒモ飼いおにロリ物語 #1巻応援
兎来栄寿
兎来栄寿
7日前
母子家庭でありながら母親が僅かなお金だけ置いて失踪してしまい、11歳の美少女・凛子が50万円でイケメンのヒモ・春乃を飼う物語です。「ひもすがら」と「ヒモ」が掛かったタイトルなわけですね。 「普通」に家族と暮らし、「普通」に色々な将来の夢を持って過ごすクラスメイトたちと対比して、温かいご飯を家で食べることすら経験できずに育ってきた不憫な凛子。彼女の欠けた部分を、働きはしないけれど家事全般は得意で優しい言葉もたくさん与えてくれる春乃が埋めていってくれる、奇妙な関係が成立していきます。 しかしながら、春乃の優しさも歪さが生んだものであることが段々明かされていきます。それでも凛子が現状で心を保って生き長らえるためには、それが解り切った空虚であったとしても必要なものであるという構造がエモさを醸し出します。メリハリのある心情描写がとても心地良く感じます。 そして七瀬八さんの絵がとても良く、苦痛に歪む表情も、見渡せば美しさが広がる世界も、総じて綺麗に描かれます。春乃は本当にだらしのない立派なヒモなんですが、顔が良い。ヴィジュアルも中身も、とても良いおにロリです。 母親が残した金額は僅かであり長い間春乃を養えるほどではないのが明白で、物語の期限を思わせます。ただ、1話の冒頭で凛子の幸せな未来が描かれているのが救いです。すべての黒髪ストレートロング美少女の安寧と幸福を祈ります。
凛子ちゃんとひもすがら
圧倒的画力で描き出されるK-POPアイドル沼という熱き侠(おとこ)の世界 #1巻応援
天沢聖司
天沢聖司
3日前
とんでもない傑作でした。沼にハマったことのある全ての人に配って贈りつけたい最高の推しごとコメディでした。 漫画読んでて「あまりにも萌えすぎたためいったん本を伏せて休憩」ってよくあると思うんですけど、笑いすぎて休憩取りまくった漫画はこれが初めてです。そのせいでものすごい時間をかけてさきほど読み終わったのですが、今年まだあと1カ月ありますけど2021年一番好きな漫画は『やくざの推しごと』に決まりました。 まずはこの表紙をご覧ください。 ▽八田てき『やくざの推しごと』1巻表紙 https://i.imgur.com/bwCPiBw.jpg 美ッッッッッッ もはや美しい通り越して変態ですよね。マジマジと眺めてなんか綺麗なの光ってる〜と思ったらペンライト!コミックナタリーのニュースをチェックしててこの作品を知ったのですが、このペンライトに気づいた瞬間ジャケ買い決めました。 そんで1巻表紙めくってすぐのカラー絵よ。画力に連続で殴られてビビりました。見て↓ https://manba.co.jp/boards/147767 いま感想描き始めて気づいたのですが、時間かけて読みすぎ&笑いすぎでもはや序盤の方の記憶がやや曖昧になってます。 そもそも主人公である若頭・健の沼へのハマり方があまりにも模範的&理想的すぎて本当にヤバい。 ・パフォーマンス映像で推しと出会う ・ライブ初参戦で神ファンサ ・グッズ収集開始 ・推しの公式アカウントの投稿をチェックし始める ・それと同時にSNSで最新の情報収集/推しへの想いをツイート開始 ・初めてのグッズ交換 ・推し(と自分)が登場する創作小説を投稿 ・推しが訪問したカフェ(の座った席)に聖地巡礼し同じメニューを食べる ・ファンイベントの抽選の当確に一喜一憂する ・初期ファンしか持ってないグッズを欲しがる   みんなこれ見たこと・やったことあるでしょマジで。もう本当に休憩挟まないと読めないくらいおもしろい。ごくドゥさんのアカウントフォローしたいよ……! 健の推しである『ジュン』と『MNW』に対する、ファンゆえの高解像度の理解力を見ていると推しのいる人生って最高だなと、しみじみ思わされました。 ▽第1話(※2・3話も公開されてます) https://twitter.com/yatsuda_tk/status/1461650733942534145?s=20 ヤクザのおっさんのくせにリア恋レベルで推してる健も面白いのですが、そもそも健を沼に突き落としたお嬢がまたすごい。 1人の女の子の中に、ヤクザの娘らしい気迫とただのアイドル好きの女子高生が矛盾なく同居してて最高。1話の健の顔にチケットぺちぺちしてるシーンの堂に入った仕草はただのJKには出せない。先輩ファンとして健を導いていく姿も頼れます。かっこいい。 そしてこの漫画のすごいところは、アイドルさん達が本当にK-POPアイドルの顔してて美しくて説得力が半端ないとこですね。 あの独特のメイクの感じや韓国のモテ顔って感じの顔立ち……「花の顔(かんばせ)」と呼びたいくらい本当に麗しくて。楽曲聞いたり人柄をくわしく知ることのできない読者ですら思わず拝みたくなるようなカリスマが出てる。顔から。 超画力だからこそ描ける推しの尊さの説得力がここにはあります。 ▽八田てき『やくざの推しごと』第2話 https://i.imgur.com/a0oGNp3.png こんだけ書いても1mmも良さが伝わってる気がしない。 このページをグーッと下に行ったところにAmazonやらいろんな電子書籍サービスへのリンクがあるのでとりあえず買ってください。それしか言えねえ……。 もうあまりにも面白くて、なんでこんなすごい漫画を今まで知らなかったんだろう。もっと早く出会いたかった……という気持ちでいっぱいだったのですが、作中に登場する古参ファンのお姉さんの「これが自分にとって必要なタイミングだった」という言葉を噛み締めて今日を終えたいと思います。
やくざの推しごと
小林多喜二もびっくり #1巻応援
兎来栄寿
兎来栄寿
8日前
まさか、あの『蟹工船』がこんなSFバトルマンガにされるとは小林多喜二氏も想像もしなかったことでしょう。 この『新約カニコウセン』は、日々命懸けで「蟹」との死闘を繰り広げる立場の弱い奴隷のような労働者と、彼らを支配する者を描いた作品となっています。 恐ろしい進化を遂げた「蟹」とのバトルシーンは非常に激しく、緊迫感があります。傷つけ過ぎると商品としての価値が損なわれるのでただ殺せばいいというわけではないのは、モンハンでの捕獲の難しさを髣髴とさせます。 アクションも良いのですが、この作品の一番の見どころは何と言っても原作『蟹工船』に通底するテーマ性です。原作が書かれてから100年近くが経ちましたが、労働者の苦しみは今の世でも不変。もう少し未来になれば、AIなどによる労働が普及して人間が働かなくていいようになり事情も変わっているかもしれませんが、過酷な労働を課せられて命まで絶ってしまう人は令和になっても存在します。 しかし、もし仮に人間が全く働かなくて良くなったとしても、別の面で人間は互いを相対比較してマウントを取り争いを起こし優越感に浸る体験を求めて止まないし、それによって傷つき悲しみを抱える人間は尽きないであろうなという絶望感を感じさせるエピソードが描かれます。 SFバトルアクションになりはしましたが、一見した印象とは違い深奥のテーマとしてはしっかり『蟹工船』を踏襲しており、リスペクトも感じる内容です。 時代を越えて人間の普遍性へ響く名作の力を感じずにはいられませんでした。
新約カニコウセン
スペインはグラナダ、世界遺産の街での新生活 #1巻応援
兎来栄寿
兎来栄寿
7日前
「天狗の赤い髪」、「ノウゼンカズラの夏」の福浪優子さんの初連載・初単行本が発売されました。 舞台は、スペイン、アンダルシア地方のグラナダ。『茄子 アンダルシアの夏』でご存知の方も多いかもしれませんね。 グラナダはスペインの南端にあり、街全体が世界遺産となっている場所。作中ではアンダルシアが大好きでバルセロナから夏になる度に来る、という人物も登場します。しかし、東端にあるバルセロナからは電車で11時間ほど掛かる場所。日本だと青森から山口まで電車で行くような感覚でしょうか。 グラナダは歴史があり自然も多く美しい街で「いつか移住したい」と語る夫婦には、かつて世界遺産に月1以上で通ってそこの自然と街並みを愛しすぎて移住した身として深く共感しました。 そんな余談はさておき、本作は両親を亡くした14歳の少年が叔母の住むグラナダに移住して新生活を始めるという筋書きです。 美人でスタイルも良くてぶっきらぼうで「強い女」感がビンビンの叔母さんですが、主人公に対しては確かな優しさを感じさせてくれます。 見知らぬ土地で少しずつ色々な人たちと関係性を築いていく様子や、慣れないスペイン料理を苦労しながら作って食べる日常風景は見ていて癒されます。ガスパチョやシナモンレモンプリンはとても美味しそう!福浪優子さんの絵柄がまたテーマにピッタリとハマっています。 現代のスペインをメインの舞台にしたマンガというのはあまり多くないのでそれだけでも面白く、このアンダルシアの風を感じる作品をもっともっと読みたい! という欲求に駆られます。いつか実際に行ってみたいですね。
あかねさす柘榴の都