かしこ1年以上前編集31〜40巻 狼少女を演じたマヤは全日本演劇協会最優秀演技賞を受賞し、無事に紅天女を演じるチャンスを得ました。しかしそれ以上に驚いたのは紫のバラのひとの正体が真澄さんだとマヤが気づいちゃったこと!実は舞台の初日に大型台風が上陸して交通機関がストップしてしまい公演を中止せざるを得ない事態に追い込まれますが…そこに真澄さんが現れます(真澄さんはマヤの為なら何が起ころうと絶対に駆けつけるんですね!)こうして一人の観客の為とはいえめでたく初日を迎えることが出来ましたが、これが紫のバラのひとの正体がバレてしまうきっかけになってしまうのです。 紅天女候補になったマヤと亜弓さんは月影先生が滞在している紅天女の故郷・梅の里(奈良県の山奥)に行き、そこで演技対決をすることになります。ようやく同じスタートラインに立ったという気持ちがあるのか、今までにない程にお互いライバル心を燃やしますが、どちらの演技にもよさがあり甲乙付け難いです。真澄さんが紫のバラのひとだと気づいてしまったマヤは、これまで憎んですらいた真澄さんに好意を抱くようになります。けれども何も知らない真澄さんは今までのように自分の感情を隠してマヤに接するのです。そんな微妙にすれ違っている関係の中で大雨に降られたマヤと真澄さんが二人っきりで山小屋で一夜を明かすことになるというハプニングも起こります。実は両思いであることも知らずにドキドキしている二人、そして明け方に眠ってしまったマヤにそっとキスする真澄さん…。 月影先生の過去回想では紅天女の作者・尾崎一蓮との関係についても語られていたし、先生自身が演じてくれるシーンもあるので紅天女のストーリーも大体は分かりました。やっぱり月影先生が演じると「本物だ!」と思いますね。1わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ港町、横浜の裏通りにある小さな中華料理店で住み込みで働く母親と暮らす、13歳の少女、北島マヤ。美少女でもなく成績も普通の平凡なマヤの眼の奥には、激しく燃えるような炎がくすぶっていた。映画やテレビのドラマに夢中になってしまうマヤは、今日も出前の途中で映画を覗き見し怒られる。そんなマヤを見た謎の女性から、あなたのような千の仮面を持つ少女を探していたと…。■巻末に、eBookサイン会限定描き下ろしイラストを収録!続きを読む
31〜40巻
狼少女を演じたマヤは全日本演劇協会最優秀演技賞を受賞し、無事に紅天女を演じるチャンスを得ました。しかしそれ以上に驚いたのは紫のバラのひとの正体が真澄さんだとマヤが気づいちゃったこと!実は舞台の初日に大型台風が上陸して交通機関がストップしてしまい公演を中止せざるを得ない事態に追い込まれますが…そこに真澄さんが現れます(真澄さんはマヤの為なら何が起ころうと絶対に駆けつけるんですね!)こうして一人の観客の為とはいえめでたく初日を迎えることが出来ましたが、これが紫のバラのひとの正体がバレてしまうきっかけになってしまうのです。
紅天女候補になったマヤと亜弓さんは月影先生が滞在している紅天女の故郷・梅の里(奈良県の山奥)に行き、そこで演技対決をすることになります。ようやく同じスタートラインに立ったという気持ちがあるのか、今までにない程にお互いライバル心を燃やしますが、どちらの演技にもよさがあり甲乙付け難いです。真澄さんが紫のバラのひとだと気づいてしまったマヤは、これまで憎んですらいた真澄さんに好意を抱くようになります。けれども何も知らない真澄さんは今までのように自分の感情を隠してマヤに接するのです。そんな微妙にすれ違っている関係の中で大雨に降られたマヤと真澄さんが二人っきりで山小屋で一夜を明かすことになるというハプニングも起こります。実は両思いであることも知らずにドキドキしている二人、そして明け方に眠ってしまったマヤにそっとキスする真澄さん…。
月影先生の過去回想では紅天女の作者・尾崎一蓮との関係についても語られていたし、先生自身が演じてくれるシーンもあるので紅天女のストーリーも大体は分かりました。やっぱり月影先生が演じると「本物だ!」と思いますね。