sogor251年以上前編集2巻読了。 1巻でばら撒いた色んな要素を1つのゴールに向かう道へと収束させていく2巻。各要素が個々に主張しながらストーリーが明確にある方向へ進んでいく様は、荒々しくも幻想的な画面作りと相まってただただ壮観。 物語の大きな下敷きはSFなんだけど、主人公・伊崎アイラのバックグラウンドや真理を探究する信念などが見えてきて、物語のフィクション性の部分と現実とも地続きなセンチメントの部分が上手く調和してる。2巻で「眠り姫」と伊崎の正体という物語のテーマを示したのに、まだまだ色んな要素を見せてくれる。いやホント凄いよこの作品。3わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ198X年、プエルトリコ。地球外知的生命体との遭遇を夢見る青年・間宮武蔵は、天文学界の天才異端児・伊崎アイラの助手になる事を懇願する。そして、“オズワルドの魔女”と呼ばれる彼女の家で、10年間も眠り続ける謎の女性“眠り姫”と出会う。この出会いは、偶然か運命か。人類の英知を超えた物語が始まる――。これは、圧倒的筆致で描かれる“超常浪漫譚”。続きを読む
2巻読了。
1巻でばら撒いた色んな要素を1つのゴールに向かう道へと収束させていく2巻。各要素が個々に主張しながらストーリーが明確にある方向へ進んでいく様は、荒々しくも幻想的な画面作りと相まってただただ壮観。
物語の大きな下敷きはSFなんだけど、主人公・伊崎アイラのバックグラウンドや真理を探究する信念などが見えてきて、物語のフィクション性の部分と現実とも地続きなセンチメントの部分が上手く調和してる。2巻で「眠り姫」と伊崎の正体という物語のテーマを示したのに、まだまだ色んな要素を見せてくれる。いやホント凄いよこの作品。