名無し1年以上前編集スポーツ経験者は、 成功した人は成功例として、 失敗した人は失敗例として、 自分の実体験を他者に伝えたいと思うだろう。 それは紛れもなく自分にとっての真実だから。 本気で、それが正しい、教える価値があると思って 「良かれと思って」指導することになる。 そうでなければ困る面もあるわけだが、えてしてそれは 「素人、未経験者が知ったようなことをほざくな」 に繋がりやすい。 しかしそれは「本気」ではあっても「正解」で あるかどうかは定かではない。 だが指導する側される側、それぞれにとって 「信じること」は美化されやすい。 正義とされやすい。 信じて教えることも、信じて教わることも。 そのほうが波風もたたないし。 トレーニング・流した汗・指導者・チームメイト、 それを信じて疑わない。 信じることに価値があり美しさがある。 そうされやすい。 この漫画「ダウト」は、そこに踏み込んでいる。 スポーツ、とくに少年スポーツで なにが正しくてなにが楽しいのかは 人それぞれだし、この漫画も必ずしも 正しいとはいえないかもしれない。 けれどダウト(疑う)ということが 必ずしも悪いことではない、とは気づかせてくれる。 そしてそれを面白い漫画にしてくれている。10わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじトップは早く、高く。バットは上から叩け… 学童野球を舞台にお父さんコーチと子どもたちが「野球の常識」に立ち向かう。桑田メソッドをわかりやすくちりばめた、野球のタシナミ現代版! 野球マンガの新しいカタチを立沢克美が描く!!
スポーツ経験者は、
成功した人は成功例として、
失敗した人は失敗例として、
自分の実体験を他者に伝えたいと思うだろう。
それは紛れもなく自分にとっての真実だから。
本気で、それが正しい、教える価値があると思って
「良かれと思って」指導することになる。
そうでなければ困る面もあるわけだが、えてしてそれは
「素人、未経験者が知ったようなことをほざくな」
に繋がりやすい。
しかしそれは「本気」ではあっても「正解」で
あるかどうかは定かではない。
だが指導する側される側、それぞれにとって
「信じること」は美化されやすい。
正義とされやすい。
信じて教えることも、信じて教わることも。
そのほうが波風もたたないし。
トレーニング・流した汗・指導者・チームメイト、
それを信じて疑わない。
信じることに価値があり美しさがある。
そうされやすい。
この漫画「ダウト」は、そこに踏み込んでいる。
スポーツ、とくに少年スポーツで
なにが正しくてなにが楽しいのかは
人それぞれだし、この漫画も必ずしも
正しいとはいえないかもしれない。
けれどダウト(疑う)ということが
必ずしも悪いことではない、とは気づかせてくれる。
そしてそれを面白い漫画にしてくれている。