梶原先生の自伝や評伝はいくつもあるみたいだけれど、
もう古い話しだし、例の事件とかもあって
絶版になっているものも多いみたい。
出版社も扱いにくいのかもね。
劇画のドンが秘めていた危険な裏話が、出て来るのかと期待させる漫画
今は亡き梶原一騎氏の自伝であり、これまで書けなかった事を暴露的に発表するとの触れ込みで連載が開始された本作品ですが、氏の急逝で残念ながら未完大作となりました。力道山vs木村政彦の世紀の決戦から始まる物語は、梶原氏の独壇場である格闘技界を中心に進んで行くので、安心・安定感があります。未完ですから物足りないと思った方も多いでしょう。そんな人は、小説「梶原一騎伝/斎藤貴男」を読み、漫画らしい部分の修正や補完をすれば尚良いと思います。