音臼神社の神主の身内で、社務所に住んでる、とか?
続きが気になる作品
テセウスの船 東元俊也 東元俊哉
漫画とテレビドラマ両方見たけどめちゃくちゃおもしろかった。
家族愛、サスペンス、色々な要素が詰まっていて、先が気になってどんどん読み進めてしまいます。
お父さんと初めて、過去の世界で出会う瞬間が好きです。
音臼神社の神主の身内で、社務所に住んでる、とか?
影は大人のものだった。 屈強な金丸さんが危険な場所に立っているとはいえ、突き落とすにはそれなりの腕力が要る。 一発勝負、しくじれば現行犯逮捕。 みきおはおろか、さつき先生にも荷の重い仕事かと。 大人というとさつき先生・三島夫妻・校長先生に田中さん(息子)。 三島医師なら薬物密売のルートはありそう・・・と少なくとも翼に信じさせる事は出来そうだ。 しかし娘を三島明音ちゃん呼ばわりは無い。 第一田中さんの見舞いに、この人達は行っていない。 大人に変身出来るのか・・・?
やはり小学校の大量殺人事件以外に、音臼村には何か謎があって、それが犯人を作り上げてしまったのでは?
タイムスリップが可能な世界ならば、田村心は3回くらい過去に行く感じがある。
もちろん子供だと断定するつもりはありません。ただその可能性が残る理由は、
凶器が主に薬物という事件発生時にその場所から遠ざかれ、かつ腕力を必要としないものであったこと。
金丸刑事については犯人が佐々木紀子を尾行していてたまたま鉢合わせてしまい、彼の話に身の危険を感じとっさの思い付きであの方法で、かなり夢中で崖ギリギリまで行ってしまったところを突き落としたと思われます。
そして注目したのが、前にも書いたので恐縮ですが、あのテープレコーダー、SONYのCFM-A50のスペックです。それは①可変式の“聴きやすさ調整”。要するに音質を極端に下げて再生する機能。そして②カセットテープの“遅聴き再生”。15%再生速度を落として再生できる。というものです。その機能が本当に実用的かはともかく、当時爆発的に売れました。この機能を利用して、あくまでも電話などを使って一旦録音したものをいわばボイスチェンジャーを使ったように異様な声にすれば「お稲荷様」の声に成りすますことは可能です。翼としては毒物を盗むというリスクの高いことを引き受けたのは、何か弱さを握られていたからのはずで、例えば彼の過去に関してゆすれるような何か秘密を知っていたものと考えました。
この点で思い出せるのは、翼と明音は孤児であったように思われること。みきおもまた少なくとも学校での事件の後には孤児になっていたこと。そして犯人もまた首吊りの絵、遺体にウジ虫がわいているような絵がもし自分の両親であるなら、やはり孤児である可能性があり、そういう背景を持った者同士のネットワークが事件の背景にあるように思えます。同時になぜその絵に描かれている過去の事件が起きたのか、というのが犯人の一連の事件を起こした動機のように思えます。
以上の理由からみきおに対する容疑は残されていると考えました。もちろんまだ断定するつもりはありません。
もちろん影から見た背の高さ、笑い方は大人の女性を思わせますし、木村さつき説もあり得ると思います。
誰であれその人物は一応の目的を遂げたはずですが、現代に罪を重ねるにつれて増えてゆく目玉の幻覚に追い回されている訳ですから、事件について何かを知っている、知ってしまった者にとっては危険ですし、まもなく始まる慰霊祭が一つの山場となると思いますので、楽しみにしたいと思います。
影は金丸刑事より大きいくらいだったので、普通に考えれば大人の男性だが、遠近法の問題という言い訳で子供の影が大きく見えた、となる可能性もなくはない。
ただ、金丸刑事との対話は対等なように思われるので、大人の可能性が高くなったかな。
話の考察は一旦置いといて、テセウスの船は何巻くらいまで連載をするのか?気になります。
「モーニング」の他の連載の巻数を見ると、3,4巻を越えると結構長期連載になっているような感じがします。
「テセウス」が現在7巻の3/9ですが、紀子の回想が一段落し、遅れて心、由紀が到着(木村さつきが紀子の回想を聞いてしまったことによるストーリーへの影響は気になります)。いよいよ慰霊祭が始まり、事件は起きるか?そしてまた過去に戻るのか?………と考えていきますと、9巻以上にはなりそうに思いますし期待します。
作者は違いますが以前にモーニング連載で「Re member」という作品がありましたが、恐らくですがシーンの暴力性と、ある時期の同じ場所が何度も繰り返されるという設定が打ち切りにつながったのではないかと思っています。前者は「テセウス」でも絵のリアルさも手伝って気にはなりますが、表紙に滅多に出て来ないなど息を潜めて連載されているように感じ、分かってくれている方々だけが読んでくれたらいいというスタンスで、クレームによる打ち切りを避けているように感じます。後者の読者も知っている同じシーンをタイムスリップにより再演する、というリスクですが、カギはテンポのよさの有無だと思います。
是非とも長く続く連載になって欲しいと思いますし、できれば途中休憩を経て第二部へとなるよりは連続して最後まで進んでいただきたいです。
まず、冒頭の列車の種別と行き先表示、数回前の車両との整合性に配慮下さったことに作者さんに感謝したい。
さて、なかなか起伏の激しい回だった。題は「それぞれの決断」。
まずは由紀の記者になった理由という決断。やはり彼女がいると推理がスムーズに進むように思う。あの絵が犯人からのメッセージを感じること、一連の事件が同一犯による音臼事件(事件名が初めて出た!)をするための実験説とサクサクと整理されていく。このチームによる進展を楽しみにしたい。ただまたタイムスリップするならこうも都合よくいくだろうか、という心配はある。一回目の心もまた音臼事件ゆえに子供たちを守る仕事として教師を目指し、そういう大学で会ったのだから。
次に紀子の事件の告白をする、という決断。末期病だった。姿は見てないが電話の声を覚えていた。彼女からはもう情報はないのかと思ったが、大きなものが出てきた。そして出てくる。「翼君いますか」だけど、当時明音も「翼クン」と呼んでいるので、大人とは限らないと思う。「日頃から電話を掛けてた人」でもある。
最後に、決断を突き付けられた鈴。おいおい!とこの展開には驚いたけど、よくよく考えてみると、さつきがかまを掛けているだけのようにも見える。「ただのお砂糖」と言うからどうぞと言っただけなのに、毒だったならさつきが捕まるだけ。何かを試しているように見えなくもない。思いきり深読みするならさつきは変わってしまったのではなく、変えている、つまりそういう演技をしているという可能性もあるかもしれない。もちろん28年間も自分と違うキャラを演じるのは現実には無理があるし、そもそもなぜそんなことする必要がある?と言われると何も返せない。でもこの人のキャラクターのおかげで淡々と進む回が多い中、退屈せずに済んだことには感謝したい。
「次号、鈴の決断とは」だけど、たぶんやっと函館に着いた心、由紀目線でスタートしてマンションに到着した時、一体何を見るのか…という始まり方だろうか。テンポよくなってきた物語の進展を楽しみにしたい。
前半、由紀のセリフに心の中でフラッシュバックする一回目の時のセリフが描かれる。由紀の人柄が分かるし、第1話の由紀がそれを言った時の心の態度は感傷的で雑だった。「ありがとう」は過去の由紀にも言うべきだったとの後悔も感じているのかもしれない。
心の指輪が見え、普通は既婚者だと考える。「すべて話します」とは言っていたけど、その辺は言ってなかったか。指輪が見えたことで、今回の世界ではこの先、このままでは恋愛には発展しなさそうだ。
電話の声が同じではなくて似ていたというのが、ひっかかる。
つまり完全な同一人物ではなくて、同じ人間の子供時代と大人の違いがあるのかもしれない。
たとえば、みきおがタイムスリッパーで、金丸刑事を殺したのが大人のみきお、翼に電話してきていたのが子供のみきおなのかもしれない。
写真があるというのは、紀子の嘘かもしれんね。自分は紅茶を飲まないための嘘。
紅茶に既に何か入ってる気がする。
既に紅茶に何か入っているという推理は同感します。さつきに会うのを拒んでいたのに写真を素直に見せるでしょうか。隙を見て紀子が外に出て心と由紀にばったり遭遇するのではないでしょうか。
木村さつきが犯人というのも単純すぎる気がする。
しかし、真犯人に繋がる証拠が明らかになるのを妨害しようとしているので、何らかの悪意は持った人間なのだろう。真犯人を庇っているのか、他になにか目的があるのか。
回想シーンが盛り込まれつつも、まさかの2人だけのやり取りのまま終わってしまった。しかし2つの回想が結果として鈴を攻勢に転じさせた。事件当日、さつきが家に来て上がっていったという事実。もちろん佐野家の家族にとって疑ってなかったからまっすぐトイレに行ったか確認できない。いつもながらの絶妙な小出し加減だ。1回目も同じことはあったのかもしれない。もちろん上で書かれているように
『木村さつきが犯人というのも単純すぎる気がする。』というのは同感で、別な動機で何かをした可能性も含めて静観したいです。結果としてこの回想は鈴にとっては、やられっぱなしからの脱却になった。そして金丸刑事の「どっちがいい?」、まさか心の取り調べの所で伏線回収されたと思っていたが、ここで第4の選択を思い付かせるものとなった。金丸刑事、当時は意味深で怖く感じたが、この絵では子供の成長のために人生訓を教えているような優しい親の顔に見える。そういえばプライベートでは仕事に人生を費やして家族を失っていたけど、子供好きだったのかもしれない。自らの死と関連するかはまだ分からないけれど。
木村さつきについてはあくまで鈴に一方的に正体不明のビンから人生の岐路に立たせるような話に勝手に広げているが、これで鈴の立ち位置はさつきにも理解できたと思う。鈴への疑いに対して白黒付けるための芝居であるなら次回は大きく態度が変わるし、そのまま悪意があっても感情爆発させるだろうし、次回は楽しみだ。もちろん心たちに視点が変わったり、紀子が戻ってきてうやむやになるかもしれないけれど。
1ヶ所、回想シーンのさつきのセリフで気になるのは、「今日…みんなでバターを作る」というところ。どうしても牛乳を連想する。その時に使わなかったものが翌朝の朝食に出たのだとしたら、薬物混入のチャンスは結構あるように思える。
バターは怪しいと思った。佐野家の人たちも殺されるところだったのか。
昔の木村さつき先生に怪しさが全くなく、本当に優しくて、綺麗な先生だったのに、現在では醜く年を重ねて、同一人物とはとても思えない。
木村さつきの変貌ぶりはミスリードだろうね。
犯人を隠したり、手伝ったりはしていても、主犯ではなさそう。
木村さつき目線で見ると、当時突然現れた心の「予言」で父が助かり、かと思えば千夏のときはパラコート泥棒、明音のときはなぜか夜中に田中さんに会いに行くと言い、事件後逮捕、釈放の後失踪。心と行動を共にしていた佐野のほうはお泊まり会中止、延期を訴え、当日は前日深夜まで謎の警備、娘は仮病で欠席。あの家族と住人は謎めいていて変。とどめに音臼事件で自分も被害者になったのだから、自身が無実なら佐野家の家族には強い疑いや恨みを持っていてもおかしくない。そして現場にいて、教師として子供たちを預かる立場でこういうことが起きたのだから、事件の真相を知りたい気持ちも強いはず。そういう観点に立てば目の前の鈴に対して、少々手荒でも精神的に追い込んででも本当のことを知ろうとしてこの行動だったとしたらそれは納得。若い時と比べるとそんなキャラクターの人だっけ?の思いはあるけれど。
木村さつきもまた、「テセウスの船」と言っていい存在かも。元の若くて美しく、優しい先生だったのが、今では…。
心がタイムスリップしたことにより歴史を変えてしまい本来の歴史では既になくなっていた人が生きていたり死んでいたりするからややこしい。失踪してしまった人も含めると歴史は変われどトータル人数は一緒になるのでは。観点がずれているかも知れませんが。
真犯人は、心かもしれないね。何度かタイムスリップした後の心が真犯人。
未来を救うために殺人せざるを得ない事情に追い込まれるのかもしれない。
主人公、田村心が犯人もしくは犯人に近い者、と私も考えた事があります。
あくまでも妄想ですが、心の娘、未来が犯人では?と考えた事もあります。
ミクが犯人になるには、ミクまでタイムスリップしないといけないから、話がややこしくなるね。