久々の実家の居心地悪さ、ものすごくよく分かる。
あと、お母さんが病気になったらどうするとか、若干生々しいことを考えさせられた。
日常生活を描いた漫画なのに…
言葉で語り尽くせない程の、ギュッと心を鷲掴みにされる漫画。
FEEL YOUNGでヤマシタトモコの新連載がスタート。
作家の槙生と女子高生と思われる女の子朝が共同生活をしているんだけど、時々スイッチの槙生入るのことを朝が観察している様子が描かれている。
朝の料理のシーンが丁寧に描かれていて最後にレシピ的なのも載っていたから飯系の話になるのかなとも思っているがまだちょっとわからないな
久々の実家の居心地悪さ、ものすごくよく分かる。
あと、お母さんが病気になったらどうするとか、若干生々しいことを考えさせられた。
えみりさんとの交流も、淡々としてていい感じ。
親でも教師でもない大人と対等に会話するのって、子どもたちにとってかなり贅沢な(実のある)時間なのではなかろうか。
…初めて会ったときに
あ 好きだな と思ったのを
まだ覚えてるから
まだ好きなのかも
この槙生ちゃんのセリフが刺さった。
3巻まで読んだ
人間二人ここまで深掘りできるのか。
という感想。
ヤマシタトモコのBLも好きだけど女の話すごいな。変わってる性格の二人だけど全然どこにでもいる二人で、好き合ってるでもない、嫌いあってるでもない。単純に言い切れない関係性描き表してる。
今回はやたらと考えさせられるネタだけぶっこんできた感じ。
お姉ちゃんが戸惑ってるところを妹は見たのか見ていないのか。
朝は今まで、どちらかというと母(槙生の姉)に反発しているように見えたけど、急に母親そっくりになってきた!
「子犬」だなんて思っていると痛い目に合いそう。
なんか今回のは下らなかった。唐突過ぎるし、切ない感じもしない。槇生があとで後悔することが増えただけのように見える。母親や姉、朝との関係も宙ぶらりんのまま。残念。
個人的にあの弁護士も悪くないと思ってたけど、やっぱり笠町くんとか。
この関係回復はどういう流れに繋がってくんだろう…。
カラー扉が綺麗で久々に読んだけど…笠町くん!!えっ…おもしろ…!
あとフィーヤン読んでてマイクラという単語が出てきたギャップで笑ってしまった
槙生さんが頑なに「親じゃない」って主張するところがよかった。
すでに親の人からすると理解しがたいんだろうなとか考えさせられた。
ついに物語の核の部分に入ってきた。
醍醐さんと慎生の関係性って独特だな…。憧れるような、そうでもないような。
今回はちょっと絵が雑だと感じた。
お?
槇生の姉実里の手記が本当なら、槇生は、姉に全否定されっぱなしではなくて、相当姉の痛いところを突くようなことを、容赦ない言葉で言い返している。今までの槇生は、姉に否定されて一方的に傷ついた、大嫌いだ、というようなスタンスに見えたけれど。
槇生は都合よく忘れてしまっているのか、それとも姉の表現が大げさなのかは興味のあるところだ。もしも事実なら、姉はもう手記以上に語ることはできないのだから、槇生も姉を傷つけたことに向き合わなければアンフェアだろう。
学校をサボるって常習化しなければある意味前向きな手段だったりする。
朝もこれで一皮むけていい方に変わっていけばいいけど。
槙生に懲らしめられませんように。笑
槙生も学校をサボっていたことがあるのに、朝には「心配させて!」と怒っていて、その矛盾に気付いていないことが残念。
槙生のキャラがぶれてきていない?
ぶれているというよりは、変化してきているのかなと読んでて思いました。
いずれにしろ、次の話で朝とどういう対話をするのか気になります。
そうですね、でも、朝を心配する気持ちの中で、「自分も親を心配させたんだな」という気付きがあってもいいと思うんです。
(私は槙生が好きで、だからこそそう思います)
槙生も笠松君も弁護士さんも、どこか、まだ大人になり切れていないというか、親の影響を脱していない感じがしますね。それでも、大人として責任を持って生きて行かなくちゃならない。
よくわかります!
親から受けた影響、まさにそれが様々で、人によっては気づかなかったり脱するのに苦労したりと、向き合い方に正解がないのが難しいところですね。
槙生は独特な女性で、つかみどころがないなと思ってましたがこれから朝とどんな家族になっていくのか楽しみです。
うーん、、今このふたりでまともな対話は無理なのか。
ただこういうところで槙生の独特な価値観が活きてきて非常に面白い。
たしかに槙生は冷たいけどそれでこそ槙生だしなーと読者としては思う。でも普通の中学生にはそれを受け入れられるとは思えない…
誰も想像がつかない角度から朝を救ってくれたらいい。
大人たち全員タピオカからダメージ食らってて笑った
朝にしてみれば、学校をサボった現場に、大人が3人来たら(槇生は別としても)ひっこみがつかず、憎まれ口のひとつも叩きたくはなるかもしれない。でも、とっさに言ったにせよ、「いいよね、槇生ちゃんはなんか大事にしてくれる人がいっぱいいて」は、案外真実をついている。朝を大切にしてくれる人は、えみりは別として、対等な立場の人ではないから。(つまりどこか子犬扱い)
母の手記は、見る見ないは朝に任せて、渡した方がよかったんじゃないかという気がする。そうでなければ、渡しそびれるか、フォローのないところで朝が見てしまうか(そうなった)どちらかになる可能性の方が高い。「見るかはあなたに任せる。見てショックだった時はできるだけフォローするから」と言えばよかったのでは。(ピンチの時にできるだけフォローできないなら、そもそも一緒に住むのが無理)
後半に、槇生と姉がよく似た顔で書かれているコマが続いてある。今までは別のタイプのように描いてあったが、それとも矛盾しない感じで。姉妹が別々だけど少し近づいたような感じ。ヤマシタ先生のこういう描き方がすばらしい。
辛い出来事を受け止めて、朝がどう変わるかと思ったら、自分の凡庸さにショックを受けるだけというオチに笑ってしまった。
でもその自然な感じがいいなと思いました。
それにしても槇生さんの、朝が初めて書いた詞へのリアクションが面白かった。
【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画を特別収録!】35歳、少女小説家。(亡き母の妹) 15歳、女子中学生。(姉の遺児) 女王と子犬は2人暮らし。少女小説家の高代槙生(こうだいまきお)(35)は姉夫婦の葬式で遺児の・朝(あさ)(15)が親戚間をたらい回しにされているのを見過ごせず、勢いで引き取ることにした。しかし姪を連れ帰ったものの、翌日には我に返り、持ち前の人見知りが発動。槙生は、誰かと暮らすのには不向きな自分の性格を忘れていた……。対する朝は、人見知りもなく、“大人らしくない大人”・槙生との暮らしをもの珍しくも素直に受け止めていく。不器用人間と子犬のような姪がおくる年の差同居譚、手さぐり暮らしの第1巻!
【電子限定!雑誌掲載時のカラー原画を特別収録!】35歳、少女小説家。(亡き母の妹) 15歳、女子中学生。(姉の遺児) 女王と子犬は2人暮らし。少女小説家の高代槙生(こうだいまきお)(35)は姉夫婦の葬式で遺児の・朝(あさ)(15)が親戚間をたらい回しにされているのを見過ごせず、勢いで引き取ることにした。しかし姪を連れ帰ったものの、翌日には我に返り、持ち前の人見知りが発動。槙生は、誰かと暮らすのには不向きな自分の性格を忘れていた……。対する朝は、人見知りもなく、“大人らしくない大人”・槙生との暮らしをもの珍しくも素直に受け止めていく。不器用人間と子犬のような姪がおくる年の差同居譚、手さぐり暮らしの第1巻!