山麓の集落で機械の修理・販売をしているメカ屋は、山奥で頭に角が生えた不思議な少年を拾う。メカ屋は少年に“ツノ”と名付け、実の子のようにかわいがるが、成長するにつれてメカ屋に惹かれていくツノに迫られてしまう♪そんな時、ツノの実の父親から使者が迎えに訪れ、ツノの正体が竜神だと判明し――!?
大学生の新はいざ初H!という時に彼女のよりも感じてしまい、ふられてしまう。このままでは一生童貞だと思った新は大学で女子に人気のある、槙島の行動観察をしてなんとか新しい彼女をつくろうと彼をつけまわすけど……!?※巻末には電子書籍版限定の描き下ろしマンガを収録!
五十嵐は線が細くて見た目もきれいな男。子供のころからかわいくてよく女の子と思われていたせいか女の子っぽいと言われるのが大嫌い。幼なじみの延行はそんな五十嵐のことがずっと大好きでやっと付き合うことが出来たのだが、うっかり地雷を踏んで五十嵐にキレられしまう。何とか仲直りしたいと思う延行だったが、五十嵐に拒否られるのが怖くて話しかけられないでいると……22ページ収録。
高校時代の写真部のクサレ縁3人組の健二・あつみ・弘。同窓会で12年ぶりに 再会した3人だが、外国人連続殺人事件に巻き込まれることとなる。それぞれの過去と現在を絡めつつ、物語は予想外の展開に! 衝撃のクライム・サスペンス 「Rust Never Sleeps」をはじめ「カンフー・シスター」「花まつり」の異色作3本に、イラストエッセイ2編を収録。
夏実は子どもの頃から、5つ上の兄と兄の親友・圭吾の3人で過ごす時間が大好きだった。だが13歳の夏休み、兄と圭吾の間に今までとは違う空気が流れだしたことに気づく。2年後、変わっていく自分達の関係に耐えられない夏実は、幼い感情を圭吾にぶつけてしまい…!?
新感覚B(弁当)L(ラブ)コミック登場! 「僕の彼氏の雄一くんはバイト先の先輩。最近社員に昇格して忙しくなるので、せめてもと…僕は弁当を作り始めました」。同じ職場で働く彼氏の雄一くんのために、毎日愛情を込めたお弁当を作る直斗くん。でも、その出来はいつも微妙…。ふたりのイチャイチャと、(味や見た目が)ちょっと残念なお弁当を楽しめる4コマ&ショートストーリー! 主人公はこのふたり。●星野直斗(23)──写真のレタッチのアルバイトをしている男の子。恋人の加瀬雄一が社員に昇進したため、体を気づかって弁当作りをはじめた。が、大ざっぱな性格とこだわりのなさで、味付けや焼き具合に難が多い。髪のハネは寝ぐせ。●加瀬雄一(27)──星野の恋人。最近、バイトから社員に昇格した。星野の作った弁当に突っ込みを入れる。ふだんはポーカーフェイスだが、疲れてくると下ネタスイッチが入り、会話が噛み合わなくなる症状が出る。個性豊かな会社の仲間たちに、生温かく見守られながら愛を育んでいたふたり。しかし、ちょっとした誤解から、やがてその関係が危うくなってきて……!? さまざまなアート展で注目される気鋭の著者が、“ボーイズラブ×グルメ”を描いて堂々デビュー! のはずだったのが…。残念なことに…グルメとはまったく逆の、本当にヤバいお弁当が次々と…。笑って笑って、最後にちょっと感動するほのぼのBLストーリーです。
BL・マンガ・〆切・眼鏡・腐女子・ゲイ・ダイエット・酒・ペット・麻雀・怪談・ライブ・旅行・引越…… これでも一応職業・BL漫画家。底辺作家の日常を描いたコミックエッセイをたっぷり収録。読んでも読んでも終わらない!
小学生の幸司は、歳の離れた兄ちゃんとふたりぐらし。そんなふたりの家に、兄ちゃんの恋人・陽樹くんがやってくる。「さんにんぐらし」になり、賑やかになった家は、前より何だかあったかくて、嬉しいことがいっぱいで……。表題作ほか、高校生になった幸司の恋を描く「初恋と、それから」、その後の描き下ろしも収録!!
ライターの戸崎は、取材で偶然、高校時代の初恋の相手・倉田と再会する。覚えていないだろうと戸崎は思うが、倉田は自分のことを覚えていた。その夜飲みに行く事になり、当時の気持ちを暴かれた戸崎は、戸惑いながらも倉田に抱かれる。しかし一度きりだと思った関係は倉田が望むことで続いていき、戸崎はますます倉田に惹かれて――。
タイプの違う短編が3つ収録されています。 単行本のタイトルにもなっている「Rust Never Sleeps」は、高校時代に仲が良かった男女3人が30歳になって再会するけど、そのうちの1人は海外で殺しを仕事にするようになっていて、他の2人も殺人事件に巻き込まれてしまう話です。あらすじでもサスペンスとして紹介されていますが、読後感としてはヒューマンドラマの方が強いかも。青春の終わりと旅立ちの話という気がしました。 「カンフー・シスター」はコメディですね。父親にカンフーを教え込まれて人殺しも可能な腕前になってしまった女の子が、抑止力として修道院に入れられてシスターになるも、ひょんなことから権力を悪用する邪悪な美少女と戦う話です。 一番好きだったのは最後の「花まつり」。ダントツで面白かった!明治初期ぐらいが舞台で、語り部は根無草みたいな生き方をしている物書きの青年なんですが、主人公は前世の記憶を持った不思議な少女なんです。記憶を元に前世の家族を探し当てますが、そこで自分の息子に殺されていた事実を知ることになります。少女が青年と一緒に自分の死体を探しに行くシーンもすごく良かったんですが、ラストでの2人の掛け合いがとても良かった。 作者が各作品にページ1枚ずつ後書きを描いてるのも楽しく読みました。