【SNSで400万いいね獲得!】「スリルとモヤモヤが止まらない」ファミリーサスペンス漫画エリートの薬師寺家と、無職の毒山家。どちらかの家庭が“崩壊”する!?世間の目からは幸せそうに見える「エリートの家庭」では、主婦・ユイが、身勝手な夫や非常識な義母に悩まされていた。一方で「無職の家庭」では、毎日パチンコ三昧で働かない主夫・ゴンが家庭を守っていたが、やがて犯罪に巻き込まれ…。SNS配信時の『大晦日にどちらかの家庭が崩壊する漫画』に大幅に加筆し、全ページをオールカラーでお届け!豪華リニューアル版としてファン必携の一冊に仕上がりました
DVを受けていたよるは児童養護施設に保護される。周囲に馴染めずにいたよるを守ってくれたのは同い年の天雀だった。愛情を喪失した苦しみを分かち合う二人。よるの気持ちはやがて恋心へと変化していく。厳しい環境の中で世界から零れてしまわないよう支え合うよると天雀。暗闇に光は射すのか?
母のネグレクトにより常に腹を空かせていたショウは、兄とともに人を襲って弁当を奪うことを覚える。富裕層が住むタワーマンションが建ち並ぶ一方、工業地帯の片隅で、ヤミに染まらなければ生き延びられない残酷な弱肉強食の日常も存在する。そこは、スラム“川崎”。成長とともに凶悪化していくショウの行く先は――!?
養父を殺したことを後悔しながら、病院で最期を迎えた元殺し屋・高杉玄。ところが、目覚めるとそこは死後の世界で、46歳で死亡したはずの玄は、なぜか16歳に若返っていた。そしてその世界には、自らが殺した養父、そして他の仲間たちの姿も…。高校生として第二の人生を送ることになった玄は、死後の世界で仲間を捜し出すことを決意するが…!? 天国と地獄の狭間で、「家族」を取り戻すための闘いが始まる!
2年前、刺青師の陳のもとに「妻に刺青を彫って欲しい」と言う依頼が来た。彼女は事故で頭を打って以来、意識が無いという。全裸にした女の柔肌に竜の刺青を彫ってゆく陳。彼の口から意外な言葉が出る。「分かってるんだぜ。頭の傷のせいじゃない。見たくない聞きたくない事があるから心を閉ざしちまったんだ。俺達は同類だ」彼女は財産目当てに結婚した夫に殺されようとしていたのだ。それを知った時に陳の言う通り、心を閉ざしてしまったのだ。だが陳が彼女の体を洗っている時、彼女が陳のモノに興味を示した。陳は握らせ扱かせる。それで女のアソコを擦ると息が乱れ、挿入するとついに声が上がった!!
関谷銀子は、横浜のレディース“虞美人”の元総長。その美貌と迫力で、当時はアイドルだった彼女も、今やただの主婦。でも妻として母として女として、体をハッて生きてます。毎日が真剣勝負。ヤンキー魂は健在だ!!
この地獄から、どうしたら抜け出せる? 服を剥ぎ取られ、体中に書き殴られる「バカ」「ブタ」。ジャリジャリと口いっぱいに押し込まれる泥だんご。虫の湧く生ゴミ置き場に閉じ込められる。エスカレートする残酷ショー。それでも、すべて見て見ぬふりの職員たち…。親の虐待から逃れた少女が辿り着いた先は、目を覆うような弱い物いじめが横行する施設だった。無責任な運営体制、女性職員と児童の禁断の関係、「施設育ち」の子に向けられる差別と偏見。これは遠い世界の話ではない…! 心も身体も傷だらけの子供たちの悲痛なサバイバルから目を離せない!! 「私は子連れおっパブ嬢」でも話題の池田ユキオが描く衝撃の問題作!!
「麻薬王の女」巨大麻薬シンジケートを舞台に描く衝撃作! 「ナイロビの涙」アフリカの闇を描く社会派大作! 「汚れしこの世の」娼婦と修道女、交わらないはずのふたりが出会い……。「スリー・シスターズ・イン・ブラック」実在事件を元に描く身の毛もよだつ保険金殺人!
児童養護施設で暮らすことになった、小学校六年生の咲。異常行動を起こす園児たちを統率するのは、暴力で支配するボス猿、マサルだった。いじめを受ける少年をかばってしまった咲は、マサルたちの新たな生贄となる…。閉ざされた空間の中で生き抜くために、咲は――…。 (棄てられた子供たち vol.1に収録されています。重複購入にご注意ください。)
薬師寺家と毒山家。幼い子が生まれて間もないふたつの家族の話が、同時並行的に描かれていく物語です。 一流企業に勤めるエリートでイケメンの旦那・シュウがいる薬師寺家に対して、ギャンブルに明け暮れろくに仕事もしてないスジモノのような外見の旦那・ゴンがいる毒山家。 そんな対照的な両家ですが、妻の薬師寺ユイと毒山海(マリン)はお互いにこれまでいなかった初めてのママ友となり交流を深めていきます。 ただ、最初の3ページと8〜9ページを見た時ではかなり両家への印象が変わっていきます。 更に、この物語のキーパーソンとなるのが姑。シュウの母親の聡子はシングルマザーであったこともあり、親子共に絆が強くユイや子供に対しても過干渉してきます。子育て中に事前連絡なしに何度も家に突然来られるのは、妻の立場だときついですよね。 一方で、ゴンの母親である虎乃はスナックを経営しておりざっくばらんな性格で海とも非常に気質が合っています。パチスロで買った現生を直接渡してくるなど生々しさはありますが、豪気で優しく温かい性格を見せます。 一見、完璧な家庭に見える薬師寺家の内部の綻び。逆にメチャクチャに見えながら互いを思い遣る心に溢れている毒山家。幸せとは何か、本当に大事なものは何かということを考えさせられます。 シュウの母親はいわゆる毒姑ではありますが、番外編では彼女もまた酷い夫と姑によって苦しんだ経験があることが仄めかされ、最悪の負の連鎖を感じさせます。自分が受けた痛みを違う形で他人に与えるのではなく、痛みを知っているからこそ労わる心を持って負の連鎖を断ち切り子供たちが笑顔で暮らせる世界にしていきたいところです。 育児、モラハラ、詐欺、不倫などに加えてSNSで縦読みを使ったにおわせ投稿など「今」感のある要素もふんだんに取り入れられており、実写ドラマ化などもされていきそうです。 なお、 「もっと善意の押し付けがユイを追い詰める感じにした方がリアルでいい」 というアドバイスをした横山了一さんの奥様は本作の陰のMVPだと思います。