高校バレーボール巨編・ハリガネサービス、ハリガネサービスACEの公式スピンオフ!! 舞台はインターハイ東京予選で豊瀬高校に負けた翌日の竜泉学園!! そこにオーストラリアの高校生たちがバレーボールの練習試合にやってきて…!? 「怪物」朧幽哉と雨竜監督の二人が、「英雄」に挑む物語!!
ママチャリで激坂を登り、秋葉原通い、往復90km!!アニメにゲーム、ガシャポンフィギュアを愛する高校生・小野田坂道、驚異の激コギ!!ワクワクの本格高校自転車ロードレース巨編!!
ノーコンスピード狂投手のイチタ、愚直で優しい捕手のユタロウ、長身天才投手のアマミヤ、冷静沈着頭脳派捕手のヒナミ。想いの方向が一方通行である4人の球児の運命が交錯!! 4種のバッテリーは完成するのか…!?
隕石直撃による首都壊滅から10年。近未来都市“東京”のスラム街で貧しくともたくましく生きる栗田陸・13歳が、ある犯罪に巻き込まれ、最果ての監獄へ…!!無実の罪で懲役30年を科せられた少年の破獄バトル!!
ある事件をきっかけに相撲界を追われ、この世を去った大関・火竜!その息子、鮫島鯉太郎の胸には父が遺した言葉が深く刻まれていた!!待ったなしの角界激震!本格大相撲漫画!!
中学最後の大会で結果を残せず、柔道をやめるつもりだった、園田未知。でも、親友の早苗や、最後の対戦相手だった永遠に誘われて、高校でも続けることになり…? 一緒、だから楽しい。わたしたちの青春柔道ライフ、はじまる!
角力(相撲)の「祖」であり日本最古の公式試合の勝者である野見宿禰。その「宿禰」の称号を継ぐ者が現世にいることを知らされる刃牙。脆くて壊れやすい炭素の塊をこの世で一番硬い物質であるダイヤモンドに変える超絶握力を持つ男が…、日本最古にして最強の「相撲」の神が…、バキの前に立ちはだかる。
地上最強の生物である父・範馬勇次郎との史上最大の親子喧嘩を終え、範馬刃牙は今…!?一方、強き者に焦がれる徳川翁は“神に背く”空前の大実験を執り行う!!シリーズ第四章、ついに開幕!!今、強さの歴史が変わるッッ!!
海野高校1年生の鶴木陽渚は生き物が苦手なインドア派。堤防を散歩中、先輩の黒岩と出会ったのをきっかけに謎の「ていぼう部」に入部させられ釣りをはじめることに! 個性的な部員たちに囲まれて、陽渚の高校生活どうなるの!?
中学バレー部ではレギュラーになれなかった下平鉋。都立豊瀬高校ではなんとかレギュラーを目指して頑張ろうとしていると、一緒に入った同級生の3人は元・中学東京選抜であった。青春高校バレーボール巨編!!
力士として大きく成長した鯉太郎に、小生意気な大卒とデブオタヒッキーが新たに弟弟子として加わる。一方、あの王虎は鯉太郎と同じ番付に!!灼熱大相撲巨編「バチバチ」、物語は新たなる土俵へ!!
格闘漫画の金字塔「刃牙」シリーズにおいて屈指の人気を誇る中国拳法の達人・烈海王。シリーズ第4部「刃牙道」にて、剣豪・宮本武蔵との死闘の末、惜しくもその命を散らしてしまった烈海王だったが、ハッと目覚めると異世界に…!!?? 烈海王が異世界転生ッッ!! 原作者・板垣恵介、苦笑いッッ!! まさかの衝撃スピンオフ作品、開幕ッッ!! 烈士・烈海王の中国武術は剣と魔法の世界で通ずるのかーッッ!!??
下平たち豊瀬高校が駿天堂学院の10連覇を阻んだインターハイ東京予選決勝戦は、全ての黎明にすぎなかった…。さらなる猛者たちが集う全国の舞台へ、豊瀬高校が挑む新シリーズ!!
誰よりも相撲を愛しながらも、小兵と呼ばれる恵まれぬ身体。もがき…抗い…挑み続けた幕内力士、鮫島鯉太郎。熱き力士の冷酷な一場所、十五日間の記録と記憶。大相撲巨編「バチバチ」シリーズ最終章。
優れた観察眼と実行力を備えた少女・奏。絢爛たるバレエの世界に魅了された少女は、踊ることの楽しさに目覚め、やがては世界のグランドセーヌ<大舞台>へと駆けあがっていく。実力派の大人気作家が描く本格クラシックバレエロマン!!
プロレス界の2大巨頭、マウント斗羽とアントニオ猪狩が互いの思いを胸二つ追いに激突する!強いのはどっちだ!?
ドカベン山田、里中、岩鬼ら、明訓球児が大活躍する高校野球まんがの最高傑作!!
ケンカだったらレアル相手でも楽勝!!腕に覚えのある“ワル”が集まり、“県内最強軍団”と皮肉られる市立蘭山高校サッカー部。その奇跡の物語が始まる。熱き心を取り戻せ!!本格高校サッカー巨編!!
「その穴か…開けたのはオレッショ」。部室の壁に大きな穴を発見した鳴子と坂道に、巻島からの突然の告白。巻島先輩の過去にいったい何が…!!?チームの大黒柱3年生!その記憶を紐解くもう一つの「弱虫ペダル」。本編では描かれない珠玉のサイドストーリー集!!【巻島裕介1~4】【新開隼人1・2】【東堂尽八1~4】を収録。
高校野球部の新田英吾の夢は、誰よりも速い球を投げる投手になること。荒削り本格野球コミック!!
なまいきで口は悪いが、馬の事に関しては天才的な少年・優馬は、関東地方競馬の調教師・捨造にスカウトされ、騎手の道へと進む。そこで出会った馬は血統はいいのに幼い頃いじめられたことが原因で、レースに出ることも出来なくなっていたアルフィーだった。早速アルフィーに荒療治を仕掛ける優馬。生死を賭けたサラブレッドたちの熱き戦いがここからはじまる!
若さゆえに未熟、未熟ゆえにその拳に宿した刃は抜身であった!時は昭和…。若き日の武神・愚地独歩、最強の格闘家たちを相手にエゲツなくも凄絶な空手の秘技を炸裂させる!血の匂いは避けられない!!「バキ外伝」新シリーズ!!血風舞う凄絶空手浪漫!!!
時は1980年代、横浜に「日本最強」と謳われた暴走族があった。この物語は、「悪魔のドルフィン」と畏れられチームを束ねた一人の男とその仲間によって築かれた「伝説」の記録である。横浜リアル暴走族浪漫、爆誕!!
新刊が出るたび読んでいるが、現時点で56巻まで出ているので序盤の熱量をもう一度確認したくなって読み返してみた。 やはりすごい熱量。 読んでいるだけで体が熱くなってきて今すぐに自転車で飛び出したくなる。 高校に入学した小野田坂道が自転車競技に出会い、隠された才能を発揮し、のめり込んでいく熱血青春スポーツ漫画だ。 この漫画のすごいところは、話の導入部分がものすごく丁寧で、違和感なく自転車競技というものに興味を持たせられるところだ。 主人公の小野田坂道は自転車になんか全く興味がなく、アニメ研究会に入ろうとするが人数が足りず休部になっていて部員勧誘をするも集まらず途方に暮れていた。 まず、主人公が自転車に興味がないのがポイントで、多くの読者と同じ目線に立っているのでとても共感できる。 そして、アニメ好きで節約したいからといって千葉県から秋葉原までの約45km、往復90kmをほぼ毎日ママチャリで走っているという。 もう、自転車に向いてそうで才能を発揮してくれそうな説得力あるエピソードが分かりやすい。 同世代ではトップレベルの自転車やってる同級生が、偶然学校前の激坂を歌いながらママチャリで登る小野田を目撃し、ハンデ込みで勝負を挑むが、僅差で小野田は負ける。 しかし、全くの素人相手に僅差の勝負だったことで、彼は小野田の才能を認め自転車部に勧誘する。 ここでいよいよ自転車の才能があることが発覚してきて、あとはそれを疑う周囲の人に実力を見せつけるのみとなってくる。 ここから面白いのが、小野田の成長と、ママチャリと自転車レースで必須な速く走ることに特化したロードバイクとの違いを丁寧に描いていくのだ。 まず、適切なサドルの高さにすることでこぐ力が完全に伝わり、ギアがつくことでさら速くなる。その感動を喜びの新しい発見の感情として表現してくれている。 そして、ここまではまだママチャリだったが、レースに参加することでギアとかサドルとか関係なく完全なロードバイクとの性能差を見せつけられ愕然とする。 しかしここでママチャリですらかなり速かった小野田がロードバイクを手にすることで爆速となり部員をごぼう抜き! ここまでで自転車競技用のロードバイクってすごいんだ!乗りたい!となるほどに分かりやすく描かれている。 そしてここから小野田本人の成長物語へと移行していき、1年目のインターハイが終わるまで30巻近く使う。 これって、実はあのスラムダンクと似たような構図なのだ。 バスケに興味が無い桜木花道、異様なジャンプ力を発揮し才能がチラつき、バスケの勝負のアツさや桜木花道の成長を描いていき、インターハイを描き終わるのに約30巻。 4月~インターハイの終わりまでの短期間をここまで濃くアツく描けている点など共通点がたくさんある。 これで名作にならないわけがない。 そしてスラムダンクは熱量が下がったその後を描きたくないとのことでそこで終わったが、弱虫ペダルはその後もきっちり描き、2年目のインターハイもものすごくアツい展開になってきている。 僕たちはいま、後世に語り継がれる伝説的な漫画が誕生しつつあるリアルタイムの連載を追えていることに幸せを感じた方がいいのかもしれない。