おれはげばてつ
あらすじ
母が、そして父が、突然家出!たった一人残された少年・鉄の運命は!?忍び込んできた泥棒が、あたたかい心をもっていたり、自分を引き取ってくれた寺の和尚が意地悪だったり……多くの苦難にさらされながらも、鉄は強く生き抜く!
おばかさん
あらすじ
東京・世田谷に住むトモエの家に、フランスから兄のペンフレンドがやってくることになった。そのペンフレンドとは何と英雄・ナポレオンの子孫で、その名をガストン・ボナパルトというらしい。期待に胸を膨らませるトモエだったが、出迎えの日、実際にガストンを見ると…?赤塚不二夫が遠藤周作の小説をもとに描き出した、人情ドラマ!著者らしからぬトモエちゃんの絵柄に注目!
よつやえっち
あらすじ
四谷にあるスナック「H」というスナックを舞台に漫画を描くことになった赤塚不二夫は、アシスタントのシイヤに取材を命じる。カメラを渡されたシイヤだったが、彼はとんでもなく悪い酒癖の持ち主で…!?赤塚と交流のあった、さまざまな有名人・著名人もぞくぞく登場!
やらせておじさん
あらすじ
尺八を抱えた流しのおじさん。この尺八を一吹きすれば、どんな人間も思いのままに操ることが…!?グリム童話「ハーメルンの笛吹き男」を模した、大人向けのちょっとホロ苦いストーリー盛りだくさんで贈る短編コメディ。
赤塚作品の中では、最もゲスい部類の漫画じゃないだろうか。 その名も「ヤラセテおじさん」。 ハーメルンの笛吹きのように、尺八を吹くと人を意のままに操ることができるエロアイテムを使い、飲み屋などで下世話なエロ話をしては、最後は女性に対して「ヤラセテ!!」と無邪気にお願いして持ち帰るまでが一連の話のパターンとなっている。 ときには若者を諭すようなチョット良い話もあるのだが、大抵はゲスの極みとしか言いようがないネタばかりである。 絵面がゲスいわけではなく、とにかく発想がヤバいのである。 一体どういう考え方をしたら、こんな酷いネタを思いつくのか…。(褒めてる) まさかこれが少年誌に?と心配になり、掲載誌を調べてみたところ、1987年の「週刊大衆」であった。 なるほど。