釜崎優は外見も性格もコワモテそのもの。学校でも孤立がちで、もちろん帰宅部でした。そんな彼女の学校生活を変えたのは、美人で社交性抜群な人気者・久米亜沙美。久米に誘われてフットサル部の練習に参加した釜崎は、帰宅部では知ることのできない学校の楽しさを知る。授業、昼休み、そして放課後。学校という場所は、「部活の仲間」がいればこんなにも楽しくなる!不器用女子が悩んだり笑ったりするフットサルコミック、第1巻!
彼と別れたばかりのOL小沢さん。ある日、飲んだ帰りに訪れた同じマンションの一室は、とんでもない部屋だった。住人の小山田くんはいたって普通の青年だったが、「煩悩の限りを尽くす」という兄から送られてくるモノで溢れるその部屋は、統一感なし、センスなし、意図も不明。しかし何が気に入ったのか、そんな部屋で癒される小沢さんはヒマがあるとその部屋『煩悩寺』に通う日々が始まるのでした。
主君の為に死すことこそ至上の誉れ――。謀反や寝返りが当たり前の戦国の世にあって、主君・徳川家康に対する絶対の忠義で戦い続けた忠勇無比の家臣団、通称“三河武士”。そんな三河武士の中でも、とりわけ異彩を放つ男がいた。隻眼、片足、そして数えきれないほどの戦傷。主君といえども容赦なく叱り、天下人相手に正面からケンカを売る男。戦国最“恐”の硬骨漢、その名を本多作左衛門重次。人呼んで“鬼作左(おにさくざ)”!!
東京都下、本州よりはるか南(というより東)の火山島。海洋研究所やら火山観測所やらがあり、島の人口はそこそこ。ちょっとのんびりしている普通の女の子、智尋は島の中等部に通っている。その中等部に本土から転校生がやってきた。智尋の顔を見ては“うわぁ”と驚く転校生、深海。実は人のオーラが見える深海は、特に智尋のオーラに興味を持ったのだった。
美術って、エロい。高校三年生の鶴田恵は美術部部長。最近気になる男の子は、後輩の瀬戸くん……。ところがつるたさん、部長なのに、画も上手くないし、存在感もない。しかもすぐ頭の中が暴走してまわりが見えなくなっちゃう。暴走は夜でもベッドの中でもとまらない。そして明日も寝不足…。ああ、みんなに頼られる部長になりたい!オンナノコのえろい妄想は美術力の向上につながるか!?MFコミック大賞フラッパー賞受賞の須河篤志、待望の処女コミック!
古くも新しくもなく、日当たり良好な角部屋のわりに家賃が安かったアパートに引っ越しをした独身のゆりえさん。引っ越しをしたその日に押し入れからうめき声が聞こえてきたので調べてみたら、そこには半裸(正確には全裸にYシャツのみ)の男の子がいたのでした。男の子曰く、自分は由緒正しい妖怪である、と。その日からゆりえさんと自称・妖怪の男の子との不思議な同居生活がはじまるのでした。
母が魔物を駆使して隣国を滅ぼした―――そのため虐げられてきた少女ディノ。孤児院で過ごす彼女を買い上げた謎の少年ニコとの旅が始まる。ニコは「母親の召喚した魔物を回収せよ」とディノに命じるのだった。ニコの手引きにより魔物たちを使役する才を啓くディノ。その旅の行方は希望か、終わりなき悪夢なのか―――。超正統派ファンタジー冒険活劇、開幕!
サトミは家の文房具店を手伝う小学6年生の女の子。父親が引きこもりのため、実質ひとりでお店をきりもりしている。そこに降ってわいた店の取り壊し話。少しだけどお店を頼りにしてくれるお客さんがいる。いなくなっちゃったお母さんの帰る場所も守らなくちゃいけない!サトミは父からお店を譲り受けて営業を続けることに。売れないマンガ家さんや元気な女子大生。初めての恋心を薄い胸に秘めながら、サトミのお店、本日も営業中です。
神白沢榧は受験を控えたごく普通の女子高生――のはずだった。しかし天使クリスの失敗により、1個でも十分な力を持つ「神の実」を一気に12個も食べてしまう。強大な“ゴッドパワー”を手に入れた榧は、天使クリスに天界の危機を救ってくれと頼まれるが……。前作が話題となった作者が贈る、天使と悪魔を巻き込んだちょっぴりエッチなドタバタコメディ。
小山田君の部屋は、ヘンテコグッズでいっぱい!恋に仕事に疲れた小沢さんは、今日も彼の部屋でダンボール箱を開ける。中身に驚き、笑って飲んで元気になれるこの部屋、通称「煩悩寺」で、今日は何して遊ぼうか? 小山田、小沢と小山田の友人・島本の3人は、部屋にあるグッズで遊んだり、それをネタに笑い転げたりと、あまり社会人っぽくない遊びに興じる(酒は飲む)。その日の遊びは、開封する段ボール箱任せ!という博打感を楽しむ、彼らの力の抜け具合がいい。 煩悩寺にあるグッズはとにかく悪趣味、煩悩丸出しで、くだらないものが多い。しかしそれらは裏を返せば、欲望に忠実で、隠し事がないということ。小山田の基本ウェルカムな性格もあって、小沢にとって煩悩寺は、素の自分のままでいられる、寛げる場所のようだ。こんな秘密基地、私も欲しい。 失恋の痛手や仕事のストレスを癒してくれる煩悩寺は、小沢にとって、次第に大切な存在になってゆく。そしてそんな場を創り出す「変人な善人」小山田との関係も……。 煩悩寺のグッズ達をゲラゲラ笑いながら遊び、受け入れる小沢は、島本に言わせれば「素質あり」。部屋の主との相性はいいんじゃないの?ということで、いつも楽しそうな息のあった二人の関係を、島本と一緒にいじりながら眺めていたい、そんなお話。