3機の異なるマシンが合体、変形するロボットアクションの元祖『ゲッターロボ』。ゲッター線を発見した早乙女(さおとめ)博士は、それをエネルギーとするスーパーロボットを開発する。地底魔王・ゴール率いるハチュウ人類の攻撃を警戒する早乙女博士は、武道大会に乱入し、大暴れした空手家の少年・流竜馬(ながれ・りょうま)にスーパーロボットの操縦者として白羽の矢を立てるが……!?
『鉄腕アトム』『巨人の星』『デビルマン』など、数々のアニメーション作品のシナリオを手掛けている辻真先と『ゲッターロボ』でロボットマンガに新風を吹き込んだ石川賢が、神と悪魔の相克を描く壮大な物語に挑戦した『聖魔伝』。作画を担当した石川賢は「『デビルマン』から鳥肌の立つほどの影響を受け、ああいう作品を描いてみたい」と思いながら取り組んだという。東上大学探検部を乗せたサン・オブ・サンタ号の消失事件から15年。唯一の生存者である大間朝子から生まれた二人の姉弟、大間テレサと大間ユンクは、美しい容姿を持つ姉と対照的な醜さを持つ巨躯の弟として近隣で話題になっていた。ある日の登校中、派手な外車を乗り回す社長の息子に跳ねられた二人は、意識を失ったまま、町外れの誰もいない倉庫に運び込まれる。
197X年、関東一円にマグニチュード8.9の激震がおそった!日本の首都を一瞬にして地獄へと変えたその地震を人々は関東地獄地震とよぶ・・・現代の一大戦国絵巻がついに幕を開ける!
南米の紛争地帯で、敵を倒すことに無上の喜びを噛み締める傭兵がいた。マッド・ドッグ(狂犬)と恐れられる岩鬼将造(いわき・しょうぞう)曹長は、戦いのなかで、岩鬼組組長である父親がデス・ドロップ・マフィアという組織によって暗殺されたことを知らされる。しかも、直接手を下したのは岩鬼組の裏切り者組員・倉脇重介(くらわき・じゅうすけ)であることも……。帰国した将造は、戦場土産の兵器を片手に倉脇の元へ、落とし前をつけに向かう。石川賢の代表作として名高い、超ド級バイオレンス・アクションがついに登場!!
生まれながらにして恐るべき力を持つ男・雷音竜(らいおん・りゅう)。ある時、空手の大会で対戦相手を殺してしまった竜は、道場を破門され、師である道教に力を封じる仮面を被せられてしまう。その後、唯一の肉親である妹・悦子に匿われ生きることになる竜だったが、予知能力を持っていた亡き父が、竜の力が招く災厄を恐れ、悦子にとある装置を託していたことを知る。竜は自らその装置に拘束されることを選ぶのだが……。マンガ読みを熱狂させた風忍の代表作がいよいよ登場!!
高校教師・不動ジュンとその生徒達は合宿中、突如獣となった人間・獣人に襲われた。その最中、ジュンは謎の女・アスカ蘭の声を聞く。「目覚めよ!」するとジュンの秘められた力が覚醒し、彼女もまた魔物となり獣人達を屠り去る。ここに獣人=デビルビーストと戦う宿命を持つ女、デビルマンレディーが誕生した!
超能力…その恐るべき力の存在は、一体何を意味しているのか!?耳宇高校の1年生・朱紗真悟(すさしんご)とそのガールフレンド・雪代小百合(ゆきしろさゆり)は、超能力に興味を持ち、ESP研究同好会に入会する。同好会の部長・美剣千草(みつるぎちぐさ)は、彼らに本物の超能力を見せた!超能力は誰にでもある、という美剣だったが…鬼才・永井豪が放つサイキック・ハード・アクション!!
“科学技術の発達に人類の進化がおいつかなくなっており、このままいけば機械文明に人類が滅ばされてしまう”と考える科学庁国際科学研究所・来留間源三博士は、人工的に進化させた新人間(ニューマン)の開発に心血を注いでいた。来留間博士の息子・慎一は、父・源三が研究材料として集めた猿のチーコやライオンのキング、ゴールドと平穏な日々を過ごしていたが……。
ある日、若い夫婦の前に巨大な鬼が現れ、「15年後に迎えに来る」と言い残し一人の赤ん坊を預けた。謎の子は手天童子郎と名づけられ、夫婦に我が子のように育てられる。しかし約束の15年が近づいた頃、次々と子郎の周りで怪事件が…。呪われし運命の命ずるまま、子郎がはてなき闘争の旅へ出る!
永井豪の描いた日本マンガ史上に燦然と輝く傑作『デビルマン』。本作は、その世界観をモチーフに、自身も『デビルマン』のファンであることを公言してはばからない漫画家・衣谷遊が、イマジネーションと、独特の感性で描き出したもう一つの黙示録。最愛の女性・美樹の死をきっかけに、不動明は、その肉体はおろか精神までをも、デーモンの勇者・アモンに支配されてしまった。明のなかに覚醒したアモンは、圧倒的な力であらゆるものを溶かし、融合させていく。アモンのなかに、不動明が生きていることを信じるドス六(ロク)は、デビルマン軍団最強の3人である勇気の獅子、雄々しき鷲、力の雄牛と合体し、アモンに立ち向かうが……。
山岸獏(やまぎし・ばく)の予知に従って東京湾第十四新夢の島を訪れた流拓馬(ながれ・たくま)。二人のもとに墜落してきたゲッターD2に乗り込んだ拓馬は、そこに現れた敵・ゾルドXXと戦闘を始めてしまう。操縦法を学んだわけでもないのに、強化服を装着せずゲッターを自在に操る拓馬。彼が流竜馬(ながれ・りょうま)の息子だと知った神隼人(じん・はやと)は、拓馬を守るためゲッターアークの出撃を決断する。
神隼人(じん・はやと)のもとに、かつて共に学生運動をしていたメンバーと、その新しいリーダーとなった従兄弟の竜二(りゅうじ)が訪れる。隼人の冷静な頭脳をほしがる竜二達は、圧倒的な力で隼人をねじ伏せ、飛行訓練中のベンケイが駆るゲットマシン3号を攻撃する。竜二達に連れ去られた隼人は、竜二のバックに百鬼帝国がいることを見抜くが……。
高校陸上大会で10000メートル、5000メートル、砲丸投げなど10種目にエントリーしていた一文字號(いちもんじ・ごう)。特に目立つ成績ではなかったが、通路で突如、2人組の男達と居合の達人から命を狙われる。からくも逃げ切り、帰宅した號だったが、今度は銃火器で武装した謎の男に襲われて……。永井豪と石川賢が挑むゲッターロボ・サーガ第3弾!!
火鳥ジュンが目を覚ましたとき、そこは戦場だった。記憶の無いまま、訳もわからず戦いを開始するジュンたち。やがて、自分が人間に作られたアンドロイドだと知ったジュンは・・・
フリード星を滅ぼされ、地球へとやって来た王子、デューク=フリードは、兜甲児と出会う。そして、フリード星を滅ぼした円盤軍団も地球へ侵攻を開始した!二人は恐星大王ベガの円盤軍団から地球を守ることができるのか!?
およそ二万年前の超古代。ムー大陸に大戦乱が巻き起ころうとしていた。女王アイラ・ムーが統べる平和なムー王国。そこを武力で蹂躙しようとするのは、黄金仮面の王・ドラドが率いる野蛮なドラゴニア軍…!女王はムーの民の守護神像・ゴッドマジンガーに祈りを捧げた。予言の書に書かれた奇跡を信じて。そしてその祈りは時を越え、現代日本に生きる少年、火野ヤマトのもとに届く…。
風忍の独特の感性で描かれた、不条理に満ちた世界。それは読む者の感性にすべて委ねられている。空離巣中学校に、転校生が現れた。彼の名は大島光一。転校初日に担任になるはずだった先生が、屋上から飛び降り自殺を図る事件が起こり、学内は騒然となるが、彼をこの中学校に呼んだという先輩・白石静香が現れて……。表題作「ガバメントを持った少年」ほか「男は度胸」「HEART&STEEL」「花鳥風月」「宇宙に向かってとび出せない」「愛染転生」「絶滅者」「霊体人間」「超高速の香織」を収録。
超能力…その恐るべき力の存在は、一体何を意味しているのか!?耳宇高校の1年生・朱紗真悟(すさしんご)とそのガールフレンド・雪代小百合(ゆきしろさゆり)は、超能力に興味を持ち、ESP研究同好会に入会する。同好会の部長・美剣千草(みつるぎちぐさ)は、彼らに本物の超能力を見せた!超能力は誰にでもある、という美剣だったが…鬼才・永井豪が放つサイキック・ハード・アクション!!
宿敵、ドクターヘルとの最後の戦いにそなえて、甲児たちはマジンガー軍団を結成した。日本を占領しようとする、あしゅら男爵のあしゅら軍団とブロッケン伯爵の鉄十字軍団を向かい討て!
アメリカを発祥の地とするハイパーグラップルとは、プロレスと科学がドッキングした新しいスポーツ。数メートルの大きさの人間型マシンに操縦者・ハイパーグラップラーが乗り込み、これを操縦して格闘を繰り広げるのだ。超格闘競技・ハイパーグラップルに命をかける男たちのドラマが、今幕を開ける!
久しぶりに読み返さずに書くことにします。読まずとも、強烈に記憶に残っている作品ですから。なぜそれほど覚えてるのかというと、私の両生類嫌いの原因をつくったのがこの作品なのです。幼少期、アニメ版が好きで、本屋で見かけて親に単行本を買ってもらったんです。最初は読まずにいて、表紙のゲッターロボの顔をアニメ風に赤いクレヨンで塗りつぶして遊んでいました。で、ある雨の日に中を読み始めたわけです。序盤でいきなり恐竜に博士が食い殺されてドキドキ。そして空から降ってくるイモリの大群にショックを受け、そのあと登場したイモリに体を乗っ取られた研究所員の姿に強烈なトラウマを植え付けられたのでした。顔にペチャペチャと張り付くイモリ、こういうシチュエーションは一生御免被りたいです。確かその後も教室でトカゲ人間が生徒の腕をコリコリ齧っていたり、隼人と怪物の本能的丸出しの闘いがあったりと、相当グロテスクな印象が…。隼人なんか素手で人の顔の皮剥いじゃうんですよ。というわけで、アニメのイメージはまったくないのでご期待?ください。