怪奇・ミステリーマンガの感想・レビュー3336件<<1314151617>>ワルキューレの感想 #推しを3行で推すワルキューレ 土屋ガロン 和泉晴紀starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだがこれこんな内容だったっけ?という気持ちになった。俺は土屋ガロンの大ファンだし、いろんなのを読んでいるがどうも映画がらみの題材だと「えっこんな終わり方?」と思ってしまう ・特に好きなところは? 主人公だったと思われる青年ヒロシがどんどん影が薄くなっていくところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 一通り狩撫麻礼、ひじかた憂峰、土屋ガロン原作を読んでから読むのがいいのではないでしょうか? 当時最推し作品の一つ断裁分離のクライムエッジ 緋鍵龍彦starstarstarstarstar宮っしぃ当時のマンガ読みまくっていた時、最も推していた作品の一つです 殺人鬼の末裔の主人公と髪の毛が切れない呪いが先祖代々続く女の子、殺害遺品という殺人鬼が使用していた道具を使う特殊な能力を持つ様々なキャラクターたち、過去と交差する現代ファンタジー作品 猟奇的な要素や、殺人鬼、少年少女という背徳感をテーマに織りなす物語は当時読んだ時の衝撃はなんとも言えない・・・ ロリロリしてる絵を描く作家さんなので、絵の好みは分かれるかもしれないが、特殊能力バトル要素、ラブコメ要素や現代ファンタジーなどなど、要素もりもりではあるが、どれも上手くキレイにまとまっている 古い作品ではあるが、今読んでも楽しめる良作です 懐かしくて読み替えても今なお楽しめたので、マジでオススメできる一品悲しい記憶からの解放エスの解放 倉多江美starstarstarstarstarかしこ特にすごいと感じたのはセリフです。登場人物達の会話がとても自然なので文字数が多くても読みやすく、同級生の自殺に触発されて悲しい記憶が呼び覚まされた主人公の複雑な心理についても分かりやすく研ぎ澄まされた言葉で語られているのが素晴らしいです。精神が不安定になった主人公を救ってくれた男の子の一言はものすごく心に残りました。初めて倉多江美を読みましたがハマりそうです。吸血鬼になった森蘭丸がDKのDTを狙って策士になるババンババンバンバンパイア 奥嶋ひろまさstarstarstarstarstar_borderるる6巻まで既読。 (自分が3年後に美味しく吸血する為に) 蘭ちゃんが李仁くんのDTを守ろうと すればするほど状況が悪化していく😅 みんなが一方通行に片思い。 これBLカテゴリーだから最終的には 蘭ちゃんと李仁くんエンドだろうけど この李仁くんの天然無自覚でそこに 行き着く気がしない😂 蘭ちゃんもほんのりした自分の気持ちには 気づかないフリして美味しい血の為って 言い聞かせているし。 7巻既読。 葵ちゃんは蘭ちゃんのこと好きなのに、李仁くんを好きなんだと勘違いしている蘭ちゃんは、策が失敗して自分を諦めるように言ったかのようになってしまったw そして新たなバンパイアハンターが登場。 実力行使で駆除できない理由 : かわいいから。ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット メカルーツ ホークマンstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ人が猫になるホラーのはずが、猫かわいいがあふれている。 猫化と襲い来る猫たちに戸惑い逃げつつ、劇中の人たちも猫かわいいと思わず目を奪われ、写真を撮ろうとしてしまう。 さらに、国からの救助隊が猫対策として、ペットボトルとかトゲトゲのシートとか、絶妙に効果がないやつを出してくる。 内部に猫派スパイがいるだろうと疑うレベル。 そして当然のごとく、対策は効かず、人びとは猫になっていく。 もう抵抗せずに、猫になったほうがいいんじゃないか。 読んでいてものすごく、そう思ってしまった。 ゾンビだとそんなこと思わないのに。 やっぱり猫だし、作中では、嫌悪されてないし、大事にされてるし。ゾンビと猫の違いを見せつけられた気分。 なにを言っているかわからないかもしれないですが、そんな猫化パンデミックのお話です。 ちなみに、猫と猫対応に意識を奪われすぎて、私はヒロインどころか主人公の名前も覚えきれていません。戦闘シーンの白と黒がカッコいい龍子 RYUKO エルド吉水starstarstarstarstar_border寸々コマ割りの概念をブチ破って紙面を流れるような絵。巻物に書かれるナレーションが超良い。少年誌におけるデスゲームジャンルの先駆作品未来日記 えすのサカエピサ朗※ネタバレを含むクチコミです。 「総員玉砕せよ!!」読んでみた総員玉砕せよ!! 他 【水木しげる漫画大全集】 水木しげるstarstarstarstarstarかしこ大ヒット公開中の映画「ゲゲゲの謎」には水木しげる先生の戦争に対する考えが反映されているので映画を観る前に「総員玉砕せよ!!」を読むといいかもと言われたので気軽な気持ちで読んだらガーンとなりました。 戦地では兵隊の命が馬より軽かったというのも恐ろしいですが、玉砕に失敗したからという理由で上官が自決させられるのが本当に馬鹿馬鹿しくて腹が立つし悲しかった。軍医殿の「人間の生を人為的にさえぎろうとするのは悪だ」という主張が忘れられません。なぜ今も戦争しているんだろう…。 戦争の話はつい目を背けたくなってしまいますが水木さんの語り口は子供でも読めるものになっていますね。仲間から「お前の食い意地すごいな」と言われる水木さんにはニヤリとしました。これからバナナを食べるたびに思い出しそうです。モンキーピークについて語ろうモンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏名無し※ネタバレを含むクチコミです。どちらの家族が幸せか? #1巻応援どちらかの家庭が崩壊する漫画 横山了一starstarstarstarstar_border兎来栄寿薬師寺家と毒山家。幼い子が生まれて間もないふたつの家族の話が、同時並行的に描かれていく物語です。 一流企業に勤めるエリートでイケメンの旦那・シュウがいる薬師寺家に対して、ギャンブルに明け暮れろくに仕事もしてないスジモノのような外見の旦那・ゴンがいる毒山家。 そんな対照的な両家ですが、妻の薬師寺ユイと毒山海(マリン)はお互いにこれまでいなかった初めてのママ友となり交流を深めていきます。 ただ、最初の3ページと8〜9ページを見た時ではかなり両家への印象が変わっていきます。 更に、この物語のキーパーソンとなるのが姑。シュウの母親の聡子はシングルマザーであったこともあり、親子共に絆が強くユイや子供に対しても過干渉してきます。子育て中に事前連絡なしに何度も家に突然来られるのは、妻の立場だときついですよね。 一方で、ゴンの母親である虎乃はスナックを経営しておりざっくばらんな性格で海とも非常に気質が合っています。パチスロで買った現生を直接渡してくるなど生々しさはありますが、豪気で優しく温かい性格を見せます。 一見、完璧な家庭に見える薬師寺家の内部の綻び。逆にメチャクチャに見えながら互いを思い遣る心に溢れている毒山家。幸せとは何か、本当に大事なものは何かということを考えさせられます。 シュウの母親はいわゆる毒姑ではありますが、番外編では彼女もまた酷い夫と姑によって苦しんだ経験があることが仄めかされ、最悪の負の連鎖を感じさせます。自分が受けた痛みを違う形で他人に与えるのではなく、痛みを知っているからこそ労わる心を持って負の連鎖を断ち切り子供たちが笑顔で暮らせる世界にしていきたいところです。 育児、モラハラ、詐欺、不倫などに加えてSNSで縦読みを使ったにおわせ投稿など「今」感のある要素もふんだんに取り入れられており、実写ドラマ化などもされていきそうです。 なお、 「もっと善意の押し付けがユイを追い詰める感じにした方がリアルでいい」 というアドバイスをした横山了一さんの奥様は本作の陰のMVPだと思います。 お兄ちゃんを取るか好きな人をとるか私の正しいお兄ちゃん モリエサトシ名無しお兄ちゃん大好き少女がまさかの人殺しといい感じになってその殺した相手がまさかの… というもう設定だけで面白い漫画です。ホラーとラブするから、ホラーラブ??青野くんに触りたいから死にたい 椎名うみstarstarstarstarstar_borderゆゆゆちょいちょい顔を出してきては、徐々に広がってくるホラー要素。 ちょっぴりエッチな要素もあったり、どこかで聞いたことあるようなこの世界のものでない存在との接し方の話があったり。 でも物語の根本は、優里ちゃんの気持ちである「青野くんに触りたいから死にたい」なんだろう。 タイトルになるくらいだもの。 本作をすでに読んだことがある気がしたのだけど、全然違っていた。 もしかしたら、無意識に『死神坊ちゃんと黒メイド』と重ねていたのかもしれない。 青野くんが坊っちゃん的なあれで、ピュアラブ!な展開と思っていたら、そこに突如現れる黒青野くん。 すでに死んでいるからピュアラブでなく、ホラーラブか。 平和な展開から、じわじわと迫ってくるこわさ。 平和なのにこわい。 黒青野くんがいなければ怖くないのかと考えたけど、そういうわけでもなさそう。 第三者の肉体でも、中身が青野くんなら受け入れてしまう優里ちゃんも、なんだかおかしい。 これは何がどうなればハッピーエンドになるんだろう。 ホラーだから、ハッピーはないんだろうか。裁けぬ悪を裁く闇焔のヒーロー #1巻応援D.ダイバー 森恒二starstarstarstarstar_border兎来栄寿『ホーリーランド』『自殺島』『創世のタイガ』の森恒二さんが送る最新作。 世の中、法律では裁けない悪人というのがいます。人間の作るルールは完璧ではありませんし、それを遵守させることもまた難しい。従ってどうしてもその網目から抜け出す者はいます。ルールに従い、真面目に生活している大多数の人間にとってはたまったものではないのですが。 そうした理不尽が現実に存在するからこそ、フィクションの世界では社会のシステムだけでは裁けない悪を懲らしめるヒーローを描いた作品が古から人気を博してきています。 本作は、大学で法律を学ぶ青年・カグラが、他人の夢に入ってゆける能力を使って悪人たちを懲らしめていく物語です。 家事で家族を亡くしてしまったが故に炎を憎みながら、なぜか炎を愛おしく思うカグラ。彼がなぜそんな能力を身につけるに至ったのか、その理由も興味深いです。一見すると普通の好青年に見えるカグラの底にある危うい部分が物語を引き締めるスパイスになっており、森恒二さんらしい味わいも生み出しています。 夢の世界での出来事が現実にも影響していくことを利用して、カグラは夢の中でさまざまな犯罪者とやり合っていきます。犯罪者たちの思考や行動など、非人間的なディティールも流石です。 そして、他人の夢に潜るというファンタジー設定がありながらも、やり合う方法が物理的な格闘というのもまた森恒二さんらしいです。カグラが空手の経験者であるのも、どこか安心します。 『ホーリーランド』を読みながら回し蹴りなどの練習をした私は、本作も応援しています。 ドラマ的展開にハマる雪女と蟹を食う Gino0808六文銭非常に読みやすい作品でした。 というのは、 ・設定が複雑ではない ・けれど謎があって次が気になる展開 ・わかりやすくエロい の3点があって、飽きることなくスイスイ読めた。 内容は、冤罪で自暴自棄になった主人公が、ふとテレビに映った蟹に思いを馳せ、蟹を食べてから死のうと決意。 とあるセレブな人妻を襲い、なぜかその人妻も蟹を食べることに同調し、北海道まで一緒にいくことになる・・・という流れ。 この人妻の真意が物語のキーになっており、蟹を食べること、また本作のタイトルについても徐々に明らかになっていきます。 この謎多き人妻の美女に、引き込まれます。 主人公はダメ男なのですが、それも妙に愛嬌があって良いです。 ドラマ?になったようですが、映像映えするようなシーンも多々あって、非常に実写向きな作品だとも思いました。 ぜひ一気ヨミ推奨です。 イーブンを好む彼女これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ 青木祐子 森こさちstarstarstarstarstar_borderゆゆゆタイトルから、これは経費、これは違う、とひたすら教えてくれる漫画かと思いきや! 経理の人のスッキリとしていたり(数字が)、悩ましかったり(人間関係が)、ドラマたっぷり、ラブコメもあるお仕事漫画でした。 四角四面、イレギュラーは調整してイーブンに。 そんな生活、そんな性格の主人公。 あれこれ気遣って仕事をしているのに、まわりからの評価は「怒らせるとこわい」。 経理という仕事柄、そう思われやすいのでしょうか。 そんな主人公の日々のおしゃれだったり、気遣いだったりに気づいて惚れてしまった、営業のエース太陽くん。 アプローチするも、主人公は「いつまで続くんだよ、このおしゃべり」と心のなかで思い話を打ち切るだけで、アプローチと気づかない。 推理モノめいた経理のお仕事と並行して、なかなかハードルが高そうなラブコメも進んでいきます。 お金の話はあるけども、売掛買掛、財務諸表やらなんやらは出てこないので、数字が苦手でも安心して読めます。 ちなみに経費になるかどうかは、「それはその仕事をするために必要な金か」という論理を作れるかどうかだというのは、覚えていても損はなさそうです。 おもしろい漫画です。悪ショタ×正義感つよ教師そして悪魔は正義を騙る 青辺マヒトstarstarstarstarstarNano顔のいいショタくんと真面目そうな教師&美麗な絵につられて読んでみたけど、ストーリーめっちゃ面白い!1話で引き込まれてしまった。 全寮制の男子校、天使のような正しさを重んじる校風に、天使会と呼ばれる学園の組織…最高の要素が詰まりまくっている。さらに、学園のトップであり天使様と崇拝されるエウリア様と新人教師タイガ、そして悪魔のような生徒リュカという人物たち。 好きな要素いっぱいだうふふ~なんて読んでいたら、殺人事件…!犯人は?目的は?といったミステリー要素も含まれていて、とにかく続きが気になる! 今でもこういう作品がだされててなんだかうれしいタンキュークエスト 原子・分子まるわかりまんがアトモン編 コーヘー すけまるstarstarstarstar_borderstar_borderママ子小学生低学年でもわかるように漫画の中で物質がキャラクターになって、クイズ形式でそれぞれの原子や分子、構成などが説明されています。 絵のかわいらしいタッチとかもそうだけど、小さい頃こういう本は図書室でたくさん読んだなぁと懐かしくなってしまった。 科学に興味がなくても読みやすいし、大人になってすっかり忘れてることも多かったので勉強になりました!ちゃんと怖くてキモいニクバミホネギシミ パレゴリックstarstarstarstarstar_borderNanoあらすじを軽く読んで「オカルト系かな!?面白そう!」ってワクワクで読み始めたらがっつりホラー系だった!いやオカルトなんだけども、しっかり怖い。私はオカルトもノストラダムスの大予言も詳しくなく、流行ったんだよ~という過去の出来事として人から聞いてなんとなく知ってた人間なんですが、これめっちゃ続き気になる。 1話2ページ目からもう画が強い。そこからしれっと1999年のオカルトブーム時代の話になり、実際に放送してたようなテレビやオカルトライターの環境が垣間見えたり…この時点でこの時代を体験していない自分にとってはとても興味深い。そして私も知っているような鏡の話、いわく、怪談。極めつけに冒頭に繋がる1話ラスト…ぞくぞくしました。マジで犬吠埼ちゃんがどうしてああなったのか気になりすぎるよ…。寒くなってきた今だからこそ、オススメしたい作品。続かなかったシリーズ死刑囚の遺産 上農ヒロ昭 龍樹丈まみこ※ネタバレを含むクチコミです。 どこまでも救いようがないと思うけど嘲笑う世界の中で 和泉亜明ポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。きたるべき明日有害都市 筒井哲也まみこ※ネタバレを含むクチコミです。ドロドロてんこ盛りシンデレラ・コンプレックス 井上里彩子 SORAJIMAstarstarstarstar_borderstar_borderあいざっく整形依存で闇を抱えた女子生徒と教師 (モラハラ夫) が不倫するという、ドロドロてんこ盛りな設定でした。 個人的には、要素が多すぎて少しお腹いっぱいでした。笑 大きい事件が次から次へと起きるので、展開が早く、読みやすくはありました。 昼ドラのようなものが好きな人は好きな作品なのではないでしょうか。 怖いというか、悲しい話終末の箱庭 岬かいり名無し※ネタバレを含むクチコミです。クレイジーサイコホラーの良い迫力悪の教典 烏山英司 貴志祐介 中村忠朗starstarstarstarstar_border宮っしぃ優秀・有能・イケメンな主人公の蓮実は学校の生徒・先生をコントロールし、学校全体を自分の庭ようにしようと日々画策しているが、少しずつ歯車がズレていき、次第にアンコントロールな部分が浮き彫りに よし、全部リセットしよう、とばかりに猟銃でクラス・生徒を皆殺しにするという、かなりクレイジーキラーっぷりを発揮 ホラーチックなサスペンス感や蓮実の心理描写などなど、小説原作ながらもしっかり描かれていて、ラストまで一気読みが止まらない作品だった すごく今更読んだ作品だし、マンガだけしか読んでいないが、これは原作も映画も面白そうだなぁと思った良作 ただ単にクレイジーなだけでなく、シリアルキラーとしての描写や虐殺に至るまでの過程の描写もしっかりと丁寧に描かれている作品なので、サスペンス物好きならオススメできる一品でした<<1314151617>>
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだがこれこんな内容だったっけ?という気持ちになった。俺は土屋ガロンの大ファンだし、いろんなのを読んでいるがどうも映画がらみの題材だと「えっこんな終わり方?」と思ってしまう ・特に好きなところは? 主人公だったと思われる青年ヒロシがどんどん影が薄くなっていくところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 一通り狩撫麻礼、ひじかた憂峰、土屋ガロン原作を読んでから読むのがいいのではないでしょうか?