GANTZ カラー版 ゆびわ星人編&小島多恵編
日常へ戻った後も生存メンバーと結束を固める玄野。だが、ミッション外でも干渉してくる黒服集団に、平穏はあっさりと崩されていく。渋谷で黒服軍団の襲撃を受けた玄野と和泉だが、加勢を拒否する玄野を嘲笑うかのように和泉は単独で黒服軍団を一掃する。一方、玄野は日常時に攻撃を受けたことにより、小島に被害が及ぶことを恐れ始める……。 (162話「昼行灯」~173話「透明」までの12話分を収録)
しすばれ -Sister Bullet-
殺し屋姉妹が織り成す抱腹絶倒のハイテンション学園コメディ!学校に通いながら稼業の殺し屋としても働く弾正院菖蒲。普通の恋、普通の生活にほのかな憧れを抱く彼女は、ある日同学年の保科匠からラブレターをもらう。そのことで舞い上がっていると、頭のネジが何本も抜け落ちている姉・尽があの手この手で妨害してきて……。ギャグとバトルとラブコメが、ノンストップで絡み合うハイテンションコメディ!<収録作品>#1.アネバレ/#2.アイビキ/#3.ニアキス/#4.ヘンシン/#5.ヘンシン・2/#6.ヘンシン・3/#7.カンキン/#8.ツナガレ/#9.ヘキレキ
ギンバエ
水と安全……そして、人命救助はタダではない!!民間救助会社・GQ(ジーキュー)。救助費用は高いが、救助を必要としている人がいれば、どんな手段を使ってでも助け出す。高層ビル「フソン・タワー」で火災が発生し、巡回中だった守衛が取り残されてしまう。利益優先で杜撰な安全管理のため、消防ですら手に負えない。そこにGQ代表取締役の名刺を持った男が現れ、言い値での救助を買って出る。GQ救助隊員(メディック)、早乙女鉄男(さおとめ・てつお)は、ビルの屋上から決死のダイブを試みるが……。あらゆる災害や事件に立ち向かう男達を描いた本格レスキューコミック登場!!
山口組VS波谷組 浪速血戦
「最後の博徒」として日本ヤクザ界に広くその名が知れ渡っていたのが波谷守之である。広島の「仁義なき戦い」とも多少の縁があったこの金筋博徒は、昭和52年の三国事件(「北陸の帝王」と呼ばれた川内弘・川内組組長射殺事件)で服役していた。しかしこれは冤罪であり、昭和59年晴れて出所。以降、彼を慕う三百人以上の若者が結集、波谷組が結成されていた。ところが平成2年、山口組弘道会系組織との間で、組員の移籍を巡って抗争に発展する。世に言う「山波抗争」である。抗争は苛烈を極め、人違い誤射殺事件、走行中の南海電車からの組事務所発砲事件、アジトでのロシアンルーレット誤発砲事件(一人死亡)など世の中を震撼させる事件が相次いだ。これは、命をかけた男たちの壮絶な戦いの軌跡である。
一和会VS稲川会
山口組との死闘を演じていた一和会に出現した新たな敵――それが「関東の雄」として盤石の勢力を誇る大組織・稲川会だった。北海道・北見市を舞台に突如勃発したこの抗争は、一和会ナンバー2の加茂田組重政理事長率いる加茂田組系花田組と稲川一家系岸本組内星川組との対決であり、花田組長が買い物先で血祭りにあげられたのが発端だった。原因は星川組長がメンツを潰されたから、というのが通り相場となっているが、骨肉の大抗争を戦う一和会にとって、この新たな強敵の出現は悩ましいものだったろう。すでに一和会には、腹背に敵を受け両面戦争を演じるだけのゆとりはなかったからだ。この局面を一和会はどう乗り切ったのか? その一部始終をお届けする。