連鎖 MODERN ENIGMA 柳原望短編集
クチコミなし
柳原望の未収録作品集、待望の刊行!描き足しを含む決定版!「時間列車で旅をする」と「連鎖MODERNENIGMA」を収録。どちらも少し不思議で、しかし人の心のからまりを描く、良質の物語。のほほんだけではない、でも冷酷じゃない。人々を温かな目線と奇想に満ちた設定で魅せるハートフルな柳原ワールドへのよき手引書となる一冊!
名無し
1年以上前
「かりん歩」
名古屋を舞台に、祖父から喫茶店経営を引き継いた
「かりん」が散歩をしながら地理学などを活用して
喫茶店経営や人間関係を築き上げていく漫画。
柳原望先生の「高杉さん家(ち)のおべんとう」の
続編ともいえる内容ですが、かりん歩だけ読んでも、
充分に楽しめます。
名無し
1年以上前
柳原望先生の
「高杉さん家(ち)のおべんとう」は中部圏漫画、
高杉さん、のスピンオフ的な
「かりん歩」は名古屋漫画ですね。
高杉さん、は主人公が地理学の先生ですし、
かりん、は名古屋の覚王山にある喫茶店を中芯に
高杉さんの登場人物達が改めて名古屋のあちこちを
散歩する漫画ですし。
名無し
1年以上前
柳原望先生の作品としては、まず
「高杉さん家(ち)のおべんとう」が描かれて、後に
「かりん歩」が描かれている。
「かりん・・」は「高杉さん・・」のスピンオフ的な作品というか、
「高杉さん・・」のキャラがゲスト的に何人も登場する。
自分はたまたま先に「かりん・・」を読んで、面白かったので
後に「高杉・・」を読む、という逆の読み方をした。
それが良かったのか悪かったのかは微妙だし、
まあ普通に考えれば先に「高杉・・」を読んでから
「かりん・・」を読んだほうが、
もう会えないと思った高杉さん達にまた会えた!と
嬉しく感じて良いのかもしれない。
けれど私としては「かりん・・」に脇役として登場した
高杉さんや久留里、風谷先生、小坂さんなどに、
実はこんなドラマがあったのか、と後になって知って
とても面白くて感慨深かった。
そして「かりん・・」では
そこそこ先生らしい先生をしている高杉さんや、
立派に社会人をしている久留里の姿が、
実は色々とあったうえで成長した姿だったんだな、
と判って、なんだか複雑な面白さを感じた。
こういう漫画の楽しみ方が経験出来て、
ちょっと嬉しい(笑)。