佐野菜見作品集
クチコミなし
デビュー前の原稿から『坂本ですが?』『ミギとダリ』のスピンオフまでを収録。急逝した偉才の、成長と輝きを刻んだ特厚280ページの永久保存版。【佐野菜見プロフィール】1987年4月17日生まれ。兵庫県西宮市出身。2010年4月、Fellows! Vol.10A(エンターブレイン)に読切『ノンシュガーコーヒー』を発表し、漫画家デビュー。2011年に読切として発表した『坂本ですが?』が話題となり連載化。同作は、2013年度「コミックナタリー大賞」第1位、『このマンガがすごい! 2014』(宝島社)オトコ編第2位に選ばれるなど注目を集め、2016年にTVアニメ化。2017年7月より、連載第二作となる『ミギとダリ』を漫画誌・ハルタ(KADOKAWA)に執筆。持ち前のギャグにサスペンスとホームドラマを加えた同作は全7巻で完結後、2作連続となるTVアニメ化を果たす。
『坂本ですが?』佐野菜見のハルタ新連載。子供のできなかったある夫婦のところに養子として引き取られた秘鳥(ひとり) 夫婦が引き取ったのはひとりの少年のはずなんだが、秘鳥が1人でダンボールを開けていると出てきたのは姿が全く一緒のもうひとりの秘鳥。夫婦を欺きながら2人で1人として振る舞う生活が始まった。 2人(ミギとダリ)が入れ替わったりするところは『坂本ですが?』と同じくアクロバットに描かれていて見ていて「おお」ってなる。ただし、ギャグ調ではない。2人の目的はまだ謎だけど、不気味さみたいなものが漂っていて、どうなるんだろうって感じで面白くなりそう。