ポーの一族

ポーの一族

1880年ごろ、とある海辺の街をポーツネル男爵一家が訪れた。ロンドンから来たという彼らのことはすぐに市内で評判になった。男爵夫妻とその子供たち、エドガーとメリーベル兄妹の4人は田舎町には似つかわしくない気品をただよわせていたのだ。彼らを見たものはまるで一枚の完璧な絵を見るような感慨にとらわれた。実は、その美しさは時の流れから外れた魔性の美。彼らは人の生血を吸うバンパネラ「ポーの一族」であった。市の外れに家を借りた一家は、人間のふりをしながら一族に迎え入れるべき者を探し始めた。そして、エドガーが興味をひかれたのが、市で一番の貿易商の子息であるアラン・トワイライトだった…。

ポーの一族 ~春の夢~

ポーの一族 ~春の夢~

不朽の名作「ポーの一族」から40年。ついに新作の続編がコミックスに!! 永遠の時を生きるバンパネラ(吸血鬼)であるエドガーとアランは、1940年代戦火のヨーロッパ、イギリス郊外でナチスドイツから逃れてきたドイツ人姉弟と出逢う… そしてその出逢いが新たな運命の歯車をまわす―――

ポーの一族 青のパンドラ

ポーの一族 青のパンドラ

アランの復活を望むエドガー!新章開幕! 消息を絶ったエドガーが姿を現した2016年、ミュンヘン。火災で消えたアランの復活を強く望むエドガーの前に現れたのは…!? 一族の異端児・バリーは「自分ならできる」というが!? バリー、アーサー、ファルカ、そして大老ポー。次々とエドガーを巻き込み導き、これまで語られてこなかったポーの一族の過去が明らかになっていく衝撃の新章開幕!!

ポーの一族 秘密の花園

ポーの一族 秘密の花園

春の夢、ユニコーンに続く新シリーズ第3弾 『ポーの一族 春の夢』『ポーの一族 ユニコーン』に続く第3弾。19世紀末、旅の途中のエドガーとアラン。体調を崩したアランのためにアーサー・クエントン卿の館に滞在することになり、エドガーは…?