小学館マンガの感想・レビュー4595件<<56789>>無邪気なモンスターを育てる話UKA 阿記江衣子starstarstarstarstar_border野愛※ネタバレを含むクチコミです。桑田サンにも読んで欲しい #1巻応援サテンdeサザン 渋谷直角starstarstarstarstarかしこ主人公は流行りのオシャレな喫茶店を開くことが夢でしたが、叔父から譲り受けたのはBGMがサザンオールスターズのみの愛煙家が集まるボロくて汚い喫茶店だったのです。しかし常連客の情熱に負けて嫌々ながら営業を続けていくうちに、サザンと昔ながらの喫茶店のよさに主人公も気づいていきます。 前にユーミンがインタビューで「一曲でも多く人々の記憶に残り、DNAに組み込まれるぐらいのところまでいくため(に今も活動している)」と言っていて、国民的スターはそんなことを考えてるんだと衝撃を受けたんですが、ユーミンもそうだけどサザンもすでにその域に到達してますよね。日本人でサザンを聞いて何も思わない人っていないですよ…!!私もこの漫画を読む前は「サザン?別に?」な感じでしたが、気づいたらサザンを聴きまくってる毎日です。まるでこの漫画の主人公のようだと自分でも思います。今、雑誌で読んでて一番楽しい漫画です。「友達」を描いたマンガの中でもかなり好き #読切応援君がいないと毎日は生きれない 壽久starstarstarstarstarnyae※ネタバレを含むクチコミです。こういう世界でも恋とかする #読切応援初めての殺人 井上宗starstarstarstarstarnyae※ネタバレを含むクチコミです。 授業"以外"の時間を描く青春オムニバス時間割の外 豊林サカネ名無し1話目は真面目男子とちょい不良女子の、登校時間のちょっとした接点からちょっとだけ距離が縮まるほっこりキュンな短編でした。おい最高かよ!!となりの席のヤツがそういう目で見てくる mmkstarstarstarstarstarNano最高~~!!池沢くんと江口さんエロ~~!!そして可愛い~~!!二人ともまとめてエロい目で見ました。この二人のSEXY BODYでご飯3杯余裕で食えますありがとうございます。 自分の中高時代を思い出してはにやけました。最高だな学生って…すぐ近くにそういう対象がいる…それもたくさん…十人十色よりどりみどり…HAPPY…。 下心しかないラブコメ、とってもいいと思います。作者のmmk先生、涼風会長の憂なる日々の作画担当さんなんですね…どうりで見た瞬間好きだ…と思ったわけだ…。これからも追っかけて行きたい作品。異世界で小豆を煮て生きていく #1巻応援巻き添えで異世界に喚び出されたので、世界観無視して和菓子作ります 和泉杏花 天乃こと兎来栄寿和菓子、好きですか? 私はケーキなどの洋菓子も好きですが、和菓子には和菓子の魅力がありますよね。これを書いている今日も、どら焼きを食べました。あんこは体に良い成分がたっぷりなのも嬉しいところです。 本作は、和菓子職人となり将来は自分のお店を持つことを夢見ていた24歳の小百合の物語。彼女は、異世界にもうひとりの「聖女」と共にイレギュラーで同時召喚されてしまい、一生をそこで暮らしていくことに。公爵家のセリウス・ラティオールに助けられながら、新たな世界での新生活を始めていきます。 一般的な中世RPG風の世界観ですが、魔物の血によって汚染された地には作物ができず世界的に食糧難になっているというのが本作の特徴です。 そんな状況下で、小百合は厳しい祖父に受けた教えを胸に、家名に恥じないよう自分にできることをなしていこうとします。小百合が基本的に素直で優しくて努力家という好感度の高い主人公で、推せます。 「異世界×和菓子」と聞いたら「1話から和菓子を作って異世界の人が気に入り感動〜」的なストーリーを想像しそうですが、本作ではそのような事情もあり、まずは元の世界での和菓子の材料に相当するものを探すところから始めていきます。そうした、地に足がついている丁寧な作劇に魅力を感じます。 食うに困っている民衆が多くいる世界で、甘い和菓子を頬張って幸せを噛み締める子供や老婆の姿には心が温まります。美味しいものをお腹いっぱい食べられるというのは、当たり前ではなく感謝すべき大いなる幸福なんですよね。 そして、本作のもうひとつの軸が、小百合とセリウスの関係です。こちらも一足飛びで男女の仲になるわけではなく、セリウスが自分にとって異性と関係を築く上で致命的であると思っていたポイントが、小百合にだけは当てはまらず特別な存在であることが解っていくなど少しずつ段階を経ていきます。 柔らかで優しいコミュニケーションを通して徐々に仲が深まっていく様子が何とも言えず微笑ましく、応援したい気持ちにさせられます。 大きな物語としては、クセのあるもうひとりの「聖女」の動向やおまけ扱いであった小百合に秘められたものなどもあり、お話の引きとなっています。 カバー下もとてもかわいく、和菓子好きとしては応援したくなる作品です。 新人漫画家による少年サンデールポ漫画今日のサンデー編集部~漫画作りの最前線に潜入!ルポ~ 西村マリコ名無し西村マリコさん、作品『帰らないおじさん』しか書いてなかったけど『部長は少女漫画家』もあるじゃないですか!(単著じゃないからかな) ルポ漫画もめっちゃ面白いです。めちゃくちゃ水飲んでるの笑った。 『僕が死ぬだけの百物語』の作者の方と高校時代からの親友というつながりもアツい。 ルポ漫画は新人勉強会と感謝祭について描かれていたけど、続きもあるのかな。もっと読みたいです。お互いさま下心ラブコメとなりの席のヤツがそういう目で見てくる mmk名無し池沢という男子は、女子の胸をからかってニヤニヤして、怒られると「褒めてるのに」と返すような典型的なカス…なんだけど、からかわれていた女子・江口さんも池沢くんを「そういう目」で見ていることがわかり池沢くんがびっくりして怒ると、「褒めてるのに…」と真顔で返す、というどっちもどっちなラブコメ。見られる側の気持ちがわかってよかったね。アイツノカノジョアイツノカノジョ(読切) 肉丸n a r u r u※ネタバレを含むクチコミです。 新入社員は生き別れた双子の兄?照らす光は兄の面影 HERO 足立いまる名無し※ネタバレを含むクチコミです。メドゥーサの恋メドゥーサとクドゥーサ 原克玄名無しずっと微妙に噛み合って無いようで結果噛み合ってるような変なカップル。たしかに、お幸せにとしか言いようがない。 にしても相手がメドゥーサだからってクドゥーサってなんだよ笑輝きをとりもどせ!ズッコケ三人娘(アラサー)さよならダイヤモンド 蛭塚都starstarstarstarstarmampuku『ゴゴゴゴーゴーゴースト』作者の新作とあって期待値MAX。 あの日思い描いていた理想の未来にはたどり着けなかった、かつての部活仲間のアラサー女三人が、もう一度立ち上がりサヨナラ逆転を目指す友情の物語。 必要以上に飾らず、ツッパらず、アラサー女の物語といいつつも属性関係なく人間の青春の1ページって感じで、カッコ悪いのにカッコいい。蛭塚都先生の見目麗しいキャラクターデザインのなせるわざでもあるようなきがします。 「私たちの延長線の幕が上がる。」という激エモフレーズに殴られてしまったので、これからの連載が楽しみで仕方ないです。 うーん…星野くん、したがって! オジロマコト ほしのディスコstarstarstar_borderstar_borderstar_borderカイオジロマコトに期待して買ったけど… 性格エグすぎて私にはハマらなかったかな『へんなもの』どころか『世界の不思議』を見つけられる傑作!へんなものみっけ! 早良朋starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 博物館で働く人々を中心としたサイエンス&ヒューマンドラマ。 <ここがオススメ!> 生命や未来を真正面から考えたくなる大傑作! マクロの世界やミクロの世界、僕らの世界、全てについて「なるほど!」と思わされる、誰かに話したくなることばかり。 世の中は知らないことに満ち満ちているなぁ。 サイエンスと共にヒューマンドラマも展開されるので、「漫画」としてもどれもこれもめちゃくちゃ面白くて、 子供にも読むと良いよと薦めたところ、案の定ハマっていた。 <この作品が好きなら……> ・天地創造デザイン部 https://manba.co.jp/boards/80112 ・ふしぎの国のバード https://manba.co.jp/boards/13613 ・ディノサン https://manba.co.jp/boards/130754読んで良かった…かもしれない読切無人島へゆこう 吉田博嗣名無しやっつけ感があるショート・ショートのマンガですが、読んでよかったかな…と思いました。 内容はブラック・コメディですが、さらっと読めます。 衝撃のオチ(メリーバッドエンド)と共に掲載されている煽り文に激しく共感し、作者さんのあとがき(おまけコーナーのイラストとコメント)にどこかホッとしてしまいます。 この読切(短編漫画)を描いた作者さんはいい人です。 ああ、私の「好き」がそこにある #1巻応援大海に響くコール 遊維兎来栄寿『ゲッサン』の読切でフレッシュな魅力を披露してくれていた遊維さんの、連載作品です。 テーマはずばり「シャチ」。 推し力士がいたり、推しVtuberがいたりと心から好きなものがはっきりしている友人たちに比べて、流されるまま・合わせるだけで特に自分だけの何かを持っていなかった女の子・かわず(通称ぴょこ)。そんなかわずが、成績優秀でモデルのスカウトも受ける美貌も併せ持つ神崎さんとお近づきになることで、神崎さんがこよなく愛するシャチの魅力に気付かされ、初めて心からの好きを得ていく物語です。 兎にも角にも、「好き」で駆動する物語って良いですよね。「好き」は何にも増して強くて素晴らしい感情です。本作は筆者がシャチが大好き、かつ新担当編集もシャチが大好きというところに立脚しているようで、作品全体からシャチへの深い愛が迸っているのを感じられます。 『七つの海のティコ』を観て育った身としてはシャチに対して親近感もあり。神崎さんやかわずほどの深愛ではないですが、シャチ、いいよね……という気持ちで読みました。 そして、マンガ自体の良さ。第1話のサブタイトルがバチっとハマる瞬間の気持ち良さであったり、第4話のタイトルを回収するシーンだったり、遊維さんの絵の魅力と演出が掛け合わさって胸踊るような描写がガンガン出てきます。 羅臼ではないですが、北海道の知床沖に船で出たときの雄大な自然に感動した瞬間を読んでいて思い出させてくれました。本当に地球や生命の偉大さを感じさせてくれますし、自然と涙も出てくるんですよね。 「本当に好きなものを見つける」というかわず物語として読んでも非常に良いですし、一方で神崎さんの抱える難しい感情もまたひとつ味わいを加えてくれます。神崎さんと同じような絶望を抱えたことがある人には刺さることでしょう。なお、私は言うまでもなく自らを強く貫きながら好きなシャチの前では破顔する聡明な黒髪ロングストレートの神崎さんがとても好みです。 読んでいて、心が洗われていくような素敵なお話です。シャチに興味がある人はもちろん、そうでない方にもお薦めです。恐怖かどうかは置いといて傑作である漂流教室〔文庫版〕 楳図かずおstarstarstarstarstar線セーショナル※ネタバレを含むクチコミです。理不尽な美少女に翻弄されたい人へ #1巻応援 #完結応援星野くん、したがって! オジロマコト ほしのディスコ兎来栄寿『富士山さんは思春期』『猫のお寺の知恩さん』『君は放課後インソムニア』などでお馴染みのオジロマコトさんがマンガを担当し、原作は男女のお笑いコンビであるパーパーのほしのディスコさんが担当している異色のコラボ作品です。 世の中には、理不尽な要求をしてくる異性がいます。側から見ていると、その理不尽さがエスカレートしていくと嫌悪感を抱いてしまったり引いてしまったりしてしまうのですが、しかしそうした要求に振り回されることを是とする人もいます。 本作はそんな「ヤバい女に振り回されることに快感を覚える人」向けのマンガと言って良いでしょう。 野球部の雑用である星野くんと、不思議な転校生の山田さん。もう、山田杏奈にも負けてないキャラの強い山田さんです。私は基本的に黒髪ロングストレートヒロインは推したい性質なのですが、山田さんはちょっと突き抜けすぎていてそういう対象ではありません。 「おもしれー女」を超えて、モラル的にどうかという域まで達しており、最初の数話を読んだときには山田さんを好意的に思える人は限られた嗜好の持ち主のみではないかと思います。 それでも、中盤のとあるエピソードで提示される鞭鞭鞭からの飴。これは、劇毒ですよ。特に彼女を作れたこともない野球部男子や、中高一貫でほとんど女子に触れ合ってこなかった東大理Ⅲの男子などにこういうことをしたら、間違いなく確殺です。国際法で禁止された大量破壊兵器であり、発売前から禁止カードです。捻じ曲がりますよ、生涯いろんなものが。最終話の星野くんが1ページまるまる使って呟く7文字に見る拗らせようたるや。 この辺りのシーンでは、オジロマコトさんの絵の魅力がものすごく効いています。 個人でははみ出がちな凸と凹が、ふたり合わさることで生まれる化学反応。まさに、漫才やコントのような面白さがマンガで再現されています。 ただ、後半の展開に通常のからかい系ラブコメ的な何かや、すべてを覆すエクスキューズを求めてしまうとカテゴリーエラーなのかなと。 アクの強さが故に広くお薦めとは言えませんが、理不尽さに屈服することに快感を覚えられるには推したいです。 1話試し読みだけだと作品の真価が伝わらないですし、1巻完結なのでとりあえず買ってカバー下まで読むことをお薦めします。 はらぺこさんぽシリーズ化はらぺこさんぽ きゅっきゅぽん名無し前作の読み切り「東京はらぺこさんぽ」の続編がシリーズ化。 タイトルから東京が取れたということは…さっそく作者の地元・福岡で出会ったカフェでの出来事が描かれます。 こんなドラマみたいな、夢みたいな、そんなことが一日に一気に(しかも誕生日に!)起こるなんて、この人のことは死ぬまで忘れないだろうなーと思います。後編も楽しみ。ガーリッシュハードパンチ #推しを3行で推す #読切応援ガーリッシュハードパンチ 助野嘉昭名無し・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ …トゥルーエンドかー… ・特に好きなところは? ①主人公「吉田薫」の繊細さ ②キーパーソンの名言(直接ご自身の目で確認してください=お察しください) ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 本作(前編/後編)がトゥルーエンドに終わってしまって「惜しい」と思いました…前編/後編をエピソード0にするなどして時間がかかってもいいから連載化してほしいです!!小説家がいなくなった未来で #1巻応援100年の経 赤井千歳兎来栄寿AI関連の議論を見ない日はないというほど、世間にAIが浸透している時代がやってきました。地続きの現実を生きていると実感が薄いですが、今や小学生でもAIを使って作文やデータ解析ができる時代です。自分の子供のころを思うと、『ドラえもん』で夢見たような未来の一端が実現されていると言えるでしょう。 ただ、テクノロジーの進歩が輝かしく照らす道の端には、その陰で失われていくものもあります。多くの職業がAIによって代替され消えていくのは必然で、人類の歴史上でも繰り返されてきた出来事です。 この物語は、余命1年を宣告された売れない小説家・菅井櫓を描く物語です。コールドスリープをした100年後の未来では、彼の作品が21世紀のベスト10に選ばれており国中が彼の新作を心待ちにしているという状態でした。 生成AIを利用して小説を書く「呪言師(ソーサラー)」の台頭により小説家を含む物書きがいなくなってしまってしまった世界を舞台に、創作の意義や様態にまつわる問いかけがなされていきます。 また、この物語を牽引するのはヒロインの更科結衣の存在です。自分の作品を処女作からすべて読んで愛し、生きる糧にしてくれていた女の子。櫓は、他の誰のためでもなく彼女のために小説を紡ごうとします。コールドスリープして100年経った世界には普通に考えれば結衣がいるはずはないのですが、直筆の手紙が届いたことで存命の可能性があると解り、彼女にまつわる謎と彼女との関係性という部分も本作のポイントとなっています。 小説がテーマになっている作品らしく、「経」と書いて「たていと」と読ませるタイトルから、作中で櫓が発するさまざまな言の葉まで文学的な表現に溢れているのも特徴的です。 「一流の文学者なんてのはもっと残酷な人種であるはずだ。彼らは、青春期の若者たちに一生彼らの心臓を掴んで離さない鮮烈なトラウマを、いかにして植え付けようかと苦慮するような人種であるはずだ。文学の持つ毒を、持てる限りの文才で、いかにも12月の針葉樹のように美しく飾り立てて…」 「インクの木になった果実でお腹を満たしたい」 といった表現は好きです。私も、電子の海に漂って生きながらも槙島聖護のように紙の本を愛し続けていくことでしょう。 ミケランジェロの言葉や『ソクラテスの弁明』を引用して、創作における芸術家の役割は実は本質的には変わっていないのではないか、と考える節など芸術の根幹に触れる部分は特に興味深く、AIが隆盛を極めていく時代にあって今一度向き合っていきたいテーマに歴史を俯瞰しながら正面からぶつかっています。その上で、AIには成し得ない、AIを超える創作をしようとする姿が堪りません。 純粋な小説家との仕事をする機会が失われた編集者ニールセン・叶エが、ノウハウもまったくない状態で初めての作家とのやり取りに苦慮するのも面白いです。AIによって現代よりも圧倒的に大量の物語が作られるようになった時代であるなら、その良し悪しもまた人間ではなくAIが判断するようになっているはずです。編集者という仕事は名前は同じでも仕事内容は大きく変わっていそうで、他の編集者がどのようなことを行っているのか気になります。 自動運転車は当然実用化されているとして、SF好きとしては端々に登場するであろう未来ガジェットの数々にも興味津々です。 小説の、創作の、創作者の未来に肉迫しようとする意欲作。物語を愛するひとりの人間として、目が離せない作品です。 受賞後に描き足さなくてもよかったと思うけど…死神と話す女 達磨かえる元帥名無し第10回青年漫画賞ビッグコミック編集長賞を受賞した作品。審査員だった浦沢直樹先生の「ラストが陰惨すぎるのではないか」という指摘を受けて、ラスト2ページを描き足しての掲載になったとの事。ちなみにビッコミで公開されるのは改訂前のものだそうです。 ビッグコミック系で描いていくなら浦沢先生の指摘通りエンタメとしての完成度が必要になんだろうなと思いました。青年漫画賞受賞者にはMONSTERのような作品を描いて欲しいという気持ちが私にもあります。でもあの救いようのないダークな感じがウケる雑誌もあるだろうからやっぱり好みの問題かもしれないですね。加筆については正直してもしなくてもあまり印象は変わらない気がしました。どんな親でも子供は大好きなんだなぁSunny 松本大洋かしこそれぞれ事情があって親から離れて施設で暮らす子供達の話です。大人が好き勝手に生きてるシワ寄せが子供にきている場合が多くて「大人のくせに何やってんだ!」と立腹しながら読みました。特に春男のお母さんはちょっと冷たすぎる。ニベアの青缶を大量買いするところは読んでいて辛かった。グレる春男の受け皿になろうと職員の足立さんも奮闘するけど、子供達の「お母さんに会いたい」という気持ちには負けてしまうんだなぁ。描かれている現実の厳しさに辛くなることもあるけど、子供のピュアさが眩しい作品でした。<<56789>>
※ネタバレを含むクチコミです。