小学館マンガの感想・レビュー4596件<<138139140141142>>人生と食!ぜつぼうごはん くじらいいく子aicoここ数年ドラマでもグルメものって流行ってるけど、この漫画は人間にとって食事の思い出って大事なんだなぁって思わせてくれる本でした!深いのに軽いタッチで描かれてるので気楽に読めます!めっちゃ普通のモテないオタク男子!ミンゴ イタリア人がみんなモテると思うなよ ペッペ書肆喫茶mori店主マンガアニメゲーム好きなイタリア人オタクの日本生活! 私は知らなかったのですが作者のペッペさんはテラスハウスに出演もされたイケメンモデルさん。 でもマンガの中ではゲームやアニメのことばかりなオタクっぷり!好きな子の前でしどろもどろになる様子はめっちゃ普通のモテない男子! 語学学校に通う友人たちが個性的で、イタリア人てこんな人たちだったんだ!て笑ってしまいます! 本作をはじめ、エルザ・ブランツさんの『フランス人の私が日本のアニメで育ったらこうなった。』とか、フー・スウィ・チンさんの『シンガポールのオタク漫画家日本をめざす』とか、外国人のオタク漫画家さんの作品は、日本を愛してくださってるのがにじみ出ていて読んでて嬉しいですね〜!走る、じゃなくて、奔る!新九郎、奔る! ゆうきまさみ名無し奔走ってのは、物事がうまくいくようにと 駆け回って努力することだそうで。 「ゆうきまさみ先生の作品にハズレなし」 と思っているので期待していましたが、 この題名や、第一話の最初の数ページで、 やはり、ゆうきまさみ先生は面白い、と思いました。 もうね、最初の見開きでの 名告りを上げる新九朗と、従者のツッコミ?や、 それから数ページ先に11歳の新九朗が登場するという 流れだけで、もう色々と話の筋を想像してしまいます。 27年間も雌伏のときを過ごす物語なのかな、とか、 題名からしても翻弄されて奔走する物語なんだろうな、とか。 新九朗という名前って実名らしいけれど、 心苦とか苦労とかを引っ掛けて題名にしたのかな、とか。 ただ第一話の数ページ後からは、延々と、 馴染みのない時代の話が続きます。 制度や世相や、官職名や名前すらわかりにくく覚えにくくて 読み進めるのに少々時間がかかる。 けれどもこれはむしろ、ゆうきまさみ先生の作品だから、 まだわかりやく展開されている、と思います。 他の作品に比べると、強烈なギャグとか少ないので 少し退屈な展開にも見えてしまうけれど。 いや、随所にゆうきまさみ先生らしい 愛嬌のあるシーンが出てきて面白いですけれどね。 おそらく話の展開としては、数巻分の話を経た上で 最初の名告りをあげるシーンに回帰して、 さあいよいよ新九朗が思うがままに暴れだすぞ、 という展開になるのでは、と思います。 そうなったら、それまで溜めた分だけの 爆発力は凄いだろうと期待しています。 果たして誰の目に「わるいあね」として映っているのかわるいあね 三輪まことsogor25「私はかつて、実の弟を誘拐した。」というインパクトのある帯の文句が目につく作品。言ってしまうと"禁断の恋愛"を描いている作品ではあるのだが、"禁断"だからこそ"姉"と"弟"それぞれの内心の吐露が真に迫る。姉は弟を思うためか罪悪感からなのか弟を遠ざけようとするし、弟は真っ直ぐに姉を求めるているようで記憶の中の姉と再会した姉との間で悩み苦しんでいる。でもひとたび出会ってしまうと行動が思考を上回ってしまう。いろいろな思考が巡りながら、"人が人を愛することのどうしようもなさ"を見せつけられているような気がする。 そしてこの作品で特筆すべきなのは、主人公が"姉と弟の2人姉弟"ではないということである。姉である日向子と弟の夏樹、そして夏樹の"双子の妹"の瑞樹。禁断の恋愛ともなれば周囲からの批判の目に晒されるという展開も往々にしてあるが、その目が他でもない身内、しかも親ではなく同胞の中にいるという息苦しさ。夏樹と瑞樹、そして他でもない日向子本人、果たして日向子は誰の目に「わるいあね」として映っているのか。 1巻まで読了 ビッグウイング(新東京空港)での人間模様ビッグウイング 矢島正雄 引野真二マンガトリツカレ男ビッグコミック連載時に読んでたが最近読み直した。 東京の空の玄関(ビッグウイング)で働く新人受付・吉川久美子はおせっかいと言われても困っている人には助けずにいられない。最初は戸惑う人や邪険にする人もいるが吉川久美子の真心に心を開いていく 空港を舞台に、空港を使う客、空港で働く人、理由があって空港に訪れる人とのふれあいと人間模様が書かれている。 これドラマ化された覚えがあるけどそっちはみていない だいじなこと4分間のマリーゴールド キリエ222「最後だとわかっていたなら」読んでみよう。 “そばにある宝物を大切に大切にできたら きっと、一生「幸せ」だよ” 心がサクサク荒れてきたら、また読みたい。 【#1巻応援】2巻が出ることを信じて…咲宮センパイの弓日 天野茶玖nyae弓道部のエースで明るくて優しくてちょっと抜けてるけどみんなの人気者・咲宮センパイ。しかし…彼女には「殺し屋」という裏の顔があるのです。 一見、ゆるい日常コメディに見せかけて、職務を全うする咲宮センパイの姿は漫画ジャンルが変わったのかと勘違いしそうになるほど。あの日本一有名なスナイパーも真っ青?な名射手ぶりを発揮します。 話が進むうちに咲宮センパイの衝撃的な過去も明らかになってゆき、読者はこの漫画の想像を絶する奥行きを思い知ることに。可愛らしい表紙からは全く予測できないです。 個人的にはすっとぼけた女子高生が主役という点で「それ町」イズムを継承している漫画だと思っています(センパイに片思いしてる男子もどこか真田っぽい)。殺し屋という要素は全く違いますが、それ町にも唐突にSFがぶっこんできたりしたので、それを許容できるひとには猛烈にオススメしたい。2巻、出ますように…。 永遠に逃れられない青春の苦味Neo Dutch Wife 横槍メンゴ名無し※ネタバレを含むクチコミです。しぬ前に食べるごはんぜつぼうごはん くじらいいく子名無ししぬ前に何食いたいか! だいたい高級料理じゃなく思い出の中の一品なんですよね 軽いトーンで描かれた漫画なのであんまりぜつぼうさを感じないです 皆美味しそうにたべて逝っちゃうなあ…古地図とちづかの広がる世界ちづかマップ 衿沢世衣子あうしぃ@カワイイマンガ『講談社無印版』の続編がこちら『小学館版全三巻』。古地図を愛するちづかは、祖父や友人に触発されて、東京+αを歩き、その土地の記憶と共に、色々な世界を知ります。 若干、講談社版のちづかより積極的かな?彼女独特の『面白がる』能力で、どんどん新しいものを吸収するようになります。 美大の先輩、元気な犬、古典芸能+甘味好き同級生、相撲好きの親友、イケメンスイーツ同級生、天文台好き小学生……彼らの専門性にちづかの提示する土地の記憶を掛け合わせると、互いにとっての新発見が生まれます。 特に複数回登場する従姉妹のりんちゃんの、小学生離れした勉強量と、ちづかの地形感覚が合わさると、そこには古の風景が広がり、心踊ります。 一方、隣人とのドライブのナビでは、地図作りとリサーチで徹夜した結果、失敗してしまったりもします。 そういった経験の集大成として、ちづかが後輩の為に、来日ミュージシャンの東京観光を特定・再現する時……あれ、これって『尋ネ人探偵』じゃん!となるのです。 講談社版で一度手放した試みが、復活する驚き! ここに至るまでのちづかの積み重ねを、様々な東京+琵琶湖、高野山、坂越(兵庫)の発見と共に、楽しみたいところです。 みんないろんな顔があるダルちゃん はるな檸檬222普通か 変か 傲慢か 寛容か 正しいか 間違っているか 人によってひとの見方はさまざま。 自分の見方だってころころ変わる。 頭では分かっていても、空気や雰囲気で擬態をした方が好ましいだろうと、求められているものに寄り添って嘘をつく日もある。 カテゴリ分けしてしまうことでもれてしまうものがあるというヒロセくんの言葉が響いた。 ダルちゃんとサトウさんの関係が羨ましい。 単純に、「素の自分も悪くない」と、 私も思えるようになりたいし、 人にも思えるようになりたいと思った。いい読切店番紅御ちゃん 藤原緋奈子starstarstarstarstarひさぴよスペリオールのバックナンバーを読んでて、良いなと思った読切。 お財布売り場の販売員の仕事を描いたもので、作者の実体験を元にしているとのこと。なんとなく私がたまに行く「ハ◯ズ」のお財布売り場に近い雰囲気だコレ…。売り場に訪れる客層の幅広さ、商品の多様さ、意外と知られてないNG行為など、財布というアイテムが持つ特殊性が非常におもしろおかしく描かれています。(とりあえず財布を触るときは水滴や手脂には気をつけような…) 普通のお仕事マンガであればそれほど心に刺さらない話だったのですが、マンガ的な画そのものと表現が、どこか懐かしくも新しい…これはもうこの人にしか出せない味わいみたいなものを感じたので、今後もぜひ新たな作品を読んでみたいと思った作家さんでした。わかるんだけどわかりたくないあげくの果てのカノン 米代恭オムライス微妙な生まれたての恋心っていうか恋と執着を認識しきれてないっていうかストーカーってやっぱり気持ち悪いなっていうか、それでも人をここまで好きになったことあるかな?って考えさせられるような好きってなんだろうとか結婚とか不倫とか姉弟とかそっくりさんとかみんなまとめて人間だけれど違う人で、誰がどう思おうと自分が幸せだと思ってればいいよねってはなし。 数学とミステリーと歴史和算に恋した少女 中川真 風狸けんhysysk算術家の米倉律(基本的に1話完結で毎回新たに読む人に向けてなのか自己紹介が入る)が、数学的思考を使って事件を解明したり、詐欺を暴いたりする物語。和算は衰退した分野だと思っていたから今まで興味がなかったけど、考え方や文化など、これはこれで研究する価値があるものだと分かる。問題を読み飛ばさないでじっくり楽しもう。広江礼威の描く「お嬢様×戦争」341戦闘団 広江礼威名無しゲッサン2019年7月号から隔月連載。 端的にいえば、戦争を経験したことのないお嬢様が最前線の軍団長として送りこまれる話。一話ではすでに歴戦感はあるが、回想形式で語る方式をとっているので、二話からは時系列にして半年前のゆるゆるお嬢様状態からスタートする。 広江作品といえば凶悪な笑顔の似合う強い女性のイメージばかりがあったから天真爛漫なゆるそうなお嬢様主人公がきたのを見て、やられたなと思った。 こんな感じで書いてみたけど、どうだろ? 話し合いたいから読んだら、遠慮なく感想も書いて欲しい〜名言ラリー風の大地 かざま鋭二 坂田信弘karinこれ。名言が多くてなんか好き。 別に内容分からなくてもいいけど、沖田と宇賀神さんの会話がいい。 無茶振りルポ漫画カメントツのルポ漫画地獄 カメントツ名無しWEBメディア「オモコロ」発、いまや超売れっ子漫画家カメントツ氏の初期作品。 オモコロの編集長より命じられ、著者自らが体を張って取材・体験します。 こぐまのケーキ屋さんしか知らない人は、あまりの違いに驚くかもしれませんがむしろその振り幅の広さが素晴らしい。 最終的に小学館でルポ漫画の連載が決まってて、しっかり踏み台になってるところがいいですね。 電子になってないみたいですが、この漫画にはパラパラ漫画もついてるので(笑)、紙がいいと思います。 オモコロ編集部とのやりとりが笑える。ドラえもんよりあさりちゃんが好きでしたあさりちゃん 室山まゆみかしこ平成3年生まれですが初めて夢中になった漫画はあさりちゃんだと記憶しております。冬になると親にスキー教室に入れられて毎週日曜日は雪山に通っていたのですが、行きたくなくてゴネてたら1回行くごとにあさりちゃんを2冊買ってもらえるようになりました。凍えて帰ってきてこたつで読むのが至福の時間でしたね。今でもクッキーを食べる時は心の中で「クッキッキ…」とつぶやいています。あと貯金が趣味のタタミお姉ちゃんがピン札は使わずに取っておくと言ってたので真似してます。大きくなるにつれて徐々にあさりちゃんを読まなくなりましたが、100巻で完結した時は感慨深かったです。さみしいというより、こんなに続くと思わなかった!うれしい!おめでとう!という気持ちが強いです。読んで子供に戻れる作品といえば自分にとってこれしかないと思います。またひとつ「よつばと!」系漫画が生まれてしまったな大ダーク 林田球名無し林田球でこの絵柄だからかっこよくてハードボイルドみたいな感じの漫画かな、と思ってしまった しかし読むと… 可愛い!!!??? これもうよつばと!では!!?? この絵柄で可愛いコマもあれば、かっこいいシーンはちゃんとかっこいい 死ま田めちゃくちゃかっこいい!! ゾッとした作品。血の轍 押見修造Pom 知人に勧められて読んでみた。 まずは1巻の終わりに驚いて、静子の歪んだ(?)愛なのかどうかもわからない未知な行動の数々に一歩二歩引き、ゾッとした。 旦那も静ちゃんも、何を考え思っているのか正直よくわからないけど、血の繋がった家族って何なんだろうな。 この先益々波乱に満ちそうなので、この言葉が適切かわからないけど、密かに楽しみにしている。もふもふ動物は人々の癒し。もふもふ 森栗丸Pom まふもふ動物は、人の心を癒しますね。 動物もの=涙ものかなと思いつつ、タイトルに惹かれて読んでみたけれど、『癒し』とゆう言葉が合うだろう短編集。 個人的には、40代の引きこもりの男性が、もふもふ動物との出会いによって少しずつ外に出て行く話にはグッときた。『火の鳥』の鳳凰編を継ぐもの也阿・吽 おかざき真里 阿吽社影絵が趣味おかざき真里さんの『阿・吽』を読んで驚いた。冒頭からいきなり『火の鳥』の鳳凰編で観音像のモデルになったあのブチが、さながら火の鳥のように時空を超えて、いままさに読みはじめた漫画のコマに現れたからだ。 鳳凰編の狂言回しとして物語を運んでいたブチは、最後に茜丸の骨を持って我王のもとを訪れている。そして、意味深げな未来を示唆するモノローグとともに鳳凰編は幕を閉じる。そう、確かに鳳凰編は幕を閉じた。しかし、私たちは幸か不幸か、火の鳥が"永遠のいのち"として万物を流転しているのを知ってしまっている。 茜丸の生き写しのような最澄が『阿・吽』に現れたとき、ブチもまたそこに現れずにはいられなかった。すぐに野盗に殺されてしまうブチの生き写しは、しかし、姿を変えながら幾たびも最澄のもとを訪れている。あるいは、もしかすると『阿・吽』とは、茜丸を追うブチの愛の物語なのかもしれない。 とすれば、ブチは最後には、我王の生き写しのような空海のもとへ落ち着くのだろうか。史実ではやはり、最澄が志半ばで先に息絶え、空海は持ち前の野生の力で教理をさらに深めてゆく。そして、ブチはまた現世を我王のもとでやり過ごし、来世で茜丸を追ってゆく、そんな途方もない未来を想像せずにはいられない。 小山 門出デデデデデデデデデデデデデデデデデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 浅野いにお名無し※ネタバレを含むクチコミです。切ない、、、4分間のマリーゴールド キリエkarinお試しで1巻が無料で読めました。 描写やストーリー展開が工夫されていて、 『えっそーなの?』とびっくりしながらどんどんストーリーに引き込まれていく感じ。 切なくて苦しくなるけれど、先が気になりすぎるので、2,3巻も読みたい。 絵も、登場人物の描写も繊細で素敵です。<<138139140141142>>
ここ数年ドラマでもグルメものって流行ってるけど、この漫画は人間にとって食事の思い出って大事なんだなぁって思わせてくれる本でした!深いのに軽いタッチで描かれてるので気楽に読めます!