小学館マンガの感想・レビュー4596件<<89101112>>ギャグかと思いきやピュアラブ殺しのキッス 中間春希名無し※ネタバレを含むクチコミです。実録!シーフードを飼う男の感想 #推しを3行で推す実録!シーフードを飼う男 そにしけんじstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 多分昔に買って読んだが今回全く内容を忘れている状態で読んだが面白い。ペットショップで生き物を買うのではなく、食料品売り場で売っている生きている食べ物を買って飼う男の話 ・特に好きなところは? ナマコ、タコあたりのわけわからなさ・・・ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 夜寝る前に読むのには最高のマンガだった オタクくんだってたまにはこういうジャンクなのが食べたくなるんや雷雷雷 ヨシアキstarstarstarstarstarmampuku斬新さなどない!だが面白い!それでいい!! ハイテクなぴっちりスーツ(ただし強度があって強そう)な黒髪の美少女が刀持って戦ってるだけでも即買いレベルの好き度であるが、『ドロヘドロ』を彷彿とさせるタッチといい、『ダンダダン』や『炎炎ノ消防隊』などを思い出させるポップでトンチキでかつ軽妙な少年漫画感といい、 「オタクくんさぁ、こういうの好きなんでしょ?」 はい大好きです!ありがとうございます!! としか言いようがない。ガロの中でも異彩を放っていたとされるつげ義春の代表的な1作ねじ式 つげ義春starstarstarstarstar_borderさいろく気づけば電子版があったので購入。 すんごい昔に読んだけど記憶に残っていたのは読後感ではなく絵画を観たあとのような感覚だけでした。 シュールの権化のような意味のわからない物語展開(そもそも意味とかないのかもしれない)の「ねじ式」を始めとした短編集。 つげ義春らしさがこれでわかるのかは不勉強であまり明確にわからないけど、きっとこういうものなんじゃないかとは思う。 ねじ式の冒頭、海からあがってくるシーンのTシャツを、いかにもギークって感じのヒゲメガネデブな白人が着ていた。 今となってはおしゃれであり、通り越して「通」っぽさが出てしまうであろう。 いずれにせよ本作を読むことで自分なりの感想を持つことが許されるのだ。漫画好きさんは1回読んでみるといいかもしれない。 ちなみにこの短編集ではいろいろな時期の作品が混ざっているようで、試験的なものから初期っぽいものまで(そう感じさせるだけで後期のものだったりしたらそれはそれで凄い)多数のつげ義春が見られる。 水木しげるを彷彿とさせるような背景描写技術に、当時の工夫が見て取れるのでいずれの作品もそういう意味では今読む事で面白さが増していると言えよう。 青春漫画で話題沸騰中な作家の新作はサスペンスホラーだったホロウフィッシュ むつき潤starstarstarstarstarさいろくバジーノイズが映画化され話題沸騰中(古い?)のむつき潤センセーの新作。4巻が出ました。今から読むけど読む前に3巻までの感想で。。 学校の先生がこんな色気があったらたまらんやろ!っていう高校生らしい感情も持ちつつ、急展開すぎる悪夢が波のように押し寄せてくる不思議な物語。 悪夢の展開は急だけど、主人公の彼の判断もまた急で、そこがとても若くていいなって感じられる。決断を一瞬で出来るやつは強い。 まるで呪いのようなこの波、大人になると理解しないと前に進みづらいところだけど若者らしく感情に従ってぶち当たっていくところが読んでいて応援したくなる。 この愚かさと表裏一体な真っ直ぐさは、前作バジーノイズがストレートで眩しかったあの感じと少し近い。 スピード感のあるコマ展開・テンポを見せておきながらも、急に直面する悪夢のような現実が読み手の時を止めてくる。 「あ、これホラーだ」って思わされるのがとても良い。 3巻のラスト、すごい真っすぐで良かったけど悪い結果が見えてくるとこでもあったので4巻めっちゃ気になるところ。今から読みます。久米田をひさしぶりに読むシブヤニアファミリー 久米田康治starstarstarstarstar_border野愛はじめて読んだのに懐かしい〜って思ってしまった。まだまだ懐かしむような漫画家でも作風でもないのに! 日常漫画っぽいけどソリッドなギャグをたくさん放り込んでくる感じ、畳み掛けてくるのにテンションは高くない感じ、久米田だなあ…としみじみうれしくなってしまった。懐かしいというより心地いいなのかも。 渋谷をテーマにしてるのもすごくいいなあ。 お洒落な街とか若者の街だったのはひと昔前のことで、今の渋谷は人やモノやカルチャーが統一感なくひしめき合うコラージュみたいな街だと思う。 そのスピード感と情報量の多さが作品とマッチしていて気持ちいい。 実際に住んでるからこその解像度の高さなんだろうか。全て青春でしかない。あかねのハネ 磯谷友紀starstarstarstarstarPom 何かいいな、これぞ青春! 少しズレますが、学生が主役の作品を読むと何もかもが毎度キラッキラしてて羨ましい!と思う。笑 主人公のアカネは父の転勤に伴う東京への引っ越しもあり、東京の高校でバドミントン部へ入ることに。。 私はバドミントンって遊びでしかしたことないけれど、シャトルが上手く相手の所に届かない、風に影響受けたり本当に難しいスポーツだと感じる。(シャトルって5gなんだと驚き。作品読むとバドミントン知識も増える。) アカネの真っ直ぐに勝ちたい思い、日々バドミントンに打ち込む姿、瞳が、らかっこ良かった。 コロコロ発SF少女バディアクション #1巻応援DOUBLE HELIX BLOSSOM アサウラ 西馬ごめゆき兎来栄寿女の子同士のバディものは古来から名作が多いと相場が決まっています。そして、ちょっと啀み合っているくらいがちょうどいい。そう思う方には、うってつけの作品です。 コールドスリープから目覚めると、自分がいた2020年代から60年経った2080年代の東京にいた東雲菊。その時代では通称「特能」と呼ばれる外部神経を体外に伸ばしてコントロールする超能力が極一部の人間に発現しており、法規制されているものの犯罪が後を絶たない状況に。悪化する治安を食い止めるべく、民間企業に警察の業務が委託され「民警」と言われる民間警察が普及しているという世界設定です。 菊の相棒となるのが、菊のことを「おばあちゃん」と呼ぶ16歳の月下香(つきさがりきょう)。世界で唯一の「クラス9」の特能使いで、大量殺人を行った凶悪犯罪者です。地雷がどこに埋まっているかもわからず、何かあると菊も殺そうとすらする危う過ぎる人物なので緊張感もありながら、その中で発生するコミュニケーションに面白さがあるコンビです。 時代によって失われた誰かを守るために真っ直ぐであろうとする価値観を持ち続けて戦場で駆ける菊。そんな菊の在り方に、ときに苛つきときに戸惑いながらも少しずつ距離を縮めていく様子が良いです。 コロコロレーベルということで対象年齢はやや低めに作られていますが、子供のころからこうした良質なバディものに触れられたなら素敵な大人に育っていくだろうなと思わずにはいられない作品です。器量が悪い妻とイケメン夫の衝撃的な馴れ初め馴れ初め ハン角斉名無しまんが未知に出演されたのを拝見してからご本人のお人柄も含めてファンになりました!影響を受けた漫画家に三山のぼると池上遼一のお名前を上げながら、女性の魅力について語られていたハン角斉先生。そんな先生の最新作は器量が悪い女と結婚したイケメンの話です。なんと彼女に惚れた理由が「偶然股間を見てしまい、股間に惹かれて好きになった」だから衝撃です。それってどういうシュチュエーション?!と気になりすぎてページをめくる手が止まりませんでした。最近は「ありのままの容姿であなたは素敵」という優しい世界になってきていますが、それを揺るがすようなもっと根源的な愛を感じました。これまでで一番好きな作品になりました。ハン角斉先生にはこのままの作風で突っ走っていって欲しいです。静かな気迫を感じます。東京ヒゴロ 松本大洋alankマンガから訣別した人、マンガが上手く描けなくなった人、自分のマンガが認められない人。それぞれ事情はあるものの、皆命懸けでマンガと対峙していました。作り手にとってのマンガの魔力のようなものを感じる作品です。これからマンガを読むときの姿勢にも影響しそうな。余韻がすごいです。 心が晴れやかに澄み渡る音がする #1巻応援空の音色 水沢めぐみ兎来栄寿『姫ちゃんのリボン』で一世を風靡した水沢めぐみさんも、昨年で還暦を迎えられたという事実に隔世の感があります。私が生まれる前からずっとマンガを描き続けられている水沢さんですが、未だに作品には優しさや瑞々しさが溢れており敬服するばかりです。 『空の音色』、どうしたって『空色のメロディ』を思い出さずにはいられないタイトルですが、内容は異なります。 漫画家として10年目を迎えるものの直近はぱっとせず行き詰まりを感じていた主人公・花音(29)。ある日、姉夫婦が事故で他界し5歳の姪・音色を引き取って育てることに。仕事や恋愛も大変な渦中で、さらにまったくの未経験である子育てが加わりてんてこ舞いになる花音の奮闘の日々が描かれていきます。 身内が亡くなったことを悼む暇もなく、忙しない上に神経を使い続けなければならない日々の到来。父と母がなくなったという事実すら受け止めきれていない5歳児との向き合い方の難しさが伝わってきます。 お弁当の中では特にたまごやきが好きだという音色のために、たまごやき入りのお弁当を作って持たせるものの残され続けてしまい、些細なことであると頭では理解しながらも心にダメージを負って荒んでいってしまうさまなどはリアリティがありました。子供に悪気はまったくなくても、削られてしまいますよね。 ただ、そうした辛さや大変さを乗り越えて、道端の何気ない風景をゆっくりと眺めながらふたりが段々と距離を縮め家族となっていく描写の暖かさには心をほぐされます。 彼氏がまたダメな男で無神経に人の心を削ってくるのですが、幸いにして友人には恵まれており多香ちゃんのような子が側にいてくれるのはありがたいことだなぁと思います。 かわいくて読みやすい絵柄と水沢めぐみさんらしいハートフルさは、本作でも十二分に堪能できます。ファンの方はもちろん、そうでない方もここから水沢めぐみさんの世界に入るのも良いでしょう。最近では逆にノアちゃんに共感して読んでいます。あなたは私におとされたい 梅涼 宮口ジュンstarstarstarstarstar_borderあいざっく※ネタバレを含むクチコミです。今期のドラマでも放送中!あなたは私におとされたい 梅涼 宮口ジュンstarstarstarstarstar_borderこめつぶドラマで知りました!ドラマの進みに合わせて漫画を読んでいこうと思っていたら続きが気になりすぎて漫画が止まりませんでした。 絶対に落とす女×絶対に不倫はしない男のバトル漫画!!笑 こんな設定で勝つ男はいないのでは、、、?? 男心の揺さぶり方がすんごい笑 小悪魔というか悪魔笑 こんな女いたら恐ろしや~笑 むしろ大人向けですね。21エモン 藤子・F・不二雄starstarstarstarstaralankつぶれる寸前のホテルの跡取り21エモンがモンガーとともに個性的なお客とドタバタする話。絵や言葉遣いはこども向けではあるものの、ホテル経営を継ぐかどうかだったり、競合から買収を持ちかけられたり、ホテルの宣伝を低予算でどうくふうするかだったり、むしろ大人の方が楽しめるのでは。 1巻にある火星開拓のくだり、1968年の時点であそこまで書き込めていたのはさすがの一言。ところどころドラえもんに通ずるモチーフがあるのも楽しいポイントです。 隠れた名作と言われがちなこの作品、なぜ隠れてるのか分かりませんが、おすすめです。小気味良い伏線回収夏目アラタの結婚 乃木坂太郎starstarstarstarstarパイナップル※ネタバレを含むクチコミです。場面展開激しいチ。―地球の運動について― 魚豊starstarstar_borderstar_borderstar_borderパイナップル漫画好きお笑い芸人が勧めていて、読んでみた。 面白かったのだが、場面展開が激しかったイメージ。 新刊が出た時とか、思い出したように戻ってきて読んでも…アレ?的な、私は着いていけず、そのまま興味も失ってしまった。 設定が新鮮太陽と月の鋼 松浦だるまstarstarstarstar_borderstar_borderパイナップル鋼を弾く?曲げる?能力を持つ武士。 それが故に、この時代では笑いものになる始末。 ひょんな事から嫁になりたいという女性が転がり込むが、同時に不穏な動きも。。 設定が面白く、これからの展開が気になるところ。ただ8巻まで読んでも全然分からないから、焦ったくなるかも…続きバンビ~ノ! SECONDO せきやてつじstarstarstarstarstar_borderパイナップル前半の方が好きだけど、こっちも面白い。美味しそバンビ~ノ! せきやてつじstarstarstarstarstarパイナップル主人公は暑苦しい性格なので、好き嫌いありそう。 ご飯美味しそうなので、好き。 こちらは「second」という続編でています。 やっぱこちらの方が成り上がっていて盛り上がる。 ファンタジー×ラブロマンス水神の生贄 藤間麗starstarstarstarstarパイナップル絵が綺麗で好き。 定期的にThe少女漫画の恋愛系が見たくなる…時に読んだ。ファンタジーが入っていてちょうど良い。名作MASTERキートン 完全版 デジタルVer. 長崎尚志 勝鹿北星 浦沢直樹starstarstarstarstarパイナップル頭フル回転で読まないと、いやフル回転でも謎が残ったくらいなので、面白いけどもう一度読むのは勘弁…な矛盾した気持ちになる漫画笑猫猫のキャラ良すぎ薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ 倉田三ノ路 日向夏 しのとうこstarstarstarstarstar_borderパイナップル最近の推し。 猫猫とじんしは早くくっついてーーーーー! 焦ったくて小説を少し読んでしまったw コミカライズは2つあって、もう一つの方が絵柄が綺麗、こちらは小説に忠実で描写が丁寧。ストーリー派ならこちらがオススメ。 あとはこちらの方が定期的に出版されて早いかな☆ ▼ちなみに書籍化の前にここに投稿されています◎ https://ncode.syosetu.com/n9636x/ 萌えファンタジー王の獣~掩蔽のアルカナ~ 藤間麗starstarstarstarstar_borderパイナップル描が綺麗すぎる。 萌えキャラ。世界観も好き。精神科医の娘が自殺しかけた理由とは #1巻応援群青のカルテ 椎名チカ兎来栄寿『37.5℃の涙』の椎名チカさんの新作は、精神科医。 精神科医の夏島凛子(35)は、離婚して娘・悠里(15)の親権を持つ女性。悠里は父親との板挟みには遭っていながらも特に大きな問題なく学校生活を送っていると思っていたある日、悠里が突然ベランダから飛び降り自殺未遂を図り、気がつくと悠里の体に意識が入れ替わってしまったというサスペンスミステリです。 4月の新入シーズンで退職代行も話題ですが、名の知れた大企業のブラックさが露わになることもいまだに日々起きている昨今。本作でも1話からブラック企業で働かされ日々大きなストレスをかけられて病んでしまった女性のケースが取り扱われますが、さまざまな精神科の患者、また精神科に行くべき症状を持つ人の様子も描かれていきます。 実際に精神科医による医療監修も入れて描かれているということで、ケアが必要な人に対しての診断やかける言葉などは本格的です。 「もっと精神病患者が増えればいい」 と『Shrink(シュリンク)~精神科医ヨワイ~』でも言われていましたが、まさにその最初に行くときのハードルの高さ的な部分が描かれています。精神科に行くという行為自体が特別で恥ずべきもの的な意識がある方も多いかもしれませんが、作中のあるキャラクターのように「これは治るもの」という意識を持ててもっと気軽に病院に行くという選択肢が取れるようになれば良いと思いますし、そういう社会を形成していくことを助けてくれる作品です。 友人や知人にも仕事や人間関係の問題で心を悩ませて苦しんでいる人は多いですが、人の心があまりにも軽視され蹂躙されることもある社会で、どうか何より大切な命や心が脅かされすぎないようにして欲しいです。 悠里に何があったのかという物語の根幹の謎が強い引きとして作用しながら、個々のエピソードで人の心の動きに寄り添ってくれる部分が多々ある今の時代に価値を放つ物語です。<<89101112>>
※ネタバレを含むクチコミです。