吹雪の夜、狼男たちは狩りの計画を立てていた。若い狼男ショーンは、伝説の吸血鬼「紅伯爵」の城に向かうことに。廃墟かと思われたが夜になると明かりが灯るその城を訪ねてみると、中から赤いマントを羽織ったショタ(?)が出てきて――!?捕らわれたショーンの運命はいかに……
大学生・文星(ウェンシン)と、幼少期から彼の父親代わりのおじさんは恋人同士。友人からも異性からも好かれる二人だが、他人の誘いを断ってばかりいた。おじさんのことが大好きな文星だが、「好き」と言葉にするのはいつも自分ばかり。まさかおじさんは他の人を――?
お菓子づくりが得意なカリーナ。 孤児でも頑張って生活を送っていたなか「王弟殿下付きのメイドになってほしい」といわれ突然王宮で働くことに!?女性嫌いで有名な殿下におそるおそる接するも、カリーナが用意する美味しいお菓子とハーブの香りがあるティータイムに殿下も徐々に笑顔を見せるようになっていく。ひと時の穏やかな時間と共に2人は心も身体も距離が縮めるようになって……
女騎士の婚活物語
赤毛に長身のため「ろうそく女」と呼ばれつづけ、容姿にコンプレックスを抱く女騎士、レイラ・ショーメット。騎士として夜会の警備の仕事中、婚約者の浮気現場に遭遇し、しかも容姿の嫌味を言われ、感情のままにその場で婚約破棄をしてしまう。「結婚は諦めて、騎士としての功績をあげてやる!」と仕事に情熱を注ごうとするレイラの元に、他国に向かう王女の護衛の仕事が舞い込んでくる。王女の目的は他国の国王の婚活パーティーに参加すること!護衛をしながら婚活イベントの参加者となったレイラ。そんな仕事に集中する彼女の元に、謎の美男子が近づいてきて…?癖のある令嬢たち、姿を見せない国王…レイラは無事に婚活パーティーを終えられるのか?そして、若き国王の后の座は誰の手に――!?
年の初め犬年の守護神・哮天犬(こうてんけん)は、自ら封印した獣人の元を訪れる。今日は待ちわびたお楽しみの日。「外で遊びたい! 甘いもの食べたい!」とダダをこねる獣人が可愛くてたまらない、「お望みのイチゴ飴、下のお口で味わってごらん」生意気で食いしん坊な獣人への、う~んと甘い<しつけ>は犬におまかせあれ!?
「家に帰ったら『おかえり』って言ってもらえる日常って幸せだな…。」社畜として不摂生な日々を過ごす湊(ミナト)の唯一の癒しは、近所の野良猫ニャーコ(雄猫)にエサやりをする事だった。本当であれば飼ってあげたいけれど、不規則な生活を送る自分が無責任に猫を飼ってはいけないと自制しつつも、ニャーコへの思いを断ち切れない湊。そんなある日の夜、湊が日課のニャーコへのエサやりをしていると、ゴミ捨て場で気を失っている律(リツ)を発見する。行く宛がないという律に対し、何故か放っておけないと感じた湊は「日中にニャーコの世話をしてほしい」という名目で律に「一緒に住むか?」と提案をしてしまい――!?
12年前、子ネズミの米米(ミミ)は村を襲う獣人の暴虐を目撃したが、その身を覆う暖かな炎に魅了された。大人になったミミは人間を守る鼠族の一員としての使命を担い、新年の訪れとともに出撃したが、まさかあの懐かしい姿を再び目にすることになるとは――「君とは戦いたくないんだ。僕たち友だちになれないかな?」「なれるさ。友だちだからこそ『食う』んだよ。それが友情ってもんなのさ!」両性具有(!?)の鼠族の戦士が密かに思いを募らせていた赤い肌の獣人に出逢う。矛盾を抱えるミミはついに…?
「私を食べないでくださいよ」「ヤーダよ!」。真っ白なさらさらヘアの優男、卯時(うとき)は卯(兎)年の守護者。山林を見回っていると、ヤンチャな獣人に遭遇し、押し倒される。意気揚々と卯時をいただこうとする獣人だったが、気がつけば形勢逆転!優し気な卯時の口調に棘を感じた獣人は殴りかかるが、その挑発の結末は思いもよらないものに…!?
毎年十二支と戦う年獣チームは連戦連敗。今年も惨敗の挙句、年獣リーダーは重傷を負って部隊ともはぐれる始末。傷を癒すため、ひとまず昨年訪れた薬草園を目指したが、そこには初めて見る薬師の猫がいて――。「新薬のモルモットになるなら、傷薬を分けてあげましょう」「下着を脱がせて何するつもりだ!?」十二支に属さないのにMADで残虐な猫は、年獣リーダーにとっておきの新薬をたっぷりと塗りたくる。果たしてその効果は!?
『瓶底メガネ令嬢ですが、婚約者の顔がよすぎてつらい』コミカライズ版が連載開始!瓶底メガネが特徴的な貧乏伯爵令嬢のクロウディア・ベッカー。彼女は社交を苦手としており、本ばかり読んでいる生活を送っていた。ある日王都で出会った美貌の貴公子ことセイン・ロイヒテンに求婚される。セインのあまりのイケメンさに思わず気絶してしまったクロウディア。なんとその間に婚約が成立してしまう。頑なに婚約破棄を申し出るクロウディアに対し、セインは斜め上の解釈で求婚ぶりはどんどん激しくなる。セインの顔を見ると気絶してしまうクロウディアはそれでも必死に説得を試みるがうまくいかず――!?そんな中クロウディアとセインが婚約した噂が王都に広まり、令嬢たちから厳しい視線を向けられるようになり……?顔が良すぎる婚約者に振り回されるクロウディアの運命やいかに――?
獣人の歳羽(さいう)と12年に一度対峙する酉年の神獣・晨酉(しんゆう)。人間界の食べ物を食い荒らす歳羽への最良の闘い方は、その腹を満たすこと!?朝も早くから料理をつくって待ち構えていたのに、大遅刻をしても飄々としている歳羽にいらだちを抑えきれない晨酉。畳みかけるように叱責し続ける晨酉に、ついに温厚(?)な獣人の堪忍袋の緒が切れて――。
「は…発情期が来てしまったらしくてな…(嘘)」駆け出し冒険者のアーチャルは、ある日空腹で倒れていた獣人戦士のディルクを救助した。心優しいアーチャルに惹かれたディルクは「助けてもらった恩を返したい」という名目で行動を共にするようになる。一緒にクエストを受け始めて数週間後のとある夜。戦闘でほとんどの敵を倒してもらっている事に申し訳なさを感じていたアーチャルは、ディルクに対して「何かお礼をさせてもらえないか」と申し出る。「…本当に何でもいいのか?」下心満載のディルクは、純真無垢なアーチャルに対して「発情期が来たので性処理を手伝ってほしい」と申し出て…?抱かれたがり褐色獣人のおねだりセックスから目が離せない!?