その他マンガの最新クチコミ想像してた50倍ただれていた感想1川尻こだまのただれた生活nyae7ヶ月前私も味が濃いものや油っこいものは好きだし、貰いものの高めのお菓子一日で完食しがちなのめちゃくちゃわかるけど、この漫画のような生活を真似しようものなら一瞬で病院送り&早死にしそうな、ただれた生活です。でもこの漫画大好きだから川尻氏にはただれた生活をしながらも長生きしてほしいと思うことは、わがままだろうか? お腹に入っちゃえば全部同じだからさ〜!←これネタバレ雑談29妻の飯がマズくて離婚したい名無し5ヶ月前※ネタバレを含むクチコミです。楽しそーー!!感想2台湾もぐもぐ二人旅ぺそ1年以上前海外に気軽に行けなくなり台湾への恋しさがいっそう増しています…🥺この本のおかげで旅行気分が味わえてすごく楽しかったです! 次は「台北之家」行こうと思います! https://lade.jp/diary/tabelog/cafe/31688/ 1ヶ月でフランスの美術館・博物館20館を制覇…!感想1フランスふらふら一人旅 パリ・美術館巡り編ぺそ1年以上前にしうら先生の1ヶ月フランス旅行での美術館巡りにフォーカスを当てたエッセイ漫画がこちら。美術館内の描写たっっっぷりで、美術好きにはたまらないないようになっています。 日程表をみたらほぼ毎日、一件以上の美術館や博物館を訪問しててバイタリティがすごい! (私は旅行先でたくさん歩き回ると次の日ヘトヘトになってしまい、ホテルの近くでのんびり……というのがお決まりなので尊敬してしまいました) 絵画の前にベンチが設置してあったり、スケッチが自由だったりフランスの美術館、素敵…! 警備の人に鞄の中のぬいぐるみを見られるシーンでほっこりしました♫ ふらふら一人旅の続編楽しみにしています! https://note.com/_some/n/n959ac2c9e4c4素敵すぎる1ヶ月パリ生活♫ #1巻応援感想1フランスふらふら一人旅 パリ・アパルトマン生活編ぺそ1年以上前ドミトリーや民泊ではなくパリにお部屋を借りて1ヶ月滞在する様子を描いた旅エッセイ。2冊あるうちこちらは「計画・空港(羽田)・機内食・滞在中・帰国」と、旅の全行程を描いたものになります。 たしかに1ヶ月滞在するなら自炊したほうが経済的…とはいえそれを実行できるのはすごい! 買ったフルーツの味が予想外でサラダに使うというシーンに旅の醍醐味を感じました(予想外のトラブルを工夫でなんとかするのは旅ならではの楽しみですよね) にしうら先生が描くご飯や街並みや人々がとても細かく可愛らしく、見ててキュンとしました…! また最初の方に登場した「旅に持っていったもの一覧」がイラスト付きで非常にわかりやすくて、これをスマホに用意しておけば長期海外旅行の準備は完璧じゃないか…!と感動しました。今度海外に行くときに使います!(いつになるかはわかりませんが) 「パリには19世紀に設置された公共の水飲み場がたくさんある」というのを初めて知ったので、次にパリに行ったら(いつになるかはわかりませんが……)ぜひ探してみようと思います♫ https://note.com/_some/n/n868ba0c59f25未来のBLは性転換の夢を見るか?感想1親友のちんこがなくなりました。あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前なめたけ先生のTwitterで新たに発表された近未来性転換BL……なのか? 親友がちんこを取ってきて、付き合う事になる。異性に疲れた主人公と、ゲイという訳では無い親友。その実験的な関係から、どんな感情が生まれるのか……先行きは未知数!続き読みたいよ〜なめたけ先生! 第1話 https://twitter.com/nametakesantaro/status/1360136925961547780?s=21今夜は誰がやって来るのか感想1夜の訪問者野愛1年以上前一人暮らしの男のもとに、毎晩いろんなものがやってくる話。 象とかきなこ棒とか盾とかしめ鯖とか歩道橋とか。 追い返したり、一杯やったり、基準がよくわからなくておもしろい。 今日はどんなものが来るんだろうとワクワクしながら読めます。 キューライスさんの世界観、すき。サブカルネタを解説しながら展開する学園コメディ!ネタバレ感想2オレの友人は属性萌えが激しいたか6ヶ月前※ネタバレを含むクチコミです。Kindleでしか読めないのがもったいない感想1インコンニウスの城砦名無し1年以上前この作品、Kindleでしか読めないのがもったいないなあと思います。 絵柄といい、ストーリーといい、紙の本で読みたくなる魅力がある漫画です。 紙の出版は難しいとは思いますが、何らかの形で本にならないでしょうか。 そうすれば本棚に置いて、たまに読み返せるのだけど。Twitter連載を追いかけるスレ(なめたけ先生をフォローしよう!)感想6フォロワー10万人いったら彼女が風俗やめる話。あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前こちらは『スーパーノヴァはキスの前に』『年下の先輩ちゃんには、負けたくない。』のなめたけ先生が、Twitterで連載している漫画です。 内容は、売れない漫画家のレンくんが、風俗で働く彼女のマサコちゃんに「フォロワー10万人いったら仕事辞めて欲しい」とお願いするというもの。 しっかりした彼女に手玉に取られる感が面白い作品です。また、風俗産業への偏見などのない、だからこその様々な葛藤や、性風俗のリアルをライトに読める作品でもあります。そして衝撃の第2話……! 作品のモーメントへのリンクはこちら https://twitter.com/i/events/1261679995069493248?s=21 そして1話ごとの感想も繋げて書いていきたいと思います。(皆さんも感想書いて!) 一番言いたいことは……なめたけ先生のTwitter垢をフォローしよう! https://twitter.com/nametakesantaro?s=21焦ったい恋の時間制限(と、後押しする仲間)感想1歳下の先輩ちゃん2あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前この作品は、なめたけ先生の『年下の先輩ちゃんには、負けたくない。』の続きであり、一応の終着点です。 ホームセンターを舞台にした、仕事の出来る女子高生先輩ちゃんと、気後れして敬語を使う後輩大学生の焦ったい恋物語は、一巻通してほんの少ししか進展しませんでした。 このジリジリした攻防のトキメキと、バイト仲間の楽しそうなやりとりを、ずっと見ていたいと思いましたが、彼らにはタイムリミットが待っています。 大学生の坂上は就職、高校生のかをりは進学……バイトを辞めればもう会うこともない関係。バイト以外の互いの世界も知らない二人。 時間制限の中でもなかなか前に進めない、二人の焦ったさを眺めているのも良い。けれどもきちんと気持ちを確かめ、勇気を持って相手に向かう時の高揚感たるや!時間と仲間に押されて進む恋の、一応の到達点を是非確かめて欲しい! ---余談--- それにしてもこんな二人、側にいたら見守りたくなります。坂上とかをりを見守る女子高生の若菜と新大学生の間中、さらに新加入の即戦力君なども、いつも一緒に働きながら二人をからかい、共に遊んだりしているのは、楽しそう。 中でもずっと見守って来た若菜。当初から二人を見守っていたこの女の子については、言葉を尽くしたい。 彼女のポジション、何気に楽しいです。気の合う仲間たちとワイワイしながら、仲間内の恋路を応援して、進展があれば心温かくなり、喧嘩すれば心配し……こんな時間がずっと続けば、なんて思ったりするかも(まあ、経験に基づく妄想ですが)。 最後の時間の、若菜の情動について、すごく分かってしまったというか、気持ちを共有してしまいました。泣きましたよ、ええ。 テキトーで時給以上働かない、でも明るくて仲間思いな若菜に……恋に落ちました(ポッ藤原×竹熊×大塚からの「お詫び」感想1BUYO BUYO影絵が趣味1年以上前藤原カムイの最初期の短編集『BUYO BUYO』には『おいね』という漫画史上類まれな作品が収録されている。1983年発表の本作は、作画に藤原カムイを置き、原作を竹熊健太郎が務め、編集を大塚英志が担当している。つまり、のちに漫画界をあらゆる意味で席巻することになるこの三人が連名で共作しているということがまず類まれである。しかも、藤原と竹熊においては共に誌面でのデビュー作であり、大塚にいたっては大学を出たばかりの新米編集者として本作に携わり、まだ大塚英志の名前すら世には出ておらず、大塚某の名で本作に登場している。 ここでいう連名の共作に、作画の藤原と原作の竹熊の名があがるのは当然として、編集の大塚の名があげられるのは少々お門違いなのではないか、と思われる方がいるかもしれない。なるほど編集とはあくまでも裏方であり、作者の側とは明確に区別されるべき存在だ。ところが、裏方たる編集がどういうわけか漫画の物語に全面的に関与してしまうという点において、この漫画はまた類まれである。 1頁目のタイトルで連続大河ドラマと銘打たれた『おいね』は、たしかに大河ドラマっぽい感じではじまるのだが、どういうわけか、たかだか20頁あまりの尺で宇宙規模の物語にまで大発展する。漫画史上ほかに例を見ない「お詫び」なる制作者側からの謝罪文を合間合間に挟みながら、物語はさらに加速度を増していく。 あくまでも物語を引っぱっているのは、メビウス(=ジャン・ジロー)から多大なる影響を受けた藤原カムイの確信的なペンタッチであり、その裏で制作者側のギャグ?が大真面目にメタフィクション的に展開されるという、まさかの二重構造が『おいね』を漫画史上類まれな作品たらしめている。 おそらく、このアイデアの発起人は竹熊健太郎だと思われるが、何よりも頭が下がるのは、竹熊も彼を天才と称してやまない藤原カムイの作画である。彼は、コマとコマとがそもそも繋がっていないということを熟知しており、とにかくかっこいい絵を並べておけばそれだけで漫画を引っぱっていけるということを確信していたのだ。この発想はいかにもメビウス(=ジャン・ジロー)的だと思われる。のちの藤原のキャリアが作画を中心に展開されるのも大いに頷けることなのである。 竹熊はのちに『おいね』のメタフィクション要素をさらに過激にした『サルでも描けるまんが教室 サルまん』で漫画制作そのものを漫画にしてみせ、藤原と大塚は『アンラッキーヤングメン』で再び共作して、それぞれ時代を代表する作品を残している。 ちなみに『おいね』は竹熊健太郎が主催する電脳マヴォでも読めるようである。http://mavo.takekuma.jp/viewer.php?id=449 必読! と言わざるを得ない。<<123>>
想像してた50倍ただれていた感想1川尻こだまのただれた生活nyae7ヶ月前私も味が濃いものや油っこいものは好きだし、貰いものの高めのお菓子一日で完食しがちなのめちゃくちゃわかるけど、この漫画のような生活を真似しようものなら一瞬で病院送り&早死にしそうな、ただれた生活です。でもこの漫画大好きだから川尻氏にはただれた生活をしながらも長生きしてほしいと思うことは、わがままだろうか?
楽しそーー!!感想2台湾もぐもぐ二人旅ぺそ1年以上前海外に気軽に行けなくなり台湾への恋しさがいっそう増しています…🥺この本のおかげで旅行気分が味わえてすごく楽しかったです! 次は「台北之家」行こうと思います! https://lade.jp/diary/tabelog/cafe/31688/
1ヶ月でフランスの美術館・博物館20館を制覇…!感想1フランスふらふら一人旅 パリ・美術館巡り編ぺそ1年以上前にしうら先生の1ヶ月フランス旅行での美術館巡りにフォーカスを当てたエッセイ漫画がこちら。美術館内の描写たっっっぷりで、美術好きにはたまらないないようになっています。 日程表をみたらほぼ毎日、一件以上の美術館や博物館を訪問しててバイタリティがすごい! (私は旅行先でたくさん歩き回ると次の日ヘトヘトになってしまい、ホテルの近くでのんびり……というのがお決まりなので尊敬してしまいました) 絵画の前にベンチが設置してあったり、スケッチが自由だったりフランスの美術館、素敵…! 警備の人に鞄の中のぬいぐるみを見られるシーンでほっこりしました♫ ふらふら一人旅の続編楽しみにしています! https://note.com/_some/n/n959ac2c9e4c4
素敵すぎる1ヶ月パリ生活♫ #1巻応援感想1フランスふらふら一人旅 パリ・アパルトマン生活編ぺそ1年以上前ドミトリーや民泊ではなくパリにお部屋を借りて1ヶ月滞在する様子を描いた旅エッセイ。2冊あるうちこちらは「計画・空港(羽田)・機内食・滞在中・帰国」と、旅の全行程を描いたものになります。 たしかに1ヶ月滞在するなら自炊したほうが経済的…とはいえそれを実行できるのはすごい! 買ったフルーツの味が予想外でサラダに使うというシーンに旅の醍醐味を感じました(予想外のトラブルを工夫でなんとかするのは旅ならではの楽しみですよね) にしうら先生が描くご飯や街並みや人々がとても細かく可愛らしく、見ててキュンとしました…! また最初の方に登場した「旅に持っていったもの一覧」がイラスト付きで非常にわかりやすくて、これをスマホに用意しておけば長期海外旅行の準備は完璧じゃないか…!と感動しました。今度海外に行くときに使います!(いつになるかはわかりませんが) 「パリには19世紀に設置された公共の水飲み場がたくさんある」というのを初めて知ったので、次にパリに行ったら(いつになるかはわかりませんが……)ぜひ探してみようと思います♫ https://note.com/_some/n/n868ba0c59f25
未来のBLは性転換の夢を見るか?感想1親友のちんこがなくなりました。あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前なめたけ先生のTwitterで新たに発表された近未来性転換BL……なのか? 親友がちんこを取ってきて、付き合う事になる。異性に疲れた主人公と、ゲイという訳では無い親友。その実験的な関係から、どんな感情が生まれるのか……先行きは未知数!続き読みたいよ〜なめたけ先生! 第1話 https://twitter.com/nametakesantaro/status/1360136925961547780?s=21
今夜は誰がやって来るのか感想1夜の訪問者野愛1年以上前一人暮らしの男のもとに、毎晩いろんなものがやってくる話。 象とかきなこ棒とか盾とかしめ鯖とか歩道橋とか。 追い返したり、一杯やったり、基準がよくわからなくておもしろい。 今日はどんなものが来るんだろうとワクワクしながら読めます。 キューライスさんの世界観、すき。
Kindleでしか読めないのがもったいない感想1インコンニウスの城砦名無し1年以上前この作品、Kindleでしか読めないのがもったいないなあと思います。 絵柄といい、ストーリーといい、紙の本で読みたくなる魅力がある漫画です。 紙の出版は難しいとは思いますが、何らかの形で本にならないでしょうか。 そうすれば本棚に置いて、たまに読み返せるのだけど。
Twitter連載を追いかけるスレ(なめたけ先生をフォローしよう!)感想6フォロワー10万人いったら彼女が風俗やめる話。あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前こちらは『スーパーノヴァはキスの前に』『年下の先輩ちゃんには、負けたくない。』のなめたけ先生が、Twitterで連載している漫画です。 内容は、売れない漫画家のレンくんが、風俗で働く彼女のマサコちゃんに「フォロワー10万人いったら仕事辞めて欲しい」とお願いするというもの。 しっかりした彼女に手玉に取られる感が面白い作品です。また、風俗産業への偏見などのない、だからこその様々な葛藤や、性風俗のリアルをライトに読める作品でもあります。そして衝撃の第2話……! 作品のモーメントへのリンクはこちら https://twitter.com/i/events/1261679995069493248?s=21 そして1話ごとの感想も繋げて書いていきたいと思います。(皆さんも感想書いて!) 一番言いたいことは……なめたけ先生のTwitter垢をフォローしよう! https://twitter.com/nametakesantaro?s=21
焦ったい恋の時間制限(と、後押しする仲間)感想1歳下の先輩ちゃん2あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前この作品は、なめたけ先生の『年下の先輩ちゃんには、負けたくない。』の続きであり、一応の終着点です。 ホームセンターを舞台にした、仕事の出来る女子高生先輩ちゃんと、気後れして敬語を使う後輩大学生の焦ったい恋物語は、一巻通してほんの少ししか進展しませんでした。 このジリジリした攻防のトキメキと、バイト仲間の楽しそうなやりとりを、ずっと見ていたいと思いましたが、彼らにはタイムリミットが待っています。 大学生の坂上は就職、高校生のかをりは進学……バイトを辞めればもう会うこともない関係。バイト以外の互いの世界も知らない二人。 時間制限の中でもなかなか前に進めない、二人の焦ったさを眺めているのも良い。けれどもきちんと気持ちを確かめ、勇気を持って相手に向かう時の高揚感たるや!時間と仲間に押されて進む恋の、一応の到達点を是非確かめて欲しい! ---余談--- それにしてもこんな二人、側にいたら見守りたくなります。坂上とかをりを見守る女子高生の若菜と新大学生の間中、さらに新加入の即戦力君なども、いつも一緒に働きながら二人をからかい、共に遊んだりしているのは、楽しそう。 中でもずっと見守って来た若菜。当初から二人を見守っていたこの女の子については、言葉を尽くしたい。 彼女のポジション、何気に楽しいです。気の合う仲間たちとワイワイしながら、仲間内の恋路を応援して、進展があれば心温かくなり、喧嘩すれば心配し……こんな時間がずっと続けば、なんて思ったりするかも(まあ、経験に基づく妄想ですが)。 最後の時間の、若菜の情動について、すごく分かってしまったというか、気持ちを共有してしまいました。泣きましたよ、ええ。 テキトーで時給以上働かない、でも明るくて仲間思いな若菜に……恋に落ちました(ポッ
藤原×竹熊×大塚からの「お詫び」感想1BUYO BUYO影絵が趣味1年以上前藤原カムイの最初期の短編集『BUYO BUYO』には『おいね』という漫画史上類まれな作品が収録されている。1983年発表の本作は、作画に藤原カムイを置き、原作を竹熊健太郎が務め、編集を大塚英志が担当している。つまり、のちに漫画界をあらゆる意味で席巻することになるこの三人が連名で共作しているということがまず類まれである。しかも、藤原と竹熊においては共に誌面でのデビュー作であり、大塚にいたっては大学を出たばかりの新米編集者として本作に携わり、まだ大塚英志の名前すら世には出ておらず、大塚某の名で本作に登場している。 ここでいう連名の共作に、作画の藤原と原作の竹熊の名があがるのは当然として、編集の大塚の名があげられるのは少々お門違いなのではないか、と思われる方がいるかもしれない。なるほど編集とはあくまでも裏方であり、作者の側とは明確に区別されるべき存在だ。ところが、裏方たる編集がどういうわけか漫画の物語に全面的に関与してしまうという点において、この漫画はまた類まれである。 1頁目のタイトルで連続大河ドラマと銘打たれた『おいね』は、たしかに大河ドラマっぽい感じではじまるのだが、どういうわけか、たかだか20頁あまりの尺で宇宙規模の物語にまで大発展する。漫画史上ほかに例を見ない「お詫び」なる制作者側からの謝罪文を合間合間に挟みながら、物語はさらに加速度を増していく。 あくまでも物語を引っぱっているのは、メビウス(=ジャン・ジロー)から多大なる影響を受けた藤原カムイの確信的なペンタッチであり、その裏で制作者側のギャグ?が大真面目にメタフィクション的に展開されるという、まさかの二重構造が『おいね』を漫画史上類まれな作品たらしめている。 おそらく、このアイデアの発起人は竹熊健太郎だと思われるが、何よりも頭が下がるのは、竹熊も彼を天才と称してやまない藤原カムイの作画である。彼は、コマとコマとがそもそも繋がっていないということを熟知しており、とにかくかっこいい絵を並べておけばそれだけで漫画を引っぱっていけるということを確信していたのだ。この発想はいかにもメビウス(=ジャン・ジロー)的だと思われる。のちの藤原のキャリアが作画を中心に展開されるのも大いに頷けることなのである。 竹熊はのちに『おいね』のメタフィクション要素をさらに過激にした『サルでも描けるまんが教室 サルまん』で漫画制作そのものを漫画にしてみせ、藤原と大塚は『アンラッキーヤングメン』で再び共作して、それぞれ時代を代表する作品を残している。 ちなみに『おいね』は竹熊健太郎が主催する電脳マヴォでも読めるようである。http://mavo.takekuma.jp/viewer.php?id=449 必読! と言わざるを得ない。