自分よりも高度な知性をもった狂人に何が言えるっていうんだ?
hysysk
hysysk
約1ヶ月前
↑ほんまこれ という感じで、監視社会やパターナリズムの恐ろしさを思い知ることができる。そしてこのような社会は物語の中だけでなく現実にも存在しているが、対抗する有力な手段は持てていない。 そしてもしかすると人間はこういった形を望んですらいるのかも知れない、ということがこのコロナ禍で明らかになってしまった。2+2=4と言えること、法的根拠のない時短営業要請には従わなくても良いこと、何とか守っていきたい。
1984年 -まんがで読破-
いい短編集だった
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名無し
約1ヶ月前
文化庁メディア芸術祭受賞作品ということで気になっていました。「トレインスポッティング」「タクシードライバー」「キッズリターン」の有名映画タイトルから着想を得て描かれた短編シリーズがどれも面白かったです。単行本の表紙で女の子が映画館にいるのはそういう理由だったのか!これはかっこいい!
空飛ぶくじら スズキスズヒロ作品集
チベットに魂を奪われた作者が描くチベット仏教ブロマンス
たか
たか
3ヶ月前
国や地域に魂を奪われた漫画家が描く作品ってやっぱり最高ですね。中央アジアの森薫先生、中国文明の青木朋先生、そしてチベットの蔵西先生。 マットグロッソで中盤まで連載を追っていて、好きすぎて2人がどうなるのか受け止めきれる自信がなく、2巻がずっと読めなかったのですが……発売から約1年ほど経ったので気合を入れて読みました。 1945年という時代。そして僧院という舞台を鑑みると2人のあの結末は至極妥当な「これしかない」というもので、思ったよりスッと受け入れられました。 雄大な山嶺と、壮麗な寺院、チベットの人々の素朴な暮らしぶり……。 細部までこだわり抜かれた描き込みから「全部漫画の中に描いてやろう」という気迫と愛とリスペクトが伝わってくる素敵な作品です。 1話読んだら絶対好きになるので読んで……! http://matogrosso.jp/saraba-wagaai/01.html
月と金のシャングリラ
信じ難いが概ね事実らしい…
nyae
nyae
4ヶ月前
漫画家の田中圭一がまだヤングだった頃のエピソードを漫画にしたものらしいが、読み初めは「エッセイと見せかけてフィクションだな」と思ってしまうほどにあり得ない事だらけでトンデモな内容であった。しかし玩具メーカーの社員だった頃の同僚や後輩との座談会で当時のことを振り返ったりして「もしかしてこれ、事実なのか…?」と気づいて背筋が凍る思いでした。バブルってこういうものなの!!?? 最後に、漫画家としていろんな作品を生み出せたのはこの破天荒な玩具メーカー社員時代のおかげだと描いてありましたが、本当にこの方の作風の根底にはこの会社の存在があると言い切れます。この会社がなければ漫画家田中圭一は居ないでしょう。
ヤング田中K一
異世界転生?
hysysk
hysysk
4ヶ月前
異世界ものにも古典文学にも詳しくないのでこんな例えが乱暴なのは百も承知なのだが、あまりにもそれっぽくて驚いた。 ダンテは生きたまま死後の世界を見に行く。ゲームや他の漫画などで何となく知っている神話の登場人物や怪物、偉人が出てくるのが面白い。辺獄、地獄、煉獄なども聞いたことはあったが、どういう違いがあるのかは知らなかった。天国って具体的にどういうもの?とか。そういうキリスト教的な世界観についてもイメージが掴める。 話としては納得いかない部分も多いが、想像力は刺激されるし、ダークツーリズム的な旅行気分も楽しめた。自分は煉獄でダッシュさせられそう。
神曲 -まんがで読破-
変な漫画がいっぱい
かしこ
かしこ
5ヶ月前
なんか記憶違いだったら申し訳ないんだけど、ちょっと前にマンバの思い出せないマンガの質問の一つに「人魚に精液をくれと頼まれる漫画」を探してる人いなかったっけ…?その時はそんな変な漫画がこの世にあるんだと思ってたんだけど、こないだ久しぶりに「黒船」読み返したらあったよ!そんな変な漫画が!しかも精液の代わりにカルピスをあげるってオチで、人魚も「初恋の味…なるほどね…」って納得してたよ!久しぶりに読んだら変な漫画がいっぱいあって楽しかった。
黒船
嫌ぁ~な思い出満載のエッセイ
ひさぴよ
ひさぴよ
6ヶ月前
この本は、エッセイ調の文章とイラスト、そして作者・清野とおる氏の当時の生写真を交えた、嫌ぁ〜な思い出の集合体。通常のマンガと構成は違うのですが、意外と読みやすかったです。読んでいても違和感なく、不思議とマンガを読んでいるかのような感覚で読めました。 基本的には、多感な時期の清野とおる氏の身の回りで起こったおバカな事件を紹介していくだけですが、まわりの人間も含め、幼少期から既にクセがすごいです。びっくりしたのは「射精おじさん」などの性犯罪者たちの思い出もカジュアルに語られること。笑って良いのかどうか迷う部分もありましたが、それでも最終的に噴き出してしまうほど面白く笑い飛ばしてます。バカそうな男子でも、意外と大きなトラウマを抱えてたりしますからね。正面から向き合えば『あ゛あ゛あ゛あ゛』となるような体験談のはずですが、こうしてネタとして笑い話にすることも大事なんでしょう。
バカ男子
可愛い絵柄でほのぼのする
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名無し
3ヶ月前
可愛い絵柄でほのぼの。 ちょっとエッセイのような感じで好きですね。 可愛いだけじゃなく、悩みを抱えた人がちょっと前向きになれるような自己肯定感を高めてくれる話があって良いなと思いました。 本当にボロいアパートなんだろうけど中は綺麗にされてて大家さんが優しい魅力的なアパートなんだろうなと思います!
坂の途中の小鳩荘
それぞれの人生が交差するアパート
兎来栄寿
兎来栄寿
6ヶ月前
じんわりと沁みる作品に触れたくなった時、お薦めしたい作品です。 タイトル通り、坂の途中にあるアパート小鳩荘の住人、そして大家さんを1話完結のオムニバス形式で描いていきます。 101号室のお父さんがいない幸子ちゃん。 103号室の野球でそこそこ有名だった大学生タケシ。 104号室のサーカスで育ったターニャさん。 201号室の駆け出しイラストレーター早川さん。 202号室の宇宙人の山本さん。 204号室の妻に実家に帰られた村上先生。 そして太極拳教室に通う大家さん。 ジェラートが美味しかったり、友達の何気ない言葉に傷付いたり、相手の気持ちを考えられず傷付けてしまったり、ちょっとした親切が嬉しかったり…… そんな彼らのそれぞれの日常の悲喜交々が穏やかで優しい筆致で彩られ、そして時に交錯します。 それぞれの営みが今日も明日も続いて、変わらぬ速さで回っていくこの世界の不思議さと面白さ。 何の変哲もないけれど、特別な物語です。
坂の途中の小鳩荘
想像してたよりも友達になれそうな主人公だった
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名無し
8ヶ月前
冬野梅子さんの「普通の人でいいのに!」がバズった時に似ている作品があると話題になったのがこちらです。その時は読んでなかったんですけど急に思い出したので読んでみました。ちゃんと読んでみると全然違うな…。 「普通の人でいいのに!」の主人公はオシャレなサブカルの世界に憧れてるけど現実の自分はただの普通の人だってことが強烈なコンプレックスになっている話ですが、「わたしはあの子と絶対ちがうの」の主人公は定職なし・未婚・アラサーがコンプレックスの本当に普通の人だったんです。サブカルとか興味もないし、それでマウント取ってくる人なんて大嫌いだったんですよ。でも友達に誘われた飲み会で出会ったフリーライターの男の人と付き合い始めてサブカル沼にハマっていくんです…!むしろ逆のタイプなのでは?でも世間っていう大きな尺度で測れば「サブカルチャーに揉まれて承認欲求をこじらせた女」という1つのカテゴリーに入ってしまうのかもしれない…。 身構えて読みましたがサブカルにハマっていく速度とかSNSに翻弄される様子が面白いし、なんとなく憎めない可愛さがあるので友達になりたいなと思えるような主人公でした。ちなみに本屋でもエッセイ漫画の棚に置かれたりしてますが、あとがきには実話を元にしたフィクションだと書いてありました。
わたしはあの子と絶対ちがうの