集英社マンガの感想・レビュー4973件<<1718192021>>タイトルがいい女友達 椎彩人starstarstarstarstar野愛この作品に女友達というタイトルをつけるセンスがかっこいいなあと思う。 主人公はちょっと変わった先生。授業参観にイカみたいな化け物が現れた。どうやら生徒のお母さんで、他の人からはちゃんと綺麗な女性に見えているらしい。 先生は魔法使いの娘だからどうにかして助けてあげよう、という話。 先生とお母さんがちゃんと友達になっていく様がとてもいい。元の姿に見えていたら、生徒のお母さんと先生という関係から発展しないだろうなと思うと、やっぱりいいタイトル。 友情も家族愛もしっかり描かれていて、情報量多くてコミカルだけど心温まるお話。人を殺したい少女の成長譚レンブラント 松井琳名無し物心ついた時には「人を殺したい」欲を持ってて、その欲を死神に「悪人を殺す」ために利用されるという話。良いのか悪いのかずっとわからない状態で、あの最後のオチはすごいなと思った。確かに新感覚口が裂けても 松井琳名無し口裂け女であることを隠しながら生活する少女の話。思った以上にギャグ要素が強かったけど、絵に迫力がありすぎて笑いづらかった「Dear Anemone」の原案?Anemone/2019年8月期JUMP新世界漫画賞 松井琳名無し※ネタバレを含むクチコミです。 魔女を裁く魔女と呪われた少年の物語魔女の執行人 紅木春六文銭月からやってくる魔女。 彼女たちの能力によって人類は大いに発展したが、一方で悪事を働く魔女もいて人類と魔女の間で事故が絶えない状況。 そんな、悪事を働く魔女を裁く「執行人」として派遣されたナターシャと、魔女によって呪われてしまった少年・エリオットの話。 呪いをなおすためにナターシャと契約し、基本はいわゆるパシリみたいな生活をしているが、執行人としての依頼をもらえれば2人で解決していくという流れ。 強キャラでもあるクールビューティーな大人の女性と、従順な少年のバディもので、この手の組み合わせ大好物です。 エリオットに呪いをかけた魔女は、ナターシャとも因縁深い関係だったことも1巻内で判明して、なかなか熱くなりそうな展開。 エリオットの成長も垣間みえて、守られる側から守る側へと・・・こうなるといよいよ大好物なシチュエーションになりそうな予感。 今後が楽しみな1冊です。 研究員と失恋リーマンが両思いになるまでまた明日会えるよ【電子限定描き下ろし付き】 奏島ゆこstarstarstarstar_borderstar_borderるる研究員の国島さんは冷たいわけではないけど朴訥としてて派手さは無い。 そんな彼が失恋でボロボロに酔った木村さんを介抱したのがキッカケで友情を深めていく。 2人とも穏やかで気遣いながら自然に惹かれ合う過程がキレイに描かれていた。感想ポン太がヒトになりまして。 濱田賢治名無し絵が上手くてキャラもカッコよくて面白い。ただ雑誌に合ってるかというと謎で、男性メインのとなジャンより、pixivコミックとか女性読者多めのとこの方がもっと流行りそうなのでちょっともったいない気もする 空想上の生き物・人間ヒトナー 屋宜知宏starstarstarstarstarゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。将棋男子と水泳女子の交流桂馬とペンギン 佐藤ショーキ名無し※ネタバレを含むクチコミです。きょうだい児が夢見る未来空を見る 片山時雨名無しきょうだい児に当てはまる人たちの中でも、家族に対してや自分の将来について何を思うかは人ぞれぞれだと思いますが、この漫画に出てくる主人公のしょうがい児・海くんのように心から家族を愛し、一緒にいることを望む子もいるのかなと思うと少しホッとします。ただ親は彼の希望を尊重したいと思うこともまた事実だろうなと感じます。 親愛なる隣人 #読切応援ヒトナー 屋宜知宏starstarstarstarstarNanoタイトル通り(想像つきやすいかも)なお話だけど、生きていくうえで大切なことだったり可愛い可愛いトネリコさんの描写がしっかりとあって良作も良作でした。最高。トネリコさんがマジで可愛くて好きです。 ヒトであるヒトシとトネリコをはじめとするケモたち、種族が違えど手を取り合っていけるのだと希望の持てる作品。かつ、尊い作品です。トネリコさんの叫び最高。赤べこになるくらいに首を振って共感しました。ヒトもケモも愛しいんじゃい!なぜか癒される終末SFイセイカンコウユウ 白地真名無し起こっていることはものすごく深刻で重大なんだけど、出てくるキャラクターがどこかゆるくて読んだあとはなぜか癒やしを感じました。最初の養護施設でのシーンが後々しっかり活かされているのがよかった。根拠はないけどこの2人の未来は大丈夫だろうなきっと、と思えました。ケモナー漫画ヒトナー 屋宜知宏名無しストーリー上はケモノ側がヒトを愛でる「ヒトナー」が描かれますが、この漫画はヒトが読むので結局はケモナーに刺さる漫画になっている。トネリコさんの可愛さやばい。 「バカにされるために生まれてきたんじゃない」ピアス 本田三五starstarstarstarstarnyaeこれは…噂に違わぬ名作。普通に生きてるだけなのに、たまに理不尽に向けられる悪意に立ち向かう勇気をもらえる。バカにされてるな…ってときでも、ここで怒りをあらわにしたら大人気ないかなと思うけど、怒っていることをちゃんと相手に伝えるのは大事なことだな。ストーリーと描写にこだわりを感じる作品半人前の恋人 川田大智starstarstarstarstarkumaいきなり本筋とは関係ない話をします。 眼鏡をかけている人ならわかると思うんですが、度が強い近視のレンズを通すと、顔の輪郭線がレンズの中だけ本来より内側に見えるんですよね。 それを新太郎(主人公)の顔がどれだけ小さいコマでも忠実に描こうとする川田先生のこだわりがすごく感じられる作品です。 単行本巻末のアシスタントさんへの謝辞も、作業していただいた箇所のページ数と何コマ目かまで記載されているところからもこだわってるなーという印象です。 美大志望の新太郎と、代々続く太鼓職人を継承しようとする響子が、不器用だけどお互いを思いやっていて、そんな二人がかわいらしく美しい世界だと思います。 今後の進展が楽しみです。変わりたくないし、変わりたい。まい子と池田 青木ミズ名無し骨が浮き出るほど痩せている身体を褒められることも、幼なじみに「昔からかわらない」と言われることも、いまの彼女には必要なんですね。もちろん心配にはなるけど、いつか彼女には誰になんて言われようと自分がいちばん元気でいられる状態を自分で作れる人になって欲しい。 劇場アニメ化ー!!ルックバック 藤本タツキ名無し楽しみだ〜 https://www.youtube.com/watch?v=6pKt9OsxwWcっぱ沼駿先生は最高超巡!超条先輩(読切) 沼駿名無し※ネタバレを含むクチコミです。女友達女友達 椎彩人starstarstarstar_borderstar_border寸々変な漫画!だけど面白い。 最後上手いことまとめようとしたがために、途中の情報量が多くなっちゃってる気がした。 天才トンチキメカニック令嬢レイチェル・ダイアル 皿池篤志starstarstarstarstarhooperレイチェルちゃんはトンチキにして、猪突猛進の天才メカニックお嬢様である。 従えるは2体のアンドロイド。 両方ともテンションが死んでいる。 常に常温。何があってもまぶた全開ならず。 ふつう一人は常識的で心配性、もう一人が怠惰等、変化をつけて配備するでしょうが?? そんな安直なキャラ媚びを蹴散らしての無感動✕2。そのセンスに震撼しかない。 どうしたの?ウミウシの思考ルーチンでも インストールしたの? もっと登場人物増やして、ワチャワチャを見たかったなぁ!!帰ってこないかなぁ!! レイチェル・ダイアル アップライジング(仮)!! まだまだ待ってます!! 絵の面で言うと、 ・レンチやドライバーでメンテする系の描込み ・鉄の重さを感じさせる描写 ・暴走巨大メカ この辺が刺さる人にもおすすめ。お幸せに...隣のよし子ちゃん 黒大柳名無し面白かった。 よく見ると(よく見なくても)後頭部がない相手を人間かどうか迷うあたり、主人公もポンコツアンドロイド(自分は人間だと思い込んでいる)か何かの可能性が...。 前世の記憶巡る運命なんてなくていい 大吉丸名無し面白かった。ちょっと泣いた。主人公の意思の強い感じの顔が印象的だった。 相手を求めるのが恋、相手の幸せを願うのが愛... 傷?雪を踏む 古川楊也名無し冒頭で「一生消えない傷を残した」ってあったから、余程酷いことを言うなりするなりしてしまうのかと思って読んだので、終わり方に拍子抜けした。 傷つけるというより、図らずも生き方を別人のように変えさせてしまっただけで、相手がそっちの方が幸せなら、相手にとってはそれで良かったのでは。 むしろ傷ついたのは、自分の好きだった相手の言動パターンや人生のあり方を変容させてしまった主人公側かもしれない。 自分は過去に「自分の影響で友人が誤った選択をして少し失敗したのかもしれない」時、勝手に責任や申し訳なさを感じた。 この漫画の主人公ほど他人の人生を大きく変えてしまったなら、その戸惑いや後悔や苦悩のようなものは大きいだろうと思う。 この主人公の中に、「かつての大好きな相手の姿が自分によって失われてしまった事への やるせない気持ち」や「変わってしまった相手とでも 仲良くなれて嬉しい気持ち」がそれぞれどれくらいあるのかが伝わってこなくて、想像するしかなかった。その一歩は、誰かの勇気のうえにあるスカートを脱げたら 三住圭一nyae自分がいま比較的自由に自分のことを選んで決められているのは、以前にその権利を獲得するために戦って道を作ってくれた人がいるということを忘れないでおきたいと改めて思ったマンガでした。<<1718192021>>
この作品に女友達というタイトルをつけるセンスがかっこいいなあと思う。 主人公はちょっと変わった先生。授業参観にイカみたいな化け物が現れた。どうやら生徒のお母さんで、他の人からはちゃんと綺麗な女性に見えているらしい。 先生は魔法使いの娘だからどうにかして助けてあげよう、という話。 先生とお母さんがちゃんと友達になっていく様がとてもいい。元の姿に見えていたら、生徒のお母さんと先生という関係から発展しないだろうなと思うと、やっぱりいいタイトル。 友情も家族愛もしっかり描かれていて、情報量多くてコミカルだけど心温まるお話。