集英社マンガの感想・レビュー4973件<<1617181920>>地味ヒロインのシンデレラストーリー乙女椿は笑わない 高梨みつば名無し高梨みつば先生の新連載。 トラウマのせいで笑顔をつくれなくなったヒロインが、実はお金持ちの家の娘だった。 その家から派遣されてきたイケメンヒーローのミッションが、ヒロインを笑わせること……? という、よくあるシンデレラストーリーに、トラウマ解消というテーマを持たせてひねりを加えた作品。 地味な(実直な)ヒロインのキャラが丁寧に描かれていて好印象。いい感じにゾッとするサスペンス読切!遭難サイコ 安芸勘谷名無し※ネタバレを含むクチコミです。良い大人のラブコメバツハレ 稲葉みのり六文銭妻の不倫でバツイチになった主人公。 それが原因でEDにもなってしまう。 そんな中、同じ職場の渋谷くるみが急接近。 実は、彼女は元妻の妹だったというオチ。 くるみはある出来事で主人公に好意を持ち、体の関係にも積極的だが、主人公のEDによってひと悶着あって・・・という展開。 再生の物語でもあり、エロラブコメ的な要素がグッドです。 くるみが甲斐甲斐しく主人公に尽くす感じも良い。 巻を追うごとに、主人公を狙う別の女性も出てきて、ちょっとした三角関係でやきもきする様も可愛い。 エロ描写も普通にあるので、大人のラブコメとして十分楽しめる1冊です。『ろくブル』の森田まさのりが描くサスペンスザシス 森田まさのりstarstarstarstarstar_borderさいろくなんとサスペンス…原作者ナシっぽいですが確かに森田まさのり作品だ… 相変わらずの描画力と線の強さ、構図もやはり「表情で表現できる」からこそのアップなコマが多い。モブの表情すら凄い。 描き込みがすごいのも相変わらずだし、空間表現力が更に熟練の感じで良い。 落下する人物を上から見下ろしているシーンで高さがなんとなくわかるというか。 ビルの屋上の高さの表現も極端じゃないからこそ身近にあるビルなんかで想像しやすくて、"リアル"だなぁと。 2巻まで読了したけど、4〜5巻ぐらいで終わる感じの流れっぽい? 無理に長くされちゃうより全然いいんですけどね。 楽しみがすぐ終わっちゃうというのは残念ではあるけど、いいまとまりを期待しつつ。(もちろん長く続いてくれるのもアリです) 一年半ぶり!連載再開決定!!!ルリドラゴン 眞藤雅興名無し3月4日発売のジャンプで連載再開されるそうです。 その後の4月22日からはデジタル版週刊少年ジャンプ、少年ジャンプ+で隔号掲載されるらしい。 待ちに待ち待ち待ちました。(;ω;)遠田おと短編集 にくをはぐ遠田おと短編集 にくをはぐ 遠田おとstarstarstarstar_borderstar_border寸々表題作「にくをはぐ」。 手術台に乗り、父親に胸と子宮を切除される夢の描写にハッとする。「オカルトジャーニー【閲覧注意】」感想オカルトジャーニー【閲覧注意】 駒魔子ニーナ借金まみれの女性が、身を売る代わりに選んだ返済方法、それは…心霊スポットを巡りオカルト系動画を配信してバズる事! という、わりと切羽詰まった状況なはずなのに、悲壮感がまるで感じられない(笑) しかし、このどこまでもユルい感じがつい癖になってしまう!…あ、でもちゃんと怖いのでご安心を(笑)。 まぁよくあるパクり漫画の一つDOOOOM―ドゥーム― あかほりさとる 一宮幽名無し絵の雰囲気は良いのだが、 内容はリング、ZOOM、螺旋などのホラー映画やデスチューバーなどの漫画をパクっただけの作品。 脈絡も含め物語の練りが甘く、ツッコミどころが多い。女性向け風俗にまつわる群像劇 #1巻応援東京宵待シンデレラ 東ねねstarstarstarstarstar_border兎来栄寿ドラマ化もされ大人気を博しながら先日最終話を迎えた『明日、私は誰かのカノジョ』ですが、いわばNEXT『明日カノ』となりそうな風格を感じる作品がこちらです。 女性向け風俗をメインテーマとした群像劇で、最初は小説家の女性・晴海の物語から始まります。中学時代の経験から恋愛に向いてないことを自覚しその時に死んだと思っていた感情が、女性向け風俗を利用することで想像もできなかったほど劇的に蘇っていくさまが描かれていきます。 サブタイトルが「アポトーシス」ですが、晴海の父親が元化学教師であるというところから夜職のマンガでしっかりとネクローシスとアポトーシスが語られるのは面白いです。そうした育ってきた家庭環境を含め登場人物それぞれにあるバックボーンが詳らかに語られていくことで、現実にもありふれていると感じるようなエピソードでも独自の色が生まれて深く入っていけます。 また、晴海を担当するセラピストのアキトはその次の章ではまた別の立ち位置で違う側面を見せてくれます。仕事では誰かの支えになりながら、プライベートでは自分も他の誰かに支えられて生きている。この群像劇ならではのそれぞれのキャラクターの多面性を見せてくれる構成が、夜職などの華やかな面と現実の対照性とも非常にマッチしていて面白みを感じさせてくれる部分でもあります。さまざまな利用者やセラピストを始めその周囲の人物たちを通してそれぞれの物語を見せてくれます。 人間はつくづく幻想に生きているし、それでも幻想によって生きられるのならそれでいいと思います。ただ、幻想を追い求めすぎて幻想を見せてくれる現実の人間に縋り過ぎるようになってしまうと破滅の足音が忍び寄ります。それでも追い求めてしまうのが人間というものですが。強く共感できる部分もあり、共感はできないけど理解はできるという部分もあり。 近年は女性向け風俗がマンガで扱われることも急増してきたと感じますが、この『東京宵街シンデレラ』は最大手の「東京秘密基地」への取材も行いながら丁寧に描かれていることもあってリアリティがあります。 あとがきマンガにその取材の様子も描かれていますが、そこの元オーナーさんの浮世離れしたコメントの数々だけでも面白いです。 東ねねさんの絵もアシスタントの方が描く背景も非常に美しくヴィジュアル的にも人気を得やすいと思いますし、今後実写化などしてブレイクしていくことが大いに期待される作品です。出来るなら連載化してほしいギャグコメディ漫画 #読切応援 #推しを3行で推すうぇあしば! 遥川潤名無しサスペンス・ホラーの皮を被ったギャグコメディです! とにかくシバが可愛くて好きです! 今更口コミで申し訳ありませんが、連載希望しています… うぇあしば!の感想 #推しを3行で推すうぇあしば! 遥川潤名無し・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ジャンル不明、だからこそ今後どうなるか気になる・・・。 シバと共に人と人狼の様々な事件や問題を解決していくのか、 シバとの非日常と日常のバカリズムになるのか、 最終的に感動ものになるかもしれないし、 今後の物語で光る作品かもしれない。 ・特に好きなところは? 何と言ってもシバが可愛い! そしてクール系の主人公が地味にいい味を出している。 すこし漫才じみて「クスッ」と笑える所もいい。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 上から目線になっていしまうが、今後の物語で光り出す可能性のある作品だといえ、個人としては可愛らしい絵と「シバ」と「主人公」の性格の相性も良いといえる。 ぜひ応援したい! トリックそれにしては近すぎる 起田ねぐせstarstarstarstarstar野愛※ネタバレを含むクチコミです。相撲でも王道ど真ん中火ノ丸相撲 川田六文銭スポーツ、特にスポ根系の漫画って食指が動かなかったのですが、これは面白かった~。 なんとなく噂には聞いていた作品でしたが、予想以上に良かった。 低身長でも、横綱を目指す高校生・潮火ノ丸が主人公の話。 特に階級がない相撲の世界では体格がものをいうのだから、その道はどれだけ無謀で険しいかがわかります。 また最初は弱小高校から部員をあつめ仲間とともに優勝を目指す・・・といった、これもジャンプ三原則「努力」「友情」「勝利」に完全にのっとった王道ど真ん中。 でも、既視感が薄く、それ以上に相撲という競技そのものに興味がわいてくるから作者の底力に感服します。 国技であり、スポーツというよりも武芸的な意味合いもあるのでしょうが、主人公の相撲という競技に対する姿勢が美しいのも特徴。 可愛いヒロインがいるとかもないし、ふんどし一枚の純然たる男臭い漫画で、とにかく格好良くて熱くなります。 燃える漫画を読みたい方はぜひ、これをおすすめします。 読み進めるほどはまっていくと思う。テトテトテ 池谷理香子starstarstarstarstarPom トラックにはねられたと思ったら、拡声器が3人の目の前に。 毎日3人握手すれば、生きられる。簡単そうで初めて会ったばかりの人達。それは難しい。0時間際になると、拡声器が目の前に近付いてくるし、恐ろしや。 しかし控えめに言っても、読み応えあるし面白かった。 人付き合い苦手な子、社交的(に見える?)子、高校生の男の子。現実ではあり得ない出来事なのに読むほど引き込まれる〜どんな結末になるの〜 今のところ毎日握手出来てるけど、ここから話がもっと複雑化してくるとしたら、、人生、山あり谷あり。 どうなっていくのでしょう。ほんとだ!近すぎる!!それにしては近すぎる 起田ねぐせstarstarstarstarstarnyae※ネタバレを含むクチコミです。オリジナル動画は知らなかったけど、おもしろい。しれっとすげぇこと言ってるギャル。―私立パラの丸高校の日常― おつじ 松浦太一 松浦太一(Plott)starstarstarstarstar_borderゆゆゆギャルたちがすごく寛容で博識。 無敵かと思ったら、彼女たちも新しいファッションに挑んだときは周りの評価にドキドキするらしい。なぜかそれだけで、親近感を感じる。 光る能力の人だけ、世界に馴染めていない感がおもしろい。 むしろ周りの人はなぜギャルたちの話を盗み聞きしていないのか。 バ先の先輩が「バイト先の先輩」という意味だと理解するまで時間がかかった。若者言葉、むずかしい。 お残しは許しまへんで!お残し厳禁 tom等starstarstarstarstar_borderゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。芸術家の苦悩と悲しい現実個展 円満堂名無し※ネタバレを含むクチコミです。とにかく爽やか桂馬とペンギン 佐藤ショーキstarstarstarstarstar_border野愛爽やか〜!!眩しくてまっすぐな青春が描かれていていいですね。 補修を命じた先生が実はいいやつで「人に教えることで自分の欠点に気づく」「違う競技を通して勝利の方法を学ぶ」とかそういうことを教えたい故なんだ!!と感動してたらそんなことはなかった。先生は嫌な奴だけど、主人公とヒロインが素直でそれぞれの競技を愛していてまっすぐだから出来たことなんだな。 お互い高めあっていく青春もいいし、恋愛に発展するかも?な空気もいいし、とにかく爽やかで気持ちいい作品。 新しいけどちょっとニッチすぎるかしこい男は恋しかしない 凹沢みなみstarstarstarstarstar_borderさいろくギャグなんだけどちょっとツボがニッチすぎる気がする、でも斬新で目の付け所はとても面白いなと。 1冊読み終わって思ったのはギャグ漫画に特化してったらすごい事になりそうなポテンシャルはあるけど、今はちょっと自分にはまだ刺さらなかったなというところ。 期待値が高すぎたかもしれない><めちゃくちゃイイ女友達 椎彩人starstarstarstarstar_borderさいろくヤバい良かった。 ママも先生もオレナちゃんも良い。 やっぱ商業用の看板の下に出されているのは安定しているなぁと感心してしまった。 この続きも読みたいわぁすごくバランスいい良作少年マンガ幼稚園WARS 千葉侑生starstarstarstarstar_border宮っしぃ国の重鎮の子供たちが通う幼稚園は殺し屋などに狙われることが多々ある、そこの幼稚園の先生は特別な教諭で、元殺し屋・警官・詐欺師・運び屋などなど、多様な技能を持った元犯罪者の教諭が日夜子どもたちを守っている ヒロインのリタは伝説の殺し屋で、イケメンと付き合うという夢を日々思いながら敵の殺し屋たちをバッタバッタと倒していくなか、同じ教諭の詐欺師に恋しそうになったりと、ラブコメ要素も多分に入っている 少年マンガらしいバトル・アクションもしっかりあり、キャラクターたちもどれも特色あって面白い ジャンプ+でインディーズから本連載になった今作は今後にめっちゃ期待できる良作です! かなりオススメなので未読の方はぜひ! 『オナ禁エスパー』作者が描く王道バトルファンタジー #1巻応援アイアンファミリア 竜丸starstarstarstarstar_border兎来栄寿『オナ禁エスパー』で一躍名を馳せた竜丸さんの、待望の連載作品です。 人造人間であるホムンクルスが存在する世界を舞台に繰り広げられる、随所に王道少年マンガ感が溢れているダークファンタジーとなっています。 王道であるが故に展開には既視感を覚える方、特に第1話はプロットに『チェンソーマン』を感じる方は少なくないでしょう。しかし、そこは竜丸さん。徐々に独自の持ち味を発揮していきます。 特に1巻で見どころなのは、3話の「新人の通過儀礼」。主人公テツヲが新たな生活を始める拠点となる蜂須館において、自称「かしこくて知的で頭の良い十四歳」シローと自称「十三歳で館一番の美女」カレンが課すとんでもない対決です。ここに竜丸さん節極まれり。 蜂須館の主であり母性と底知れぬ強さを感じさせる蜂須さんや、自称蜂須館で一番キュートなホムンクルスことクレコさんなどのキャラもとても良いです。立っているキャラは続々出てきますし、それぞれの固有の能力に伴った掘り下げも楽しみです。 また、 「多勢に無勢 去勢のひとつでも張ってみろ」 や 「血飛沫に反吐と硝煙」 のような七五調が滲み出る独特のセリフのセンスも小気味いいです。 時折混じるギャグとシリアスの塩梅も良く、濃ゆいオリジナリティを上手く人口に膾炙するように落とし込んである作品となっています。純粋な尖った作家性を見たい方は『オナ禁エスパー 竜丸短編集』の方をお薦めしますが、王道少年マンガを好きな方にはこちらもお薦めです。ヒロアカに影響されてるのはよくわかったBLACK MILK 松井琳名無しカーチェイスから始まり、超能力を駆使した人助け、そして息をつかせぬ戦いへと展開。随所に「僕のヒーローアカデミア」の影響を感じるが19歳でこれだけのマンガが描けるのは凄い。マンハッタンという舞台もちょっと背伸びした感じはあるがそれも憧れがあっていいじゃない。<<1617181920>>
高梨みつば先生の新連載。 トラウマのせいで笑顔をつくれなくなったヒロインが、実はお金持ちの家の娘だった。 その家から派遣されてきたイケメンヒーローのミッションが、ヒロインを笑わせること……? という、よくあるシンデレラストーリーに、トラウマ解消というテーマを持たせてひねりを加えた作品。 地味な(実直な)ヒロインのキャラが丁寧に描かれていて好印象。